早春　ウメ一輪 昨年より10日早い開花です 今日の気温　10℃/0℃　 今朝の寒さにびっくりかな ついで冬芽と葉痕を観察しました 一年枝に花芽3つの髪飾りをつけた可愛い女の子　でも花芽が膨らんできていくらなんでもちょっと重そう　維管束痕は3つ(2枚目) 続いてやはり一年枝に 冬芽(こっちは葉芽かな)と葉痕 葉痕の上の縁に長い毛があるのがうっすらと確認できます(3枚目)

里山散歩　 11月に出会ったロウバイの木に　そろそろ花が咲く頃 と思い先日出かけました 花が咲いてみると花全体が黄色で大きく華やかであり「ソシンロウバイ」とわかりました 興味深い イイダコのような偽果はどうやってできるんでしょう 花の中心部には分かりにくいですが 5-6本の雄しべと数本の退化した雄しべ　多数の雌しべがあります 　 "退化した雄しべ"は細く弱々しい雌しべを守る役割があるようです 花が済むと花托は成長増大し 長卵形の偽果になります　この時肥大した花床の先端の"退化した雄しべ"の基部が棘状に大きく成長し"イイダコ"の脚ようにみえる偽果の先端の突起になります 偽果の内部には1-4個の痩果があり期が熟すと穴の空いた先端部からこぼれ落ち子孫を残します その後も木質化した偽果は花と並行して枝に残り　みる人を楽しませます 冬芽と葉痕　芽鱗/ハート形～半円形