ユズリハ(譲葉) ユズリハ科　同属 いつも通ってる道にこの木がある事に気づきました 福島県の以西の本州、四国、九州、沖縄に分布の常緑樹🌲 低山の入り口付近に自生のもので高さは10m以上 世代交代の木、子孫繁栄の木と言われ、5月頃に若葉が出始めて、9月頃に若葉が出揃った頃に、古い葉がまとめて枯れる 雌雄異株で、花が咲くまでどちらか分かりません 花期は5〜6月　果期は10〜12月 1️⃣葉から伸びている葉柄が赤くなっていたので分かりました 2️⃣葉柄の中心の冬芽(頂芽) 3️⃣葉は光沢があり、革のような質感で分厚く、垂れ下がっています この葉の大きさ長さ19cm、幅8cm ユズリハの葉は長さ20cm幅8cm ヒメユズリハの葉は長さ12cm幅5cmくらい 先に見た事のあるヒメユズリハと似ていますが、葉の大きさに違いがあります 4️⃣冬芽と葉痕 ヒメユズリハと似ているお顔ですが、そちらのは冬芽近くにあり赤くて可愛く見えます 5️⃣ユズリハの木 樹皮は灰褐色で滑らか 白い皮目(ヒモク)が目立つ ヒモクとは表面のコルク質を破って出来た穴で割れ目状に見える構造 気孔の代わりに空気を流通させる 若い緑の枝にも楕円の皮目(ヒモク)が少しあります ユズリハの木を見つけたので、今度は花、果実(雌株なら)、世代交代の瞬間を見届けたいと思います ヒメユズリハは1/18に投稿をしたので、ご覧になりたい方はどうぞ！

ヒメユズリハ(姫譲葉) ユズリハ科　同属 海岸付近に多く、トベラやウバメガシと共に海岸林の重要な構成樹種である 和名はユズリハより葉が小さい事による 名前の由来　ユズリハは枝先で若葉が一斉に開くと、まるで席を譲るかのように古い葉が落葉することからこの名がある 神事や豊作祈願、また西日本では正月飾りとして使われる縁起の良い木 1️⃣葉柄は赤く、葉は垂れ下がらず上向き又は真っ直ぐに生える(ユズリハよりも) 2️⃣冬芽と葉痕 上に頂芽(葉柄が変化した芽鱗に包まれている) 頂芽の近くの葉腋にある小さな芽は花芽 王冠の可愛い子 3️⃣赤い帽子の可愛い子 維管束痕は３個、葉痕は扁平型 4️⃣枝にお顔が沢山 5️⃣木の様子 🌿ヒメユズリハの表示があったので分かりましたが、ユズリハとの違いがあります ヒメユズリハ　葉の長さは最大15cm、幅5cm ユズリハ　20cm✖️7cm 実の付き方はヒメユズリハは垂れない、ユズリハは垂れる たまたまヒメユズリハに出会い、赤くて可愛い冬芽と葉痕を見つけ、私が出会った冬芽葉痕の中で1番可愛いものとなりました❣️