チランジアたちを固定してしまいました。着床させたほうが強い子に育つというそりゃそうだってことを、専門家の杉山拓巳さんがYouTubeで力説していたのでつい勢いで。 どこの御家庭にでもあるあまりに使い辛くて使わなくなったミルクピッチャーと、20年くらい前にどこかの公園で拾った枝を叩き割ったものと、グレイの綿糸、……針金とか買ってくんのめんどかった。固定できたし、まあいいかと。 これで、2〜3日間隔で、夕方から夜にいっぺん水をあげることを守っていこうと。いままで過保護すぎた。 杉山拓巳さんもアンドプランツの佐藤桃子さんも、人柄が良いと参考にしたくなっちゃいます。ぼくはこのお二方のYouTubeだけ、観葉植物系の動画は登録して見ています。

やらかしました、シズの入った湯呑み型の素焼きポッドをぶっ転がしてまいまして、ごめんよごめんよと謝りながらの再度植え付け。 再発防止策として素焼きポッドごと無印のスープマグみたいなのに入れてみました。高さが違うので素焼き鉢の蒸散性の良さは生かしつつ、少しは安定感があるのではないかなと。 せっかくなのでお隣に、もはや手乗りチランジアなイオとグラとで記念撮影。 安定感大事。

チランジアのふたり。イオとグラ。いまは紅茶の缶の蓋のうえに敷いた石に乗って、お世話係が光と水と乾燥を配慮してあっちこっちに部屋を移動しています。 いつかデラシネ（根無草）のままでなく着生を、と、なにか思い込んでいたけど、みんなが健やかなら（お世話係含む）なんでもいいかな、そんな気がしてきました。 みんなが健康ならそれでいい。 お世話係がいままであっちこっちにフラフラしてて、ようやくいまの職場、いまの生きかたに落ち着いたから、だからなにか、この子たちにもと思ったけど、なんかちがう。 いまのままでも。それでいい。 他者を認めるってぼくの仕事ですごく大切なことだけど、こんなかんじに難しいってこともあるんだなと、ふたりに無言で教えられている気持ちがあります。 さあ自分のお世話をしよう、夕ごはんの支度をして、食べて、明日からの仕事に備えよう。

君たちがどうこの先、育てられるとうれしいのか、お世話係はすこし悩んでいます。 結論はゆっくり考えさせてね。