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阿南田零
昨年咲いた蘭で一番のお気に入りがアナンダレイ、一番面白かったのがアルトフォゲリー、ですが、昨年一番嬉しかったのはこちらになります。 ミヤマムギラン Bulbophyllum japonicum 昨年7月15日、4年ぶりの開花でした。 昔、バルボをやたらと買い漁っていた時期におまけでもらって、その後2~3年は毎年咲いていたのですが、その頃の植え方や冬越しのさせかたが不味かったらしく、年々株が小さくなって、ある年とうとう咲かなくなりました。 その後、植え方を変えたり、冬の管理を変えたりして少しずつ復活し、一昨年には再び花芽が付いたのですが、蕾が膨らんだところでナメクジに舐められて開花は見れませんでした。 という長い道のりがあったので、喜びもひとしおでした。 ミヤマムギランは小さいながらも、花色に様々な変異がありますが、うちの花は、ピンクで先端にいくに従いオレンジ色になっていく、まあ、一番ありがちな花色です。 昨年は完全に開花する前に撮ったので、全体が赤紫のこんな色での撮影となりました。完全開花後にもう一度撮ろうと思っていたのに、撮り忘れました。
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阿南田零
Bulbophyllum Daisy Chain 'Love Me' 昨年の7月25日撮影。 その前の開花は2017年の11月なのでGS では初お目見えです。 にもかかわらず、8月末から突如調子を崩し、新芽からどんどん腐れが遡って、今では1バルブを残すのみとなってしまいました。残ったバルブに芽原基が残ってなければ枯れ逝くのを眺めるのみですね😭 Bulbophyllum Daisy Chain はBulbophyllum makoyanumと Bulbophyllum cumingiiの交配種で、 'Love Me'という個体がつとに有名です(というか、それ以外に銘のある個体がほぼない気がする)。
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阿南田零
バルボフィラム ロビー Bulbophyllum lobbii 一昨年のポストを見てもらってもわかりますが、うちには 'Kathy's Gold'という銘のある、大株のロビーとその分け株数株があって、毎年たくさんの花をつけてくれるのですが、2018~2019シーズンに冬越しを失敗しまして(というか、ほぼ日照不足のせいで)、著しく株を痛めたので開花が見られませんでした。 で、昨年咲いた唯一のバルボフィラム ロビーがこちらです。こちらの株は置場所が比較的ましだったのか、傷みが少なく一輪だけ咲いてくれました。開花は8月初旬で、撮影は8月4日でした。 無銘で、かつ 'Kathy's Gold'より常に花色が濃いめに咲きますが、並べてみないとわからない程度の違いしかありません。
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yoshi
「世界らん展2020」より ① 数日間こんな感じが続きます…💦 お付き合いください😆💧
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阿南田零
そして再び昨年のストックフォトに戻りますが、先日メデューサエをポストしたときに、『シウラムだと思って育ててたらヴァギナタムだった』として名前を出した、 バルボフィラム ヴァギナタム(Bulbophyllum vaginatum)です。 タイ、マレーシア、インドネシアの低地、マングローブのような湿地林に自生し、高湿度を好みます。 8月下旬に咲いたのですが、ずっとシウラムだと思って「シウラムってば高湿度が好きなんだよね~」と、普段は冬場の風避けに使ってる箱に水撒いて閉じ込めておいたら、たまたま栽培環境が気に入ったんでしょう、咲いてました。 なので、花芽が出たのも、蕾が膨らみ行くのも見てません😢今年も上手く育って咲いてくれるといいんですが。 ちなみにヴァギナタムそっくりで、花も葉もすべて小さめのバルボフィラム カウダタム(Bulbophyllum caudatum)というものもあって、今のところどちらか分からないんですが、カウダタムはヴァギナタムのシノニムにされることもあるので、現状ヴァギナタムとしておきます。
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阿南田零
先日から蘭のフォトコンに便乗して、昨年撮りっぱなしでここに載せてなかった蘭を連投してますが、こちらは撮って出し、昨夜開花が始まったばかりのピチピチです。 バルボフィラム ルフィラブルム Bulbophyllum rufilabrum タイ、ミャンマー、ラオスとインドの標高500m前後に分布する小型バルボです。📷だとサイズ感が分かりにくいですが、この花で花序部分の長さが3~4cm(咲き始めなのでもう少し伸びるかも)、花一つが約5mmしかありません。花が穂状に咲くバルボとしては最小の部類です。 数年前にBulb. sp. として購入。葉の質感やサイズからパルダロタム(Bulbophyllum pardalotum)によく似てるなと思って買ったのですが、全く別物でした。 2シーズン前辺りから毎年花芽が出ていたんですが、いつも途中でしけてしまって、今季やっと開花まで漕ぎ着けました。 栽培自体は比較的容易みたいで、木付け・ヘゴ付けなどで、春~秋は木漏れ日程度の木陰に吊るしておけば順調に育ちます。冬も10℃あれば問題なく越冬します。 何季も花芽がしけてたのは、もう少し温度が必要(13℃くらい?)だったのかもしれませんが、たぶん湿度の不足が原因だと思います。
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阿南田零
昨年咲いた中で一番お気に入りがアナンダレイなら、一番面白かったのがこれですね。昨年10月8日頃と10月23日頃の2度咲いてます。 Bulbophyllum. sp.で買って、3年くらいで開花に至ったので、うちの環境が合ったのか、強健なのかうちに来たバルボとしては極めて順調ですね。しかもバルブ4つで花芽が3つ、それぞれの花芽に2輪ずつ咲くという花付きの良さ。 咲き始めはバルボ類に有りがちな腐敗臭というか魚介臭(具体的には湿気た煮干しやスルメのような臭い)だったのが、日が経つにつれ、フルーツ香が混じり始め、最終的にはロウバイの花と桃を合わせた様な香りになって終わるという変化が有りました。一体誰が花粉媒介してるんでしょうか? ちなみにこの株はボルネオ/カリマンタン島産だということだったので、このバルボの正体は Bulbophyllum artvogelii バルボフィラム アートヴォゲリー(アルトウォゲリー?、アルトフォゲリー?)のようです。2015年に記載されたばかりの新しい種です。 ちなみにマレー半島産だったら Bulbophyllum variabile バルボフィラム ヴァリアビレと判定してたでしょう。恐らくこの2種は同種で、最終的にはアートヴォゲリーはヴァリアブレのシノニムになるんじゃないかと思います。
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阿南田零
先日ボストしたアナンダレイの昨年の5回の開花記録です。3鉢が代わる代わる咲いたのですが、左上から順に 1. 7月22日 鉢No.1 一昨年咲いた鉢と同じ鉢です。ストライプがなく花全体に小さな赤いドットが散りばめられています。花茎は長く下垂します。 2. 8月14日 鉢No. 2 花茎が長く下垂するところはNo.1と似ていますが、ストライプがあります。リップ以外は赤い色素がほぼなく、ストライプも色味が抜けている感じです。 3. 9月18日 鉢No. 3 先日ボストしたのと同じ株ですが1回目は9月に咲きました。ドット、ストライプ共にあり、赤い色素が鮮やかです。花茎が太短くあまり下垂しません。 4. 10月14日 鉢No.1の2回目の開花です。1回目、一昨年と同じタイプの花が咲きました。 5. 11月1日 先日ボストした鉢No. 3の咲き始め頃です。9月18日と同じく、花茎が太短く、赤いドットとストライプの明瞭な花です。 それぞれの鉢内では同じ様な花が咲くので、開花毎に特徴の違う花が咲くわけでは無さそうです。とすると株分けする前から複数個体が一鉢に入っていたということになりそうです。 元は小さなバルブ6~7つの小苗だったんですが、その中に少なくとも3個体もひとまとめになっているってどんな状況でしょう?無菌播種実生苗だったのか、業者さんなどが植替えた際に出た千切れバルブ、くずバルブの寄せ集め苗だったのか? どちらにしても福袋的でお得な気がしてるのは変でしょうか😅
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阿南田零
これが昨年咲いた蘭の花で一番のお気に入り。昨年11月初旬の撮影。 バルボフィラム アナンダレイ Bulbophyllum annandalei 長年咲きもせず株ばっかり大きくなったので、三つに株分けしたのが一昨年の春。そうしたらその年の秋、11月に初花(ポスト済み)が咲きました。 株分けが何かの刺激になって咲いたのかもしれない、翌年はどうなるだろうと思っていたら、7月から3鉢が代わる代わる花芽を出し、計5回開花がありました。で、昨年一番最後の開花がこの📷です。 実は昨年の5回の開花では、とても面白いことが起きていたのですが、それはまた別の機会に。もしかしたら気が付く方もいるでしょうか。
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阿南田零
うっかり干からびる寸前で持ち直して咲かせたので花びらはヨレヨレだし、おかしな光の中で撮ったのでおかしな色ですが、昨季も登場したバルボフィラム レピダムです。 今季は年の瀬に咲きました。僅か1週間で散りましたが。 バルボフィラム レピダム Bulbophyllum lepidum これはボルネオ/カリマンタン島産の個体ですが、東南アジア大陸部にも広く分布します。 最近では学術的にはレビダムはバルボフィラム フラベルム-ベネリス(Bulbophyllum flabellum-veneris)の同物異名とするのが趨勢のようですが、育種的には別物として取り扱われていたり、形態的に同一種としていいのか不確かな点があるようです。ちなみにうちの個体はレビダムの形態的特徴がハッキリしていますのでレピダムとしています。 夏場の生育はは旺盛で、成長も早いので、温室とかなら割りと栽培容易な種だと思いますが、温度変化に敏感なところがあり、やや曲者です。
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阿南田零
蘭のフォトコンやってるみたいなので昨年~今まで撮ったけど出してなかったノヲまとめ出しします。 GS登場3シーズン目のバルボフィラム ロビー亜種シアメンセ。昨シーズンは5輪も咲いて、その後ひどく消耗してましたが、今季も12月頃から3輪咲きました。 自然光下で見ると薄いピンクのグラデーションが入っていますが、暗がりでフラッシュ使用で撮影するとこんなレモンイエローに写りました。
45
阿南田零
冬場のラックに押し込められた時期に咲くので(しかも花芽が細くて、それとは気づかず気根と見間違えてたりして)、いつの間にか咲いてて花が終わってたりするかわいそうな子。 昨年は夏の管理が不十分だったせいで花芽は多分これひとつ。しかもちっちゃい!でも、タイミングよく咲き始めに気がついてお披露目となりました。 バルボフィラム マキシラレ Bulbophyllum maxillare フィリピン、ボルネオ/カリマンタン、マレー半島~オーストラリアの熱帯アジアに広く分布する。 ずっとバルボフィラム ブルメイで覚えていて、つい最近までその名で呼んでたし、一般的にもブルメイという名が浸透してるかと思いますが、最近上記の名前に変わってたみたいですね。 なんでも、ブルメイという名は命名の際に不手際というか、ルール違反があったらしく、学名としては失格名ということらしいです。 寒さにあまり強くなく、この個体はうちでは2代目ですが、初代は一晩で真っ黒になって枯れました。 広域分布種で地域変異もある種なので、ある程度の寒さに強い系統もあるのかもしれませんが、あの枯れ方がトラウマになって、かなり過保護に育ててます。そのせいか、株だけはどんどん大きくなります。元々夏場の生育は旺盛な種ですね。
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阿南田零
10年は経ってないと思うけど、そこそこ昔に、小さなバルブ2~3個の小苗を買いまして、ほぼ1年に1バルブしか出ないし、数年おきに1バルブ枯れるので、中々大きくならず、花も付かなかったバルボフィラム ヴァギナタム(Bulbophyllum vaginatum)。 昨シーズンやっと蕾が上がり、花が拝めると思ったら、咲く寸前でしけてしまった。 今シーズンも昨年11月の頭に花芽がついたけど、その後、今年の1月末まで全く動きがなかったので、今回もダメかとすっかり諦めていたら、気がつかないうちに花茎が延びていて、あれよあれよという間に咲いちゃいました。 って、これってヴァギナタムじゃなくてメデューサエじゃないですか❗ちゃんとBulb. vaginatumってラベルもついてる苗だったのに‼️ てな訳で、長年ヴァギナタムだと思って育てて来た蘭はバルボフィラム メデューサエでした。 バルボフィラム メデューサエ Bulbophyllum medusae マレー半島、タイ、ボルネオ島、小スンダ列島、スマトラ島に分布、海抜約0~400mの熱帯雨林に自生する。 ちなみに、じゃあ、ヴァギナタムは見れなかったかと云うと実は見れてまして。 というのも、これまた手持ちの株のうちバルボフィラム シウラム(Bulbophyllum thiurum)というラベルのついた株が、昨夏知らないうちに咲いてまして、その花がシウラムではなくヴァギナタムだったという、ヴァギナタムの開花を期待してたらメデューサエだったのと逆で、ヴァギナタムだと思いもしてなかったら、ヴァギナタムに出会ってしまったという落ちでした。 そのヴァギナタムの花はまた別の機会に。
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阿南田零
シンビジウムの花の大きさ比較 左の黄色いのは、うちではお馴染みのハッピーフロラ‘ゴールデンアロー’。 クリスマス ビューティーの花のでかい❗ 2023.01.22 追記:クリスマスビューティーだと思ってたのは、どうやらメロディーフェアだったらしい。 シンビジウム メロディーフェア Cymbidium Melody Fair, J. Miura 1973年登録
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ソメ
今年も咲いてくれました。花芽があと4つ有るので、それも楽しみです。 バルボフィラム(マメヅタラン属)は、 熱帯アジアを中心に、多数の種類を含むグループです。世界には1000種以上、日本には6種が分布しています。
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sorahaku
Bulbophyllum moniliforme バルボフラム モニリフォルメ 🌱ちっちゃい葉っぱみたいのがピョコピョコ 成長の仕方がイマイチわからない σ( ̄∇ ̄;) 今成長期であることは間違いない。
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がっきー
バルボフィラム・モニリフォルメ
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阿南田零
バルボフィラム ロビー (亜種)シアメンセ Bulbophyllum lobbii ssp. siamense ラン科バルボフィラム属(マメヅタラン属) 昨年の10月下旬に室内に取り込んだ筒栽培のシアメンセは年末~年始に咲きました。 取り込み忘れて、11月末まで屋外に放置してた鉢植え(ザル植え)の方は先週やっと開花しました。やっととは言うものの、ほぼ昨シーズンと同時期です。 取り込みが一ヶ月遅いと開花が三ヶ月以上遅れるという……。まあ、取り込み時期だけじゃなくて、乾燥具合とかも影響してるとは思いますが。
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阿南田零
外の花にばかり現を抜かしていたら、室内の方のアンブロシアが何気に咲き始めていた。去年より1ヶ月近く早い。 で、北側の加温なしの部屋とはいえ、屋外よりは暖かいので代謝は進みバルブにシワが寄るので、花芽にかからないよう時々水はやってたのだけど、やっぱり湿気た蕾も出来てた。 屋外放置組は、ようやく少し花芽が伸びて、先端に蕾と思われる膨らみがわずかに見える程度。バルブにシワもないし、順調そのもの。やっぱりアンブロシアはうちでは屋外放置が良さそう。
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はせっち
だいぶ芽が出てきました。
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kacgy
道の駅、変わった着生ランを見つけました。 でも帰って調べると、育成が難しい野生ランの様でした😅 頑張って花を咲かそう。 ・マメツダラン ・フウラン? ・セッコク?
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ソメ
ムギラン Bulbophyllum inconspicuum 日本ではマメヅタラン属と言いますが、 ランの愛好家は属名をそのまま読み バルボフィラムというのが一般的です。 このムギランは、日本に自生するバルボフィラムで、かなり小さなランです。 名前の由来は、連なるバルブがムギを連想させるからですが、まさに麦粒ほどの小さなバルブです。 花も小さくて、咲いた事に気付かず、 いつの間にか実になっていました💦
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