【花華シリーズ:クズの花】 ♧クズ:葛の花;Kudzu flower 📝秋の七草の一種「葛の花」 《一九献上》 「風流れ 葛花立ちて ゆらゆらり」 @訳意;When a gentle breeze blew, the kudzu flowers rose up and began to sway and dance. ;そよ風が吹くと、葛の花が立ち上がり、揺れながら踊り始めました。 ✍️Works:Poetaster Kazyan //筍歌人;藪中和堂 【豆知識】 📝葛;クズとは、全国に生息するマメ科の「つる性植物」です。 くず餅やクズ湯など食品としも知名度がある葛;クズですが、ハーブティーとしても親しみがあり、葛根湯などの漢方製剤としても利用されてきました。 中国では二日酔いにも効果があるとして利用されております。 根っこの芋はとても大きく育って、巨大なサツマイモみたいで、非常に硬いので、これを砕いて出てきた汁を濾して乾かすと片栗粉の塊みたいになります。 🗒️直前に投稿した「ホドイモ」もこちらの「クズ」も花も芋も漢方的な栄養効果が期待されて、薬膳などにも応用されていますデスら😺 秋の七草の１つに数えられる葛は、9月ごろに花を咲かせます。 葛の花は繁殖力も強く、花言葉は「芯の強さ」を意味するとか。 花言葉が示すとおり、葛の花から抽出されるエキスには、多くの健康効果が確認されています。 📝近年、葛の花の有用性が科学的に証明され、お酒を飲んだ際の『血中中性脂肪の上昇を抑える作用』や『血糖値の上昇を抑える作用』などが報告されています。 これらの作用は葛の花に含まれる「イソフラボン類」や「トリプトファン誘導体」「サポニン類」が関与していることが分かってきました。 🗒️葛の花に含まれるイソフラボンの効果 「イソフラボン」とは「フラボノイド」とも言われる天然に存在する有機化合物群の一種です。 具体的には植物などに含まれる苦味や色素の成分を指します。 そして、葛の花に含まれるイソフラボンには驚くべき肥満防止効果が発見されました。 ❑脂肪の合成を抑制する 人はカロリーを摂取しすぎると肝臓の働きにより余ったエネルギーから「中性脂肪」を作り出し血液中に放出しますが、葛の花に含まれるイソフラボン（テクトリゲニン類）を摂取する事で、肝臓が中性脂肪を作り出す事を抑えてくれます。 ❑脂肪の分解をサポート 体の中に存在し脂肪を作り出す細胞に「白色脂肪細胞」という細胞があります、白色でイクラの卵のような細胞です。 この白色脂肪細胞は、血液中にある中性脂肪を取り込んで自ら肥大化します。この肥大化した白色脂肪細胞がいわゆる皮下脂肪・内臓脂肪というものです。 脂肪は大きくわけると、内臓に出来る内臓脂肪と、皮膚の下に出来る皮下脂肪に分かれますが、葛の花に含まれるイソフラボンは、白色脂肪細胞が取り込んだ脂肪を分解する働きがあります。 具体的には、白色脂肪細胞が溜め込んだ脂肪は、遊離脂肪酸とグリセロールという形に分解されエネルギーとして使われます。 Artistic:Kudzu flower//Kazyan’s Collection October 26,2024:past 16:00’;upload by Kazyan’s Green Studio