１　アイコ美容室へようこそ。 こないだ横浜で思い出した、雨宮くんの話を書く、、、 👸ｷｬｰ‼️自伝・外伝　〜雨宮くんのお姉ちゃんプレゼンツ・地獄のイントロクイズ‼️　の巻き〜 雨宮くんはパッとしない子だった。運動もダメ、勉強はそこそこ、なにより薄い、影が。 それでも家が近かったから、みんなでよく遊びに行った。ボール遊びでもオセロでも、勝つのはいつも当たり前のようにボクらなので、手堅く優越感に浸れるシェルターといったところ、安心しきっていた、、、 がっ‼️　その日はたまたま雨宮くんのお姉ちゃんがいたのだ‼️　そして、、、頼んでもいないのに、ボクらの遊びに割り込んできたのだ、、、ｼﾞｮﾊﾞｰ 　 ボクらは知る。雨宮くんの薄さの秘密を。このキャラの濃すぎる姉ちゃんが、吸い取っていたのだ、雨宮くんの分を‼️ じゃ、いまからイントロクイズやるよ。って。自慢のオルガンにスタンバって、有無を言わさずボクらをその前に正座させ、、、 能面のような表情から繰り出すエキセントリックなファンキーグルーブ、、、ブス丸だし、、、そしてなんの曲だかさっぱりわかんねー、、、 のに‼️ 雨宮くんがぜんぶ即答‼️ オマエらいつも家族でやってんだろ‼️‼️　なにこの出来レース‼️‼️‼️ 正解すると、頭からまた弾くんだけど、ぜんぜんそう聴こえねーんですけど、、、ﾋﾟﾝｸﾚﾃｨｰってそんなんだった❓、、、ぽか〜ん、、、な魅惑の３０分‼️‼️‼️ その日初めて、雨宮くんに負けたけど、、、ぜんぜん悔しくなかったし、、、ぜんぜん楽しくもなかった。 それからはお姉ちゃんがいる日はいつも、イントロクイズをやらされるので、次第に雨宮くんちから足が、遠ざかっていったのでした、、、