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/葉の縁白い筋に形取られ、葉裏も白く大らかな楕円形鋸歯/の一覧
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カタバミ
10月は神無月(かんなづき)、神の月(「無」は「の」を意味する)。 全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。 これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。 時季は秋へ、季節は先へさきへと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、その季節の変化もにゆっくりと順応しようとしている--- 9月からの、より充実した時季を享受しようとしている草花達の姿 ---その13。 /葉の縁白い筋に形取られ、 葉裏も白く大らかな楕円形鋸歯/ 10月の上旬。暑くも熱かった長い夏が、ようやく秋を招き入れてくれた何時もの散歩道の道際。 その道際は、まだ夏の余韻を残してながら徐々に、草花たちのポスト夏への営みが始まっているようである。そう思いながら、少し足を速めた。 その行く道を、何かしらに左に少しそれて入った。例の施設の奥まった脇に、多少にも手入れがままならずに放って置かれている様な、花壇風の中に観た草花。 それは、2~3年前にここに出会い観た、その草花であった。 それは、何かしらその株数を減らしているかのようであった。 その草花は、葉の縁が白い筋によって形取られ、楕円形で大らかにも鋸歯を持っていた。そして、葉の縁に見える白い筋は、葉裏に密生している白い短毛がわずかに見えている、そのためであるようであった。 しかし、それが持つ、私の記憶にある、あの小さな鮮やかな沢山の黄色の花は、まだ、そこには付けていなかった。 その咲く花には、もう少し先にいって出会えるだろう、思ってそこを離れた。 (その花。伸びた茎の頂部に、頭花を散房状に多数咲かせる。 頭花は筒状花のみで構成された集合花で、キク科の植物に多く見られる花弁のような舌状花ではない。 派手な花ではないが、花の少なくなる時期に咲くため、鮮やかな黄色が印象に残る、花なのである。) イソギク(磯菊) ・イソギク<磯菊>(キク科 キク属) ( 備忘: イソギクの属性等について 12/11or12/12 ‘20) 上記の“イソギクの属性等について”は、今後は下記の「イソギク」の属性等がとって代わる。 ・イソギク<磯菊>(キク科 キク属) 日本に分布するキク科キク属の多年草。 日本固有種の野生菊で、分布域は千葉県犬吠崎から静岡県の御前崎にあり、海岸の崖や岩場などに自生。 イソギクの栽培は江戸時代から始まっており、現在では逸出したものが自生地以外でも野生化している。 イソギクの花期は10月~12月上旬。 花期になると、伸びた茎の頂部に、小さな頭花(トウカ)を散房状に多数咲かせる。 頭花(トウカ)とは、主にキク科の植物に見られる花序の形で、頭状花(トウジョウカ)とも呼ばれる。 一輪の花に見える部分は、小さな花が集まった花序で、多くの場合、花弁のように見える舌状花(ゼツジョウカ)と、中心部分の小さな管状花(カンジョウカ)から構成されている。 イソギクの頭花は5~6㎜程度の大きさで、筒状花のみで構成されており、舌状花はない。 筒状花は花冠の先が5裂して、やや反り返る。 花冠が開くと先に雄しべが伸びて花粉を出し、その後雄しべの筒の中から雌しべか伸びてくる。 雌しべの柱頭は2裂して開く。 葉は茎の先に密生して互生する。 葉身は長さ4~8㎝、幅1.5~2.5㎝の楕円形~倒卵形、先に丸い鋸歯を持つ。 葉の縁が白いのは、葉裏に密生している白い短毛がわずかに見えているためである。 この独特の葉と花弁の無い小さな花は、菊の花で衣装を飾った菊人形にもよく利用される。 イソギクの葉は地下茎でよく増え、株立ちになって草丈20~50㎝程度に成長する。 株は自然にこんもりとまとまる。 海岸付近の崖などに多く自生することから、強健で乾燥に強い性質をもつ。 地下茎で横に広がりまるが、成長が遅いので増えすぎて困ることはない。 病害虫の発生もほとんど無く、育てやすい植物である。 <イソギクの主な品種 > →ハナイソギク イソギクと家菊(園芸種のキク)の自然交雑種だと考えられており、分布域はイソギクと重なる。 草姿はイソギクに酷似しているが、頭花の周囲に花弁のような舌状花があるのが特徴。 花弁の色は白、黄色。 流通している品種では赤花もある。 (出典・参考: ガーデンニングの図鑑)
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カタバミ
10月は神無月(かんなづき)、神の月(「無」は「の」を意味する)。 全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。 これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。 時季は秋へ、季節は先へさきへと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、その季節の変化もにゆっくりと順応しようとしている--- 9月からの、より充実した時季を享受しようとしている草花達の姿 ---その13。 /葉の縁白い筋に形取られ、 葉裏も白く大らかな楕円形鋸歯/ 10月の上旬。暑くも熱かった長い夏が、ようやく秋を招き入れてくれた何時もの散歩道の道際。 その道際は、まだ夏の余韻を残してながら徐々に、草花たちのポスト夏への営みが始まっているようである。そう思いながら、少し足を速めた。 その行く道を、何かしらに左に少しそれて入った。例の施設の奥まった脇に、多少にも手入れがままならずに放って置かれている様な、花壇風の中に観た草花。 それは、2~3年前にここに出会い観た、その草花であった。 それは、何かしらその株数を減らしているかのようであった。 その草花は、葉の縁が白い筋によって形取られ、楕円形で大らかにも鋸歯を持っていた。そして、葉の縁に見える白い筋は、葉裏に密生している白い短毛がわずかに見えている、そのためであるようであった。 しかし、それが持つ、私の記憶にある、あの小さな鮮やかな沢山の黄色の花は、まだ、そこには付けていなかった。 その咲く花には、もう少し先にいって出会えるだろう、思ってそこを離れた。 (その花。伸びた茎の頂部に、頭花を散房状に多数咲かせる。 頭花は筒状花のみで構成された集合花で、キク科の植物に多く見られる花弁のような舌状花ではない。 派手な花ではないが、花の少なくなる時期に咲くため、鮮やかな黄色が印象に残る、花なのである。) イソギク(磯菊) ・イソギク<磯菊>(キク科 キク属) ( 備忘: イソギクの属性等について 12/11or12/12 ‘20) 上記の“イソギクの属性等について”は、今後は下記の「イソギク」の属性等がとって代わる。 ↓ ・イソギク<磯菊>(キク科 キク属) 日本に分布するキク科キク属の多年草。 日本固有種の野生菊で、分布域は千葉県犬吠崎から静岡県の御前崎にあり、海岸の崖や岩場などに自生。 イソギクの栽培は江戸時代から始まっており、現在では逸出したものが自生地以外でも野生化している。 イソギクの花期は10月~12月上旬。 花期になると、伸びた茎の頂部に、小さな頭花(トウカ)を散房状に多数咲かせる。 頭花(トウカ)とは、主にキク科の植物に見られる花序の形で、頭状花(トウジョウカ)とも呼ばれる。 一輪の花に見える部分は、小さな花が集まった花序で、多くの場合、花弁のように見える舌状花(ゼツジョウカ)と、中心部分の小さな管状花(カンジョウカ)から構成されている。 イソギクの頭花は5~6㎜程度の大きさで、筒状花のみで構成されており、舌状花はない。 筒状花は花冠の先が5裂して、やや反り返る。 花冠が開くと先に雄しべが伸びて花粉を出し、その後雄しべの筒の中から雌しべか伸びてくる。 雌しべの柱頭は2裂して開く。 葉は茎の先に密生して互生する。 葉身は長さ4~8㎝、幅1.5~2.5㎝の楕円形~倒卵形、先に丸い鋸歯を持つ。 葉の縁が白いのは、葉裏に密生している白い短毛がわずかに見えているためである。 この独特の葉と花弁の無い小さな花は、菊の花で衣装を飾った菊人形にもよく利用される。 イソギクの葉は地下茎でよく増え、株立ちになって草丈20~50㎝程度に成長する。 株は自然にこんもりとまとまる。 海岸付近の崖などに多く自生することから、強健で乾燥に強い性質をもつ。 地下茎で横に広がりまるが、成長が遅いので増えすぎて困ることはない。 病害虫の発生もほとんど無く、育てやすい植物である。 <イソギクの主な品種 > →ハナイソギク イソギクと家菊(園芸種のキク)の自然交雑種だと考えられており、分布域はイソギクと重なる。 草姿はイソギクに酷似しているが、頭花の周囲に花弁のような舌状花があるのが特徴。 花弁の色は白、黄色。 流通している品種では赤花もある。 (出典・参考: ガーデンニングの図鑑)
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