年末に　「大晦日は、水の流れが滝になる瞬間のように感じる」と書いた。 そう書きっ放して、ふと、じゃあ正月は滝壺か… というイメージが湧き、それに囚われている。 正月を迎えるにあたり、数々のハードル、苦難を乗り越えなければならない。 通常業務を一旦片付け、大掃除　年賀状書き　食料の備蓄　おせちの予約　クリスマスの飾り付け片付け　御歳暮　墓掃除　 お年玉はピン札じゃないといけないのか　 既婚者ならどっちの実家へいつ何泊して　 長男の嫁なら半泣きで小姑家族を食わせる準備　 お土産　着るもの　子供の受験　洗車etsetoraetsetora… そして滝壺どーーーーん 今日はもう3日　　滝壺から這い上がり、 ワンコのようにブルブルブルッとやって 明日からはまた普通に生きていきましょう。

ブラックベリーの葉がいい感じのサビ色になった。 裏の山は白いけど、里は雨が降っている。 今日は終わりの日。明日は始まりの日。 終わるだけの日… 水の流れが滝になる瞬間　みたいに感じるけど 同じ冬の1日なのだ。 でも　「良いお年を」と言い合うのは好きだ。 優しく労る言葉であり、自己責任を促す言葉でもある。 もっと言うと、突き放す言葉でもある。 甘えんぼうの私は　お正月があまり好きではないのかもしれない。 では皆さん、良いお年をお迎え下さい。