ミカヅキグサ と コマツカサススキ 昨日に引き続き湿原の地味草2種🟡🟤どちらもカヤツリグサの仲間だけれど、佇まいはずいぶん違う♬ 湿原では水面が虹色に光って見えることがある🌈 これは鉄バクテリアによって、水中の鉄分が沈殿物や鉄の酸化皮膜になっている状態で、油膜ではなく「金気水」と呼ばれるものだ(✪▽✪) そんな中からミカヅキグサが伸びている💛 小穂が三日月の形に見えるかどうかは別として、スッキリした姿で、先端から伸びているのは、2岐する雌しべ柱頭と、長い雄しべの葯🌜 一方で、大型で目立つ茶色いものはコマツカサススキ 別名 タマススキ🟤「刈り取った方が良いんじゃないか？」というぐらい、わさわさ生えております🟫 漢字では「小松毬薄」と書いて、マツカサススキよりも小さいからだそうですが、結構背が高いよね？(,,>᎑<,,)

イヌノヒゲ と イヌノハナヒゲ 湿原の草むらにポツンポツンと見える白い花はイヌノヒゲ（犬の髭）♡ ホシクサ科ホシクサ属 漢字で書くと「星草」の仲間で、これは夜空に光る星に見立てたのが名前の由来☆ で、髭のようにシャープな総苞片、周辺に雌花があって、中央部にゴマのように黒く見えるのは雄花の葯◾ワンちゃんの黒い鼻に見える？(∪・ω･)ﾜﾝｯ 一方で、とてもとても名前が似ているイヌノハナヒゲ（犬の鼻髭）は、カヤツリグサの仲間で、姿形は全然違う🟤 小穂から出ている茶色の糸状のものが雄しべの葯で、細い糸状のものが雌しべの柱頭➰ これが鼻髭やね(ᐡ-ܫ•ᐡ)

ミカヅキグサ 淡い黄色みを帯びた小穂は三日月と言えないこともない 日曜ビタミンカラー🏷 小穂の先端からは2岐する雌しべの柱頭と、長い雄しべの葯が見える（2枚目） 苞穎は初め白色で次第にこのような淡褐色になる（3枚目） 暑い湿原であちこちから細い茎を伸ばしている💛（4枚目）

イヌノハナヒゲ 水辺の水曜日🏷️ 地味ですが、ありそうで見かけないかも？ ピョンピョン飛び出ているのは雄しべで、ハナヒゲはどの部分をいうのか？湿原で群れを作って咲きます(*^.^*)

ミカヅキグサ 三日月草 近場の湿原にて、水辺の水曜日🏷️ 多分だけど、見つけました(⌒‐⌒) 氷河期の遺存植物として、普通は中部以北の高層湿原に生えるのだそうだが、隔離分布といって、わが家からでも訪れることのできる低地の湿原にも育つようだ♪