４月は卯月。穏やかな陽気に誘われ、草花が咲きだし、虫たちは土中から這い出し活躍し始める季節。 私の散歩道の道際等の草花達も、その硬い殻を脱ぎ去って、自己表現を大きくし始めている--- 　３月からの、草花達の満面の姿、姿---その10。 　　／大雪崩れかと枝垂れるは､ 　　　　無数の小さな花が淡い光りの中／ 　3月は下旬。今年も住まいの前の歩道に沿う薮のような低木植栽群の中に引き込まれる。 そこに思わず目をしたのは、まさに一瞬、大雪崩れかと感じさせたもの。 それは2m以上もなろうかの低木から分枝した沢山の枝に、沢山の積もった雪かと惑わせ思わせるように、枝垂れ枝をたわわにさせて、弓状に湾曲させていた。 その枝垂れ枝の一つに、何とかして近づいてみた。 分枝した枝の葉の付け根から多数の花序を出し、そこには小さな白い花を無数に咲かせていた。 一つの花序は2～7輪の花で形成され、花は径5㎜前後で5枚の花弁、多数の雄蕊をもっていた。 それは、早春の淡い光の中にあった。 　　　　　　ユキヤナギ(雪柳) ＜ユキヤナギの名の由来について、下記の「ユキヤナギ」より抜粋、次に: 　最盛期には密生した小さな花で枝が見えなくなり、株が白く染まる。ユキヤナギの名前は、この小さな花が、枝垂れた枝に積もった雪のように見えることに由来。 > ・ユキヤナギ<雪柳、別名 コゴメバナ<小米花>、コゴメヤナギ<小米柳>＞(シモツケ属 バラ科) (備忘: ユキヤナギの属性等について 3/18 ‘21)

４月は卯月。穏やかな陽気に誘われ、草花が咲きだし、虫たちは土中から這い出し活躍し始める季節。 私の散歩道の道際等の草花達も、その硬い殻を脱ぎ去って、自己表現を大きくし始めている--- 　３月からの、草花達の満面の姿、姿---その10。 　／大雪崩れかと枝垂れるは､ 　　　無数の小さな花が淡い光りの中／ 　3月は下旬。今年も住まいの前の歩道に沿う薮のような低木植栽群の中に引き込まれる。 そこに思わず目をしたのは、まさに一瞬、大雪崩れかと感じさせたもの。 それは2m以上もなろうかの低木から分枝した沢山の枝に、沢山の積もった雪かと惑わせ思わせるように、枝垂れ枝をたわわにさせて、弓状に湾曲させていた。 その枝垂れ枝の一つに、何とかして近づいてみた。 分枝した枝の葉の付け根から多数の花序を出し、そこには小さな白い花を無数に咲かせていた。 一つの花序は2～7輪の花で形成され、花は径5㎜前後で5枚の花弁、多数の雄蕊をもっていた。 それは、早春の淡い光の中にあった。 　　　　　ユキヤナギ(雪柳) ＜ユキヤナギの名の由来について、下記の「ユキヤナギ」より抜粋、次に: 　最盛期には密生した小さな花で枝が見えなくなり、株が白く染まる。ユキヤナギの名前は、この小さな花が、枝垂れた枝に積もった雪のように見えることに由来。 > ・ユキヤナギ<雪柳、別名 コゴメバナ<小米花>、コゴメヤナギ<小米柳>＞(シモツケ属 バラ科) (備忘: ユキヤナギの属性等について 3/18 ‘21)