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ヘレニウム(団子菊)の一覧

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まあみ
【団子菊】】《キク科》 花言葉 「涙」「上機嫌 別名 ヘレニウム 属名の学名「Helenium(ヘレニウム)」は、ギリシア神話におけるスパルタ王メネラーオスの妻ヘレネー(Helen of Troy)の名前にちなむといわれます。 和名の「団子菊(ダンゴギク)」は、花の中心部がだんごのように丸く盛り上がっていることにちなみます。 英語では「Helenium」や「Sneezeweed」などと呼ばれます。「Sneezeweed(くしゃみ草)」の名前は、ネイティブアメリカンが乾燥させた葉を嗅ぎタバコにして、くしゃみで悪霊を追い出す儀式に用いていたとされることに由来するといわれます。 属名の由来となったギリシア神話に登場するヘレネーは、パリスの審判(以下参照)で「世界一の美女」とされ、トロイア戦争の引き金となりました。「涙」の花言葉は、ヘレネーの涙が落ちた地面からこの花が咲いたという伝説に由来するといわれます。 パリスの審判(ギリシア神話) ある結婚式にすべての神が招待されましたが、不和と争いの女神エリスだけは招かれませんでした。 怒ったエリスは宴席に乗り込み「最も美しい女神にあたえる」として黄金のリンゴを投げ入れました。 するとこのリンゴをめぐって自分が最も美しいと信じていたヘラ(神々の王ゼウスの妻)、アテナ(戦いと知恵の女神)、アプロディーテー(愛と美の女神)の三女神が争いました。 困ったゼウスは、羊飼いの美少年パリス(イリオス王の息子)に判定させることにしました。そこでパリスを買収するため、ヘラは「力と富」を与えるといい、アテナは「戦いにおける勝利」を約束し、アプロディーテーは「世界一の美女」を与えるといいました。 パリスは「世界一の美女」を選び、アプロディーテーに黄金のリンゴを与えました。しかし「世界一の美女」はスパルタ王メネラーオスの妻ヘレネーのことで、これがイリオス攻め(トロイア戦争)の原因となりました。
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