今回訪問した南インドのケララ州コチの街には大きな木がいっぱいあります。Rain Treeというそうです。以下引用 レインツリー（Rain Tree, Samanea saman）は、インドのコーチ（Kochi）地域を含む熱帯地域でよく見られる巨大な木です。 レインツリーの特徴 • 大きさ：高さ15～25m、樹冠（枝と葉が作る部分）の直径は30m以上にも成長し、広い日陰を作るのが特徴です。 • 葉：昼間は開き、夜や雨が降ると閉じる性質があります。このため、「レインツリー（雨の木）」という名前が付けられました。 • 花：ピンク色の小さな花が傘のように咲き、香りが良いため、ハチやチョウを引き寄せます。 • 実：マメ科の植物なので、細長いさや状の実をつけます。甘みがあり、動物たちが好んで食べます。 • 機能：日陰を広く提供し、大気の浄化能力が高いため、都市や公園で人気のある街路樹です。 コーチのレインツリー インドのコーチは暑く湿度が高いため、日陰がとても重要な地域です。コーチ市内には古いレインツリーが多く見られ、特に沿岸地域や公園、大学のキャンパスなどでよく育っています。その広い日陰は人々の憩いの場として利用され、都市の景観を美しくしています。 レインツリーは単なる木ではなく、長年にわたり人々に涼しい日陰を提供し、自然と共存する重要な役割を果たしてきました。 ゆったりした、自然と共存する南インドを象徴しているようです。 2025年2月3日