確か昨秋に購入したデンドロビウム・リンドレイ。 あえて前情報を絶っていたため、なんじゃこりゃと思っていた突起が少しずつ伸びて、花茎だとわかるまでにかなり時間を要した。 突起の出始めはそのテのカイガラムシかと勘違いして、こそげ落とそうか悩んだのは家族にも内緒の話。 カイガラムシにしてはなんか違う気もする…と思い留まったあの日の自分に賞状とトロフィーを授与したい。 まさに下手の横好き、自宅にはいくつかランがいるのだが、そういえばデンドロってうちにいないな… えっ、本当にいないよね？そうだよね？ と必死に全てのランを思い出す必要があるくらい、うちにはナチュラルゥ～に一切デンドロがいなかった。 避けていたわけでもなけりゃもちろん嫌いでもなく、なんで今までうちにデンドロいなかったんだろうと自分でも不思議に思っている。 花もバルブも可愛いから余計に、だ。 開花を機に色々と情報を調べてみたら、どうも上手くやる人はシャンデリアの如く満開に枝垂れて見事に咲かせるらしい。 できる気がしないほど見事だ。 トロフィーは自分なんかではなく上手く作る人にこそだな…と、一つ利口になったとさ。チャンチャン。