ケイジョウスミレ。3月中旬撮影。 ひとつ前に投稿したサキガケスミレの変種とされ、こちらも朝鮮半島～中国あたりの原産だが、栽培品が園芸店で流通しているので入手は容易。 ケイジョウ（京城）は日本統治時代の韓国ソウルのこと。こちらも日本統治時代に記録されたことから、古い資料や海外文献では日本原産と記載されている場合がある。 強健かつ繁殖力がかなり強く、放っておくと庭中に生えたり他の鉢に侵食したりするので要注意。5月の植え替え作業でも他の鉢に生えていた相当数の巨大株を抜く羽目になってしまった。 長卵型で形崩れの無いしっかりした葉は特徴的で、慣れてくるとすぐ見分けられる。

神代植物公園のスミレ展のスミレ達、第2弾🎵 ①可愛らしいピンクの、純朴な感じが素敵な「ニオイシロコスミレ」🎵 ②「アリアケスミレ桃系」。 花は紫色のすじの濃淡によってほぼ白色のものから紫に近いものまであるそう。上弁と側弁は有毛（上弁が無毛のものも）。距は短くて太い。 葉は長楕円状披針形。桃系には見えませんが…。 ③純白で清楚な「シロコスミレ」。 花は白色で条が少ない。側弁には細かい毛が生える。 葉は細長いが基部がやや張り出す。葉柄に翼はない。 ④濃い目のピンクがスミレとしては個性的な「ジョセフィーヌ」。 ナポレオンはスミレが好きで、毎年結婚記念日にはジョセフィーヌにスミレを贈っていたそう。セントヘレナ島に幽閉されてからも、スミレを育てていたのだとか。 妻のジョセフィーヌは、プラントハンターを使ってまで世界中からバラやダリアを集めたそう😆 ⑤「ケイジョウスミレ」。先駆け菫（サキガケスミレ）の変種。 花の色は淡い紫色。唇弁に紫色の筋が入る。距は太くて長い。 葉は長い卵形。葉の色は両面ともに明るい緑色。