2024年櫻鐵サクラコレクションの一覧｜🍀GreenSnap（グリーンスナップ）

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2024年櫻鐵サクラコレクションの一覧

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櫻鐵（サクラテツ）

🌸ヤマザクラ（山桜）が咲き始めました。ヤマザクラは日本に自生する11種あるサクラの原種（野生種）の一つで東北南部から九州にかけて自生する日本固有種です。本種を親とする園芸品種も多く、古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきました。ソメイヨシノ（染井吉野）が広まる明治時代以前はお花見と言えばこのヤマザクラが対象だったそうで奈良県の「吉野山の桜」はほとんどがこのヤマザクラを指すそうです。尚、山地に植生する野生のサクラを総称してヤマザクラと言うこともあり、品種としてのヤマザクラとの混同に注意が必要かと思います。『🏷️白輝美人』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️葵い空』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

今年も紫がかった濃いピンク色がとても綺麗な🌸ヨウコウ（陽光）と出会うことが出来ました。ヨウコウは愛媛県で教員を務めていた高岡正明氏がアマギヨシノ（天城吉野）とカンヒザクラ（寒緋桜）とを交雑させて作出した園芸品種です。戦死した教え子たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、環境適応能力が強いサクラを長い歳月を費やして作出した経緯は有名な話しで映画にもなりました。因みにタイトルはズバリ『陽光桜』です。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️葵い空』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

まだ東京では開花宣言はされておりませんが… 近場で🌸ソメイヨシノ（染井吉野）が咲き出しました。ソメイヨシノはオオシマザクラ（大島桜）とエドヒガン（江戸彼岸）との交配種と言われるサクラでその起源については複数の説があり定かではありません。江戸時代末期から明治初期にかけて江戸染井村（現東京都豊島区）の植木職人が「吉野桜」として売り出したのが起源と言われていますがヤマザクラ（山桜）の名所として名高い吉野山のサクラも吉野桜と呼ばれていたこともあり混同を避けるため1900（明治33）年に博物学者の藤野寄命氏によりソメイヨシノと名付けられました。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

🌸オオシマザクラ（大島桜）が咲き出しました。オオシマザクラは日本固有種で日本に11種あるサクラの原種の一つでソメイヨシノ（染井吉野）を始めとする多くの栽培品種の親種になっています。オオシマザクラを基盤とするこれらのサクラはサトザクラ（里桜）と呼ばれています。伊豆大島に多く自生していることからその名がついたと言われています。『🏷️白輝美人』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

🌸ヨコハマヒザクラ（横浜緋桜）が咲き出しました。ヨコハマヒザクラは1972（昭和47）年、神奈川県横浜市在住の園芸家白井勲氏によってカンヒザクラ（寒緋桜）とケンロクエンクマガイ（兼六園熊谷）とを交配して作出されたサクラで園芸品種の一つです。名称は作出された場所の「横浜」と花の色の特徴である「緋色」から名付けられたとのことです。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️葵い空』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

新宿御苑で🌸シダレサクラ（枝垂桜）が咲き出しました。シダレサクラはエドヒガン（江戸彼岸）の枝が垂れた栽培品種のサクラでイトザク（糸桜）とも呼ばれます。枝が真っ直ぐに垂れ下がることが特徴で個々の花の形などは野生種のエドヒガンと変わりはありません。その歴史は古く平安時代（1100年代）からあるものだと言われています。尚、シダレザクラは枝が柔らかく枝垂れるサクラの総称を表す広義的な意味もあるので注意が必要かと思います。『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️白輝美人』『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️葵い空』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

🌸クマガイザクラ（熊谷桜）と出会いました。クマガイザクラは近畿豆桜系の八重咲き品種のサクラで江戸時代の書物、花壇綱目（1681年）や怡顔斎桜（1758年）にその名が記されていることからかなり古い品種と言われています。別名、八重咲山彼岸とも。名称は他のサクラに先駆けて咲くことから鎌倉時代に一の谷合戦で先陣争いをした武将の熊谷直実に由来しています。尚、コヒガン系に同名異品種のサクラ（クマガイ）があるため注意が必要です。『🏷️白輝美人』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️葵い空』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

新宿御苑の🌸トウカイザクラ（東海桜）が咲き出しました。トウカイザクラはシナミザクラとコヒガンの交雑種と推定され、ケイオウザクラ（啓翁桜）が全国的に栽培される過程で誕生した品種と言われています。名称については誕生した際に、東海地方の業者が東海桜の名で販売したことからと言われていますが地域によっては敬翁桜や岳南桜の名前で売られたため和名が混乱していると言われています。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️葵い空』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

新鮮味はありませんが… 今月始めに🌸オオカンザクラ（大寒桜）と出会いました。オオカンザクラはカンヒザクラとオオシマザクラまたはカンヒザクラとヤマザクラとの交雑種と考えられるカンザクラ系の園芸品種のサクラです。埼玉県川口市安行から各地に広まったと言われ安行寒桜とも呼ばれています。写真のオオカンザクラは大船フラワーセンターで実生から育成したサクラです。他のオオカンザクラに比べ色が濃いのが特徴的でカンヒザクラの形質が入っているのが良く分かります。

櫻鐵（サクラテツ）

先日、終わりかけておりましたが🌸カンザクラ（寒桜）と出会いました。カンザクラはガンジツザクラ（元日桜）とも呼ばれヤマザクラまたはオオシマザクラとカンヒザクラの交雑から生じたと考えられる栽培品種のサクラです。栽培は江戸時代末期頃からと言われ早咲きの中でも特に早く開花し早いものだと寒中（１月中旬）に咲くため、そこからカンザクラと名付けられと言われています。厳密な栽培品種のカンザクラとは別にヤマザクラ、或いはオオシマザクラとカンヒザクラの交雑種は全てカンザクラとしてまとめられるのでよく似た個体が数多くあるとのことです。『🏷️太陽のくれた季節a』『🏷️葵い空』『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

🌸シュゼンジカンザクラ（修善寺寒桜）が咲き出しました。シュゼンジカンザクラはカンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種の栽培品種のサクラで、名称は静岡県の伊豆市にある修禅寺境内に原木があることから名付けられたそうです。同じ伊豆に起源のある河津桜もカンヒザクラとオオシマザクラとの交雑種なので非常に良く似ておりますが開花は河津桜よりも半月ほど遅いのが特徴です。　　『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️葵い空』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

🌸オカメザクラ（おかめ桜）が咲き出しました。オカメザクラは1947（昭和22）年にイギリスの桜研究家C.イングラム氏がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出された外国産の園芸品種です。イギリス生まれのサクラですが早咲・多花性で樹が大きくならなず花が下向きにつくのが特徴です。名称はお面のおかめから。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️葵い空』『🏷️2024年櫻鐵のサクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

🌸玉縄桜（タマナワザクラ）が咲き出しました。玉縄桜は1969（昭和44）年に神奈川県鎌倉市にある神奈川県立フラワーセンター大船植物園でソメイヨシノの中から早く開花する個体を選んで育成されたサクラで、1990年（平成2年）に品種登録された園芸品種です。ソメイヨシノより一か月ほど早く開花し2月下旬から3月下旬までと開花時期が長いのが特徴です。名称の由来は植物園近くにかってあった玉縄城からだそうです。原木はフラワーセンター大船植物園内にありますが2019年9月の台風15号で根元から倒れてしまう危機がありましたが蘇っております。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️2024年櫻鐵のサクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

今年も新宿御苑の🌸ツバキカンザクラ（椿寒桜）が咲き出しました。ツバキカンザクラはカンヒザクラまたはカンザクラとカラミザクラとの自然交雑と考えられる園芸品種のサクラで愛媛県松山市にある伊豆比古命神社の山門脇で地元の植物研究家八木繁一氏によって発見されました。別名、ハツビジン（初美人）とも。名称は原木のある伊豫豆比古命神社の通称「椿宮」「椿神社」に因んで名付けられたとのことです。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️太陽のくれた季節a』『🏷️葵い空』『🏷️2024年櫻鐵のサクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

今年も新宿御苑の🌸アタミザクラ（熱海桜）が咲き出しました。アタミザクラは静岡県熱海市を中心に栽培されている早咲きのサクラで1871（明治4）年にイタリア人によって熱海にもたらされたインド原産の品種と言われて来ましたが、その後の分析などからカンヒザクラとヤマザクラの雑種であると推定されています。尚、3月中旬頃に開花するアタミハヤザキザクラ（熱海早咲桜）という品種がありますが、これはカンザクラとオオシマザクラの交配種でアタミザクラとは別の品種なので混同しないように注意が必要です。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️葵い空』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

本日、JRの某駅で展示されていた🌸ケイオウザクラ（啓翁桜）と出会いました♪ ケイオウザクラは1930（昭和５）年、福岡県久留米市の吉永啓太郎氏がシナミザクラ（支那実桜）を台木にしてヒガンザクラ（彼岸桜）を接いだところ穂木として使ったヒガンザクラからその枝変わりとして発見されたものだと言われています。細い枝に花がスプレー状に咲き誇る特性から主に切り花に用い入られることが多いサクラです。名称の由来は久留米市の研究家、弥永太郎氏が吉永氏の名前の一字をとって命名したことによります。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

櫻鐵（サクラテツ）

今年も新宿御苑の🌸カワヅザクラ（河津桜）が咲き出しました。カワヅザクラはオオシマザク（大島桜）とカンヒザクラ（寒緋桜）との自然交雑から生まれたサクラで1955（昭和30）年に静岡県賀茂郡河津町で飯田勝美氏によって発見されたサクラです。原木は発見者の飯田邸にあり最初は小峰桜と呼ばれていたようですが、今までに無かった雑種起源の栽培品種であることから1974年（昭和49）年にカワヅザクラ（河津桜）と命名されたと言うことです。『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️葵い空』『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション)

櫻鐵（サクラテツ）

今年も新宿御苑の🌸サツマカンザクラ（薩摩寒桜）が咲き出しました。サツマカンザクラはカンヒザクラとヤマザクラの種間雑種だと言われています。名称の由来については詳しい記載がなかったので良く分かりませんが恐らく江戸時代、薩摩藩邸内にあった寒桜をそう呼んだか或いは名付けたのではないかと推測します。『🏷️太陽がくれた季節a』『🏷️桃色百花繚乱』『🏷️2024年櫻鐵サクラコレクション』

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