《 小石川植物園の春 》② 濃い赤紫の花で飾られた低木の木 ハナズオウ(花蘇芳) 小石川植物園の日本庭園から出入口に向かう途中で、遠くからでもこの花の存在がわかるほど艶やかです 春を飾る花として、人を惹きつけ、辺りを明るく染めています 花の由来は 花の色がマメ科の染料植物スオウで染めた蘇芳染(すおうぞめ)の汁の色に似ていることからつけられています (wikipedia) 地中海あたりが原産のセイヨウハナズオウは10mにもなる高木で、イスカリオテのユダが首を吊ったと言われることから、ユダの木と呼ばれています 園の木は、西洋ハナズオウとは異なります。 花言葉は 高貴・喜び・目覚め 豊かな生活 西洋ハナズオウには 裏切り・不信・疑惑

《 小石川植物園の春 》 菜種梅雨が終わり、久しぶりの快晴を迎えた一日を、小石川植物園で過ごしてきました 満開の桜だけでなく、様々の木々が出迎えてくれます 河岸に植えられた桜は、川の側には根を張ることができないので、大木になることはありませんが、小石川植物園は平地に間隔を開けて植樹されているので、高さも横への枝の伸び方も、比べものにならないほど大きく育っています☀️☺️ 台地・傾斜地・低地・泉水地などの地形を利用して、たくさんの植物が配置されています 日本で初めてできた近代植物園がこの小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)です 植物学の研究・教育を目的とする東京大学の附属施設なのです NHK朝ドラの「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者の牧野富太郎は、この地で研究を続けていました☺️ （5枚目の写真の建物は、旧東京医学校本館です) 歴史を紐解くと、1684年(貞享元年)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がその前身で、161,588㎡(48,880坪)の広大な面積を都心に残しています 一日で回り切ろうとせずに、数回に分けて楽しむのが良いなと感じました 地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩15分で着きます 店内での飲食は禁止されていないようですから、おむすびなど携帯していれば、ベンチで日本庭園や新緑の木々(大木が多です)を眺めながら、ゆっくりと楽しい時間を過ごせます☺️ 毎週月曜日は、休園となっています。ご注意ください。