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京の都の一覧
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63
サタティ
あまりに 強すぎる陽光が 虹をみせる 京都市 20191209
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サタティ
月を見て、 すぐに枝葉を探すクセ JR向日町駅付近 20191203
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サタティ
ベンチ JR山崎駅 20191124
63
サタティ
京の寺院の前栽の光かがやき 六条河原町あたり 20191115
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サタティ
無人の公園 光があそぶ 六条河原町 20191115
50
サタティ
見上げる空はまぶしくて 烏丸三条 20191115
54
サタティ
交差点ごとに趣がかわる これも昨日の四条の街角 地域の方々の愛と誇りを 植物たちも、光をうけて 少し誇らしげにも見えた 20191111
46
サタティ
街角を彩る花々 菊の季節なのか 白がうるわしい 四条西院 20191111
53
サタティ
黄昏のひかり 20191109
55
サタティ
夕暮れ時のスケッチ 20191109
52
サタティ
すこし時間に余裕があると 目的地の一つ手前で降りてしまう 今日はその癖が幸いしたようだ またとない夕日に出会えた 初めて降りた場所で 京都府宇治市 京阪三室戸駅付近 莵道稚郎皇子墳墓 20191109
55
サタティ
穏やかな時間帯 多くの観光客の動きも すこしゆるやかに感じる 横目に見ながら、 次の仕事場へ 四条河原町 20191109
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サタティ
ラグビーでみた 何本かのオフロードパス つなぐ美しさ気高さ 咲いて枯れて種を残し、 つなぐ美しさに思い至る 四条西院駅付近 20191105
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サタティ
月日が百代の過客で、 行き交う年も旅人ならば どこからどこに行こうが 乗り合わせた列車次第 なのかも知れない 京都市 20191020 詩集 「ここ数年のリアル」2006上梓より7 六日目 奇跡はこの世にあるのだろうか 答えは簡単 無数に存在する 少なくとも自分をとりまく かつてと今と未来に 数え切れぬくらいに 当たり前すぎて気付かない事 ちょうど空気や水や陽光のように 日ごろ意識する事も無いもの それら一つでも失った時の事を 想像してみる おそらく耐えられはすまい 衝撃が走るその前に どれだけシミュレーションしても 耐性があがるとは思えない 心の準備、否 何度も死線を超えたのは 無心の前進から 捨てる事も拾う事も 同義語に近く そのどちらでもない選択肢を選ぼう 今、まだ生き続けている間を 奇跡の瞬間の連続を 縫うようにして奔る まもなく次の世界が見える 新しい世界 新しい奇跡 いよいよ もうすぐに 2006、6,20
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サタティ
文章化によっては 新たに自分の内面が分かるらしい たしかにそういう面も あると思う 四条西院 20181219 詩集 「ここ数年のリアル」2006上梓より5 四日目 視覚による記憶・聴覚の記憶 味覚による記憶・触覚の記憶 そして嗅覚による記憶 感覚機能は何を伝え何を指し示すのかはおいても 「とりわけ嗅覚記憶、におい・香りの記憶はいつまでも残るものである」 と、ある本で学者が唱えた 197X年 夏 極東の大都市のターミナル駅 最大不快指数とともに人ごみを泳ぐようにすり抜けていた時、 その時、確かに海の匂いがしてビルに区切られた空を見上げた その感覚は未だに体の中のどこかに消去されずに残った 一つのメモリーデータ 懸命にバックアップを取ろうとしても 膨大な新着情報にかき消されていく数多のメモリーたちを尻目に鮮明に保存されている そしてまた別の時 隣にいた(はずの)おまえの横顔すら思い浮かべ辛いのに 浮遊する微かな薔薇に似た香りは やはり鮮明に記憶と胸を焦がす 2006、6,18
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サタティ
以前、詩人になりたい 詩人として死にたいと 願った時期がある その時には何も書きはしなかったが その10年ほど前に一度 詩集をまとめていた 最近、「見たい!」とのリクエストが フォロワーさんの投稿にあり、 表現方法を考えていた こんな時代 なんだってアリ で、 ここに小出しにすることにした笑笑 返信コメント欄に一編ずつ ※と書いたけれど、返信増えたら見にくいので、長くなりますがここに貼ります もちろん 興味を持った方限定の インディーズ状態 詩はその詩集のラスト近くから始めてみる 写真はそれに因んだ内容や日付から 写真四条西院 20180614 詩集 「ここ数年のリアル」2006上梓より 「その前夜」 寝つきは悪い方じゃなかった 何年か前までは 疲れててもあまり疲れて無くても ワン・ツー・スリーで はいさよなら! 気がつけば起きている 何時でも何時までも こてこてに疲れ果てて それでも得体の知れないものを抱えて カーテンの合わせ目が少し開いている ちらちらと夜の明かりが明滅する 換気扇の低いうなりと 遠くのクラクションの断続 一年が速く過ぎるようになってから一体どれぐらいの年数を経たのだろう このままなら確実にイケそうなくらいやばい速度に感じる 疲れがすぐに現れなくなったりなかなか消えなくなったり 変に納得できる変化が緩やかに周りから囲い込む 夢をなくしたわけじゃない 夢を見たいわけでもない 夢見心地で暮らしていても 根っこの部分はうつつと地続き 似たような無為を重ねても 一つ一つ違う意味を見出し きちんと棚に整理して 前進の錯覚に自分を鼓舞する 今、時機(とき)は臨界目指し 確実に刻まれている その「X」が 見えるところまで そして その物語は再び始まろうとしていた 続く 「SONOZENYA」 HIMURO、TAKATSUKI Jun.14th '06
55
サタティ
月を追いかけるように 洛中の大通りから路地 路地から大通りを繰り返し 一里は歩いていた 遠い御先祖が 多分そうしていたように 西大路七条 20191015
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サタティ
足もとの静かな美しさ 二枚目は、色が増える 四条西院駅付近 20191008
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サタティ
空模様はすぐれないけれども 足もとは、シンプルに美しい 四条西院駅付近 20191008
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サタティ
そして今宵も 月を見あげる JR宇治駅前 20191005
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サタティ
宇治の河原で 見かけた花と 見惚れた夕陽 いっとき放心 宇治市 20190928
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サタティ
3年ぶりに訪れる かつて所属した場所 夕陽に惹かれて、 それまで 足を踏み入れたことのない 踏み切りの反対側に出た 分かれ道、戻り道、回り道 道にまつわる数々の言い草 それよりも、 ただ歩き続けることに 懸命で、振り返りもしない 宇治市 20190928
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サタティ
季節を超えて いま見たいものを 取り出してくる この黄色 背景の空と雲が 引き出しているように 思えてならない 四条西院 20190220
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サタティ
ときおり、 何が撮りたかったのか 後で見た時はもちろん、 その時も わかっていなかったりする 特に京都洛中に 観光気分で うろつく時など 無防備なだけに、 連作 自転車を巡る随想 ⑨ 烏丸御池 京都市 20171130
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