こんばんは　 風の気持ちの良い一日でした ちょっと異色の投稿になりますが、多分これきりなのでご容赦を。。 　写真は古い建物跡に残された豆タイル、、地元の街には遊郭がありました。今も少し建物が残っていて、住居として使われています。　 　推定、大正～昭和の頃の伎楼建築、どの建物も玄関回りやたたきはタイル貼り、欄間があり、ステンドグラスがあり、格子窓があり、往時の華やかさをしのばせます。遊郭はもはや存在しませんが、時が止まったかのようなたたずまいの街並み。 町の正史にもわずかに書き留められるのみ、、ノスタルジーだけで片付けられない歴史があるのは十分承知ではありますけれど、映画のロケにも使われたこの伎楼建築の街並みを保存しようという動きは全くないので、あと数年すれば、ほとんどなくなっていくと思われます。　 ただただ、故郷にある、それだけの理由、毎日それと知らずに通った通学路、その頃にはなんの興味もなかった建物や跡に残るタイルが心に沁みるのは、やっぱり歳のせいかしら。 わずかに残るタイルもやがて緑におおわれて静かな眠りにつくのでしょう。