椿ごよみ 　　　　【式部】 　 　　卜伴椿の実生による品種 　　中輪　唐子咲き 　　蕾の中より蕊が外に現れて 　　花の中心である唐子弁に 　　白覆輪の絞りを 　　　　濃い紅色外弁に 　　　　唐子のコントラストが 　　　　鮮明に 　　　　　　　魅せられて…。 🏷️つぼみに魅せられて

椿ごよみ 　椿【加茂本阿弥】 かもほんなみ …ほんあみ より変化 京言葉を彷彿させるよう 別名 「窓の月」 黄みがかった麩が入る 抱え椀咲き 蕾がふっくら膨らむと ② 中心より雌蕊が外へ現れる 白椿の「白玉、初嵐」より ひと回り大きい 茶花、炉開きに合わせて 蕾を見せ咲いてくるという 光沢のある濃い緑葉 重厚で気品のある趣に 魅せられて…。 🏷️2024百花魁 椿 ps，ユカリ様 心より、お悔やみ申し上げます 母上様の在りし日のお姿を 花に偲び 御冥福をお祈りいたします 　　　　　　合掌🙏。

二十四節気 【立春】 凍（いて)ゆるむ 冬に草の芽や木の芽が わずかに萌え出ていることを 「冬萌え」と呼ぶそう 心の中にも わずかな冬萌えがのぞいて 椿ごよみ 【太郎冠者】 開花して 古典種の華やかさと 名に由来する大らかな表情に 魅せられて…。

椿ごよみ 【太郎冠者】 別名 【有楽】 淡侘助 桃色系侘助品種の基 名の 語源は 狂言で、最初に口上を述べる 登場人物より 早咲きで新春に開花 椿シーズンの幕開けを告げる 　存在である本品を掛けたもの 　　という 　　 淡き静かなる優美さに 　　　魅せられて…。 🏷️つぼみに魅せられてに参加 🏷️2024百花魁 椿

　椿ごよみ 　　　【一子侘助】 　濃朱紅色花弁に 　純白の雄蕊との色合い 　一重、猪口咲き 　侘芯の椿　第一号とされ 　　　長い花弁が特徴という 　　　「一途さ」に 　　　　　　　 　　　　　　魅せられて…。　 🏷️2024百花魁　椿 　　　　　 　　　　　　

二十四節気【大寒】 雪垂りの音が聞こえ 穏やかな冬日向となっています 　椿ごよみ 　　　　　椿【白玉】 　　　まんまる蕾が 　　　楚々として初々しく 　　　　　　 　　　　　魅せられて…。 　何もかも　 　古き茶室に一輪の 　生まれたてなる白玉椿 　　　　　俵　万智

　椿ごよみ 　　【深草の少将】（ふかくさ…） 　中輪　筒咲き　先細蕊 　椿原生林より実生にて栽培 　猛暑を乗り越え 　少ない葉ながら 　彩りの濃朱紅色を 　　凜とした一輪に 　　悲話にまつわる人物の 　　佇まいさえ感じられ 　　　　魅せられて…。

　椿ごよみ 　　　 落ち椿【初嵐】 　椿は 　ふくらんでいく蕾から 　散り際、落ち椿 枝ぶりや艶葉に至るまで 　個性的で、その時々の姿を 　楽しめるのが醍醐味と言う 　　　額と雌しべを残し 　　　潔く、目の前をはらりと 　　　　　　魅せられて…。 　

　椿 　　【黒獅子金魚葉】 　　まんまる蕾から 　　紅いおべべを 　　見せ始めた金魚さん 　　　　　 　　　　　魅せられて…。 　 　　変わり葉 　　葉の先端で分裂して 　　金魚の尾のように。 　🏷️あっ火曜日 　🏷️つぼみに魅せられて 　🏷️2024百花魁　椿 　　

　椿ごよみ　 　　 　　　　椿【初嵐】 　　別名　初嵐嵯峨 　　江戸期からの古典品種　茶花 　　一重、中輪、筒咲き 　　 　　花色「移り白」 　　　蕾、咲き始めわずかに 　　　ごく淡いトキ色を帯び 　　　咲き切ると白色へ 　《花言葉》の 　　「完璧な美しさ」を長い筒に　　　 　　　先細りの雄蕊とよく調和 　　　　　　魅せられて…。 🏷️2024百花魁　椿3種目 　　

　二十四節気【冬至】 　　一年で一番 　　　昼の長さが短い日 　　明日からは 　　　日に日に日脚が 　　　延びることでしょう　 「陰」が極まり「陽」となす 【一陽来復】　冬来たりなば 　　　　春遠からじ 　 【椿　数寄屋】　 　　朝の陽光が射し込み 　　蕊の繊細さに 　　　　　 　　　　魅せられて…。　　

十二月　《師走》 　　　　別名「除月」 　旧年を払い除いて 　新年を迎える最後の月 　除日、除夕（じょせき）除夜へ 　神を迎える時は 　邪気を祓い清め 　そこから古い物を取り除く 　　という意味へ用いられたと 慌ただしく走り抜けるより 振り返りながら 一歩を踏みしめて越えたいもの 　　　　（歳時記より〜） 椿ごよみ 　　　【一子侘助】 　ヤブツバキ系 　濃朱紅色　一重緒口咲き 　早咲き極小輪　2センチ程 　茶席用の佳品という 　発見者の愛妻「一子」より 　　　　銘々 　　　花芯の白との対比が 　　　美しく愛らしい 　　　ちいさな椿に 　　　　　　魅せられて…。

　　椿の協奏曲が 　　　　奏でられ 　　　　聞こえ始めました 　第一楽章 　　一番花　　【西王母】 　 　金沢地方発表の名花 　古くから 　庭木や茶花として 　愛されたという 　花弁の桃色 　グラデーションが美しく 　花芯も凜と濃く 　　　覗かせている 　《花言葉》の 　　　「気品と優雅さ」を 　　　蕾の丸みにたたえ 　　　　　　魅せられて…。 　　　

椿 【白玉】 物音ひとつしない 静けさのことを「縮（しじ)める」 という言葉が変化して 静寂（しじま)と 無垢の静けさの中 耳をすます時、いろんな言葉が… 音楽でいえば休符 休符はお休みではなく大切な音符 文章で言えば行間 行く年前の真夜中 静寂の中にあふれている 声にならない言葉に 耳をすまして… 魅せられて…。