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エビヅルの一覧

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もちっこ
8月16日撮影 駅前の植え込み、ハマヒサカキの上に生えてきた こちらはエビヅル。…だと思います。 エビ色って、わたしはずっと海老だと思っていたのですが、 漢字で書くと〝葡萄色〟なんですね。 海老色(伊勢海老の殻のような深い紫みの赤色)と書くこともあるようですが。 つまり、エビヅルとは葡萄の蔓ってことになるんですね??? ノブドウと花の形は違うように見えます。 開花と同時に帽子を脱ぐように落ちる…という花を見てみたかったです☺️ 「伝統色のいろは」より 〝海老色(えびいろ)とは、伊勢海老の殻ような深く渋い赤色のことです。〟 「えび色」といえば平安の頃からある色名ですが、それは山葡萄 やまぶどうの色で染められた赤紫色の『葡萄色 えびいろ』のこと。山葡萄は葡萄蔓 えびかずらの古名で「えび」と呼ばれました。 しかし、近世には同じ音の「海老」を連想するようになり、「海老色」という字があてられるようになります。 そのため、色合いも海老の殻の色へと変化していきました。 ただ、伊勢海老は食べている餌によって色合いが変わることもあり、『海老色』の色合いも「濃い赤紫」から「濃い赤茶色」まで大きく幅があります。 海老の付く色名には、伊勢海老を茹でたあとの色を表す『海老赤 えびあか』や、他に『海老色』と同色の説もある『海老茶 えびちゃ』があります。ただし、『海老色』より『海老茶』のほうが少し茶みが強い色になっています。 余談ですが、明治中期から後期にかけて、女学生の間で『海老茶』の袴と矢絣 やがすりのお召 めしを組み合わせた衣装が流行し「海老茶式部」と呼ばれていました。 江戸時代中期の学者“新井白石 あらいはくせき”によれば、海老の名前の由来は「海にいる伊勢海老の色が山葡萄の色に似ているから」としています。(出典:東雅)だとすると本来『海老色』は『葡萄色』と同じ色だったはず、それが現代では色合いがこのように違うというのは実に面白いものです。 〝葡萄色(えびいろ)とは、山葡萄 やまぶどうの熟した実のような暗い赤紫色のこと。または、薄く渋い紅色のことです。〟 『葡萄』は「えび」と読まれた山葡萄の古名で、葡萄葛 えびかずらのこと。江戸中期頃から「ぶどういろ」と呼ばれるようになり、『海老色 えびいろ』と区別されるようになりました。王朝文学にもたびたび登場し、古くから宮廷の人々に親しまれた色の一つ。 もともと葡萄色は色域が広く、暗い色からかなり明るい色まで含まれていました。今日では葡萄色といえば暗めの色で古代でいうところの『深葡萄 こきえび』のことですが、『延喜式』によれば明るい色であり『浅葡萄 あさきえび』と同一のようです。 ちなみに、天武十四年(六八五)年に定められた『四十八階制』では、深葡萄は正位から四番目の追位の色、浅葡萄は五番目の進位の色とされています。 襲の色目としては四季に通用する「表・蘇芳、裏・縹」などがありました。 (ここまで「伝統色のいろは」) エビヅル(蝦蔓) ブドウ科ブドウ属 葡萄色と書いてエビイロと読むように、古く日本ではブドウのことをエビと呼んでいた。エビヅルは日本に自生している野生ブドウである。 日本に自生するブドウとしてよく知られているヤマブドウは冷涼な気候を好むのに対し、エビヅルは温暖な気候を好むため、鹿児島南さつま久志農場周辺にも自生している。しかし、ヤマブドウよりもさらに小粒で種が大きいため、あまり利用されることはない。 ブドウは比較的乾燥した気候を好むため、降水量の多い南日本で栽培する際は雨よけ栽培が一般的であるが、野生のエビヅルは梅雨の長雨や台風にも負けず、秋にはたくさんの小さな実をならせる。 木に巻き付いて育つため、日当たりの良い、高い場所に果実は多く実り、採取は容易ではない。ヤマブドウ同様、酸味と渋みが強く、生食には向いていないが、果汁を絞るとほんのわずかではあるが、フルボディの赤ワインのように濃厚なエビヅルジュースを得ることができる。美しい葡萄色の果汁はいつまでも眺めていたいが、放っておくとワインになってしまうので、すぐに飲んでしまったほうが良いだろう。 (農学部技術指導員  深澤元紀) 『全人』2018年1月号(No.823)より (学校法人 玉川大学 玉川の仲間たち より) ・開花は6~8月で、葉と対になって伸びた円錐形の花序(花の集り)に咲く小花は淡い黄緑色になる。五つある花弁の基部は離れているが、先端が合着しており、開花と同時に帽子を脱ぐように落下する。 ・エビヅルは雌雄異株で、雄株に咲く雄花は花粉をつけた雄しべが目立ち、雌株に咲く雌花では、小さなピンのような形をした雌しべの周囲を小さな雄しべが取り囲む。 ・果実は直径5~6ミリの球形でヤマブドウよりも小さいが、夏~秋に黒く熟せば食用になる。普段、口にするブドウに比べれば酸味と雑味があるが、生食、ジュース、果実酒で楽しむことができる。  (庭木図鑑 植木ペディア より)
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のんちゃん
★ 食べて遠くへ運んでシリーズ エビヅル 海老蔓   ブドウ科ブドウ属の蔓性落葉樹 雌雄異株 在来種 北海道西部〜本州〜四国〜九州 に分布 ヤマブドウよりも標高の低い、明るい場所を好む。 去年秋10月半ばの写真です。 ココは 北区赤羽自然観察公園。田んぼのエリアと 自然保護区域を仕切るフェンスです。 お昼休みに お弁当食べて ちょっと散策してると … んーー!!! エビヅルーー! ヤッタ~! はじめまして! 過去に二度ほど 出会って期待したものの バッサリーノで … 果実を見た事なかったんです。やっと会えたー!!! 果実は一粒 5~6㎜くらいで、ブドウの房みたいになるんですけど、この子は 小さな房ですね。 熟すと、甘酸っぱく美味しいって 予習済み。食べてみたーい。 フェンスの向こう側に実ってて どー頑張っても手は届きません。 惜しいな〜 なんとか 撮影は できたから 良しとしよっ。 さ、仕事 仕事 撮影 2021 10/14 スマホ 撮影 紅葉 2021 11/14 北区赤羽自然観察公園 …………………………………………………… 葉っぱの くらべっこ 覚え書き ヤマブドウと比べると葉が小さく、厚みがあり、葉裏にはクモ毛がある ◇エビヅル 葉っぱは長さ幅ともに5〜8cmの卵形〜広卵状三角形。 ふつう3〜5裂するが、切れ込み方は変化が多い。 縁には浅い鋸歯がある。 基部は深いハート形。 裏面は淡褐色または白色のクモ毛に覆われ、秋まで残る。 葉の切れ込みの深いものをキクバエビヅルという。 ◇ヤマブドウ 葉っぱは 10- 30cm程の 大きさで互生し、柄元に窪みのある五角形様で裏面に茶褐色の毛が生える。 裏面には赤褐色の綿毛が密生する
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