シハイスミレの顔してるけど葉が違う！あちこちに切れ込みがあります。斑入りのフギレシハイスミレという、エイザンスミレ（写真3）との交雑種です。去年と同じ場所で見ました。シハイスミレと同じく葉裏は暗紫色で、エイザンスミレと同じく側弁の基部にヒゲがありました。去年は変なスミレと思っただけだったので、両親の特徴を受け継いでることを確認してきました4/15栃木県

切れ込んだ葉っぱが特徴のエイザンスミレ。花色は普通淡い紅紫色から白色ですが、濃いめの紅色もあるらしいです。3分裂した小葉は、さらに深く切れ込むので一見すると4分裂や五分裂に見えます（写真4）。交雑しやすいスミレだそうで、不思議なスミレが近くにあったら要注意かも🫢 メモ📝 ヒゴスミレとの見分け方 ▪ヒゴスミレの葉はスッキリと五分裂している ▪ヒゴスミレの葉はより深く、より細く裂ける ▪ヒゴスミレの花弁の縁は波打たない ▪ヒゴスミレの花色は普通白色 3/30高尾山

切れ込んだ葉っぱと大きめの花が特徴的なエイザンスミレは高尾山の色んなコースでよく目にするスミレです。ただ、葉の裂け方に個体差があり、ほとんど裂けてない小葉⬅️に驚くこともあります。3/30高尾山 メモ📝 ▪️花色は普通は淡紅色だが、濃紅色から白色まで様々 ▪️花弁の縁は波うつ ▪️葉は基部から3裂し各片に柄がある。ヒゴスミレは5全裂し裂片の幅が狭い ▪️側弁基部は有毛 ▪️距は太い ▪️柱頭はカマキリの頭形で、緑色がかる

白いエイザンスミレも咲いてました。花の色は白からピンクまで変化が多いそうです。白花はヒゴスミレにも似ますが、ヒゴスミレは花弁が波打ちません。花弁は丸く、小葉はより細く、顔が真っ正面を向いてる印象があります。4/5高尾山にて

エイザンスミレです。葉っぱが3全裂し更に細かい小葉に切れ込みます。ヒゴスミレの葉に似ていますが、エイザンスミレの小葉の方が幅広いです。小葉がかなり幅広い個体もありました。花の色、花の大きさも含めて個体差がとても大きいスミレだなぁと実感しました。4/5高尾山にて