影絵の世界 樹々が主役、雲が支えて 20190926 ※ みどりのまとめに詩を一章あげてます また、そちらもよろしくお願いします^_^ゞ

純白の世界 色に純がつくのは白だけか 意味通りの混じり気のない白は 自然界に存在しなくても、 松井山手 20171228

うす紫の世界 深夜であってもカメラには見える 20190927

青の世界 白夜の海辺にて アイスランド 20180625

詩のことを書くのは とても気恥ずかしい 何故なら、自分の作品が 詩と呼べるかどうか、 言い切るだけの図太さを 備えていないから 歌詞ならいくつか書いた 必要に迫られて 詩は、どんな必要があったのか 書くことに どのような意味があるのか まだ、深く理解できていない そこに原因があるのかも知れない 写真 20180615 詩集 「ここ数年のリアル」2006上梓より2 「第一日目」 過ぎ去って思い出そうとしても それは不可能に近い事 その時の濃やかな時間の流れの中での ひとつひとつのやりとりはすべて 過ぎ去って思い出したとしても それは真実に遠いもの 後付けでの修正された記憶の中での 創作物たるレプリカント けれどもその日のことは とてもくっきりと印象に残っていて 突然のことにしては意外なくらい 予感が、と言うより確信があった 暗がりの中では色彩は消滅する けれども強烈な光を浴びても やはり色彩は消滅するらしい 中庸しか捉えられないこの感覚 水平線はもとより地平線の一部分すら しばらく見ていない 目線すらあまり動いてもいない しかし根拠の無い確信が深まる時 動きが始まる カーテンの隙間は光の明滅を早め しだいに拡大する光とともに それはやって来た 驚く事も無く 冷静に受け止められたのは 心のどこかで 予想していた事だからかもしれない そしてお互いに 「やあ」 というしかない雰囲気の中 その作業が始まった ２００６、６、１５

夜の絵師の筆さばき 赤のあしらいが、 ひときわ冴えている JR守山駅前 20191021

真夜中に白い薔薇が 急に見たくなる贅沢 歳を重ねて得られる ささやかな 幸せの選択肢 ウメダマルビル前 20180228

月を追いかけるように 洛中の大通りから路地 路地から大通りを繰り返し 一里は歩いていた 遠い御先祖が 多分そうしていたように 西大路七条 20191015

少し雨が降ったあと 風がそよいでいる ロータリーは 車の行き交いが絶えないけれど どことなく静けさをたたえて じっと明日を待つ気に満ちていた JR南草津駅前 20191011

夜は夜で 草木は鮮やかに浮かぶ 20180410

年越しは家路に向かう途中 2018年を祝ってから、 すでに2年近くが経ち ゆっくり移ろいゆく日々は 相も変わらない光に満ちて お月さまと同じように 静かに照らし出されてゆく 20180101

大都市はもとより 地方都市でも、 クールな外観のお店が増えた 閉店後、シャッターを下ろさず ウインドー越しに植物をあしらって 前を通るたびに 少し気分がリッチになる気がする 入るでも、何かを買うでも無いのだが 近江八幡市 20191009

夜、仕事を終えて そそくさと駅へ ホームのベンチに座って 缶コーヒーを飲んでたら 並行する私鉄の電車が到着する ボーッと眺めながらも写真に収め 過去のアニメの 電車が出てくるシーンを 思い浮かべ 「どれも幻想的やったなあ」 と、想いをかさねる ところで、この絵 よく見ると手前も奥も 草や木が生えていた よくできたアニメは こういうところの描写が とてもうまい 近江八幡駅ホームから 20191009

夜空に月を見つける 賑やかな夜のはじまり ヒトも草木も、 それ以外のものたちも 20191006

そして今宵も 月を見あげる JR宇治駅前 20191005

深夜零時、白夜の中で 海辺に向かって歩いていた 太陽は、存在感によって 仄明るく世界を支えていた 想像力を超えた現実と向き合って ただただ、感じ入るしかなかった レイキャビク アイスランド 20180625

夜は夜で 味わいの色合い いつものように 撮った時には それを 意識していない 20171217

夜の灯り 浮かびあがり 舞うように 踊るように 歌うように 枝葉が、きらきら揺れた 南草津 20181002

かつてその森には 精霊達が棲んでいました かれらはお互い とても仲よく暮らしていました ところがある日、、 などと書くと 続きが気になるところだが、 物語はそれぞれの心の底の 記憶の中にちゃんとある 奈佐原バス停付近 20190927

この時期、 いつものバス停、 バスの来るほう、 視界の隅のほうに 赤い帯が流れる いつもは遠巻きに一瞥するのみ 今夜、最終バスを降りて 彼らのほうに足を向ける 自宅とは反対の方向に、 奈佐原バス停付近 20190927

みどりのトンネルをぬけて 階段をあがったさきに オレンジのあかりが灯る 文字だけで読んだなら 心温まる気持ちにさせるだろう 夜は、 いつも優しいとは限らない 闇が必ずしも 恐ろしいだけではないように 20190918

そらの姿は 時間を揺らして 見慣れた景色を 妖変させていた 20190918

夜空に流れる白い雲 意志を持つが如く くっきりと、明快に むかう 上の池公園 20190918

月 いつも、ありがとう みていてくれて 20190913