①②③④ヒヨドリジョウゴ　鵯上戸 果実 別名　セッカコウ　雪下紅 ナス科 ナス属 分布　日本全土 花期　7〜9月 果実期　10〜11月 （雪の積もった蒜山高原で12月も中旬の今、実っていました。） 多年草 冬枯れの中ヒヨドリジョウゴの葉は褐色になっても落ちずに残っていてその中で真っ赤に熟した美しい沢山の果実が木肌（多分杉の木だと思います）を覆っていました。 冬枯れの風景の中で: ヒヨドリジョウゴの最大の魅力の一つは、他の多くの植物が枯れて色を失う冬の時期に、鮮やかな赤い実をたわわにつける点にあるのだそうです。 雪下紅（セッカコウ）という別名は、周囲の枯葉が背景となり、その赤い実が宝石のように目立ち、冬の景色に彩りを添えることから付けられた名のようです。 ⑤ 隈研吾氏作オブジェ 東京から移設されたものだそう。 "GREENable HIRUZEN"にあ り、CLTパビリオン「風の葉」 は、サステナブルな建築として注目 を集めているそうです。 何年か前GSの投稿で知り、見たいと思っていてやっと見ることができました。

ハイミチヤナギ　這道柳 タデ科 ミチヤナギ属 原産地　ユーラシア大陸 花期　6〜10月 一年草 ・高　さ 10～40cm ・茎　節間が短く、よく分枝 　　　し、地を這って広がる。 ・葉　互生し、青味がかった 　　　緑色、長さ5～20㎜、 　　　　　　幅2～7㎜ 　　　狭卵形 　　　基部には膜質の托葉鞘が 　　　ある。 ・花被　長さ2～3.2㎜、5個 　　　　に中裂する。 　　　　花被片は緑色、 　　　　縁が白色～淡紅色 ・蕾　淡紅色。 　　　雄しべ6～8 個 雌しべ1個。 ・痩果は花披に包まれて大きくなり、褐色になった花被に包まれたまま、完熟して落ちる 護岸とコンクリートの歩道の隙間に生えていました。 平たく株基から円形に這って枝を延ばしています。護岸には護岸に沿って植上に伸びていました。

スミレ　菫 （ホンスミレ　本菫） （マンジュリカ） スミレ科 スミレ属 花期　３〜５月 このところの寒波が抜けてポカポカ陽気の今日（12/7） 道路脇に並んだホンスミレの返り咲き。春が来たかのようです。

シマカンギク 島寒菊 キク科 キク属 分布 本州の三重県以西 四国 　　　九州 花期10~12月 ・草丈30~60cm ・茎は細く根茎が横に延びて増える 別名 アブラギク(花を油に浸け その油を火傷や切り傷に塗った ことから) ・花径約2.5cm 今年も可愛く咲いてくれました。 だんだん少なくなっています。

イソギク　磯菊 キク科 キク属 分布　本州の関東地方、中部地方 花期　10〜12月 園芸種 常緑性の多年草。木質化するので低木としても扱われる。 イソギクの親ギクが枯れて側に零れ種で芽生えたのが交雑してサトイソギクになりました。 （2024/11/18.投稿） 今年はその株から咲いたのは筒状花だけのイソギクです。 先祖返りしたのでしょうか。

サカキ　榊 別名　ホンサカキ　マサカキ モッコク科 サカキ属 分布　本州の関東地方以西 　　　四国　九州　沖縄 在来種 花期　6〜7月 果実は晩秋に黒紫色に熟す。 7〜8mmの球形の液果 山地の照葉樹林地に自生しているがこれは小さな祠の脇に植えられているものです。

ヒサカキ　姫榊 モッコク ヒサカキ属 分布 本州の岩手県秋田県以西 四国 九州　沖縄 花期 3~4月 果実期　10〜12月 ①②③果実 ④花　過去に投稿したもの 　⬅️雄花 　➡️雌花 果実は多くの野鳥が好んで食べるようですが、人間が食すのには適さない。実際食べてみたが苦くて不味かった😬 花の時期には悪臭がするが果実の時期にはまるで感じない。

シャシャンボ　小小坊 ツツジ科 スノキ属 分布　関東地方南部以西の本州 　　　四国　九州　沖縄 　　　石川県が国内の北限 花期　5〜7月 果実期　9〜10月 ①②③果実 ④花　2023/7/3投稿 ほんの少し甘いです。

モチノキ　黐の木 別名　ホンモチ、モチ モチノキ科 モチノキ属 分布　東北地方中部以南の本州 　　　四国　九州　南西諸島 在来種 花期　4月頃 果実期　11〜12月 ・和名は樹皮から鳥黐が採れることに由来する。 ・葉がクチクラ層と呼ばれるワックス層に覆われていることから塩害に強く、寒気の強い内陸では育ちにくい。 暖地の海辺に自生する。 ・雌雄異株 ・株が性転換する ・葉　長さ4〜7cm 　　　幅2〜3cm 　　　楕円形〜倒卵状楕円形 　　　皮質、濃緑色 ・果実　径10mm〜15mm 　　　　内部に種子が１個 ・有毒 いつもの小山、木が昔から生えているような場所に生えています。 だんだん整備の手が伸びてきています。整備されませんように。

クロキ　黒木 ハイノキ科 ハイノキ属 分布 本州(中国地方)~九州 日本固有種 花期　3〜4月 果実成熟期　10〜11月 前年枝の葉腋に短い穂状花序を だし白い小さな香りの良い花 をつける 花径　約 8mm 果実　長さ約1〜1.5cmの楕円形 枝葉の灰汁が媒染料になる ① 果実 ② " ③ " ④ 花　投稿2021/3/29 ⑤ 奇形花（←） 　　正常花（↗︎）投稿2022/12/11 　秋にこのような奇形花をよく 　咲かせるようです。色は紫 　色のもあるようです。

姫紫蘇　ヒメジソ シソ科 イヌコウジュ属 分布　日本全土 在来種 花期　9〜10月 茎　四角形 　　稜に白毛 　　稜に下向きの短毛 葉　卵形〜広卵形 　　粗い鋸歯 花　花冠　淡紫色〜白色 　　萼　裂片の先端は尖らない 水路の側や湿り気のある草地 今年はイヌコウジュと同時に見たので違いがわかったような気がする。

犬香需　イヌコウジュ シソ科 イヌコウジュ属 分布　北海道　本州　四国　九州　沖縄 花期　9〜10月 ・葉　やや厚く、 卵形-長卵形で6-13の低鋸歯となる。 ・花　花冠　淡紫色　多数つけ 　　　る 　　　萼　裂片の先端が尖る ・乾いた山野や道端に生育す 　る。 エノコログサ、カヤツリグサなどで覆われた空き地の隙間に生えていました。

凡篤蓼 ボントクタデ タデ科 イヌタデ属 分布 本州 四国 九州 在来種 花期 9~10月 一年草 花をまばらにつける。 葉には黒斑が入る。 よく似ているヤナギタデは葉に 黒斑がない。 葉に辛味がない。 ヤナギタデは辛味がある。そうです。 葉っぱをちょっと噛んでみました。ほんの少し辛みがあると感じたのですが¿ヤナギタデの辛みはこんなもんじゃないでしょうね。 葉に黒斑があるしボントクタデ間違いないと思います。 タデ科の植物が庭に生えて来ました。サクラタデかシロバナサクラタデ の種が溢れて生えて来たのだろうと思っていたら蕾ができ初めて様子が違うのに気がつきました。ボントクタデ、周りにどこにも咲いたのを見ません。どこから来たのでしょうか。

昨年この海岸でこの時期に見なかった内陸部に生育する植物が今年は花を咲かせていました。 ある程度の塩濃度までは生育抑制が起こらない場合、その植物は耐塩性をもっているとされるそうです。 その２ ①有田草　アリタソウ ヒユ科 アリタソウ属 原産地　アメリカ 帰化種 花期　8〜10月 一年草又は短命の多年草 雌雄同株 芽生えた場所　波打ち際 海流散布？ 昨年はゴウシュウアリタソウが咲いていましたが今年は消えていました。 ②鉄葎　カナムグラ アサ科 カラハナソウ足 分布　北海道　本州　四国　九州 在来種 花期　8〜10月 雌雄異株 芽生えた場所　波打ち際 海流散布？ 雄株の雄花ですが花の部分の写真が切れていました。 ③豚草　ブタクサ キク科 ブタクサ属 原産地　北米 花期　8〜10月 雌雄同株 芽生えた場所　波打ち際 海流散布？ ④仙人草　センニンソウ キンポウゲ科 センニンソウ属 分布　北海道南部　本州　小笠原諸島　四国　九州　沖縄 花期　8〜9月（7〜10月） 風散布 防潮堤の際の砂浜に芽吹いて防潮堤に這い登って咲いていました。 ⑤大錦草　オオニシキソウ トウダイグサ科 トウダイグサ属 原産地　北アメリカ　南アメリカ 帰化種 花期　6〜10月 種ではなくアレロパシーという植物自身の性質によって拡散するのが主な方法だそうです。 波打ち際近くの砂浜に生育していました。 近くの公園にはたくさん生育していますが。 耐塩性はあると思われます。

野小豆　ノアズキ マメ科 ノアズキ属 分布　本州の宮城県以西　四国　 　　　九州 花期　8〜10月 多年草蔓植物 ・葉　3小葉、小葉は卵状菱形 ・花　竜骨 弁はねじれ、左の 　　　翼弁と一緒に上を 向く　　 　　　右の翼弁は竜骨弁の基部 　　　をと り巻く。 ・豆果　広線形。

痰切豆　タンキリマメ 別名 キツネマメ、ウイロウマメ、 マメ科 タンキリマメ属 分布　本州(関東地方以西) 四国　九州　沖縄 在来種 花期 7~9月 和名の由来は種子や葉を煎じて 飲むと痰が切れるということから。 別名のウイロウは、 種の様子を歌舞伎の演目「外郎売」の丸薬の ウイロウに喩えて名付けられたようです。 写真④ 過去picです。 赤い鞘から黒い実が２個飛び出したところはとてもかわいいです。写真は見つかりませんでした。

草合歓　クサネム マメ科 クサネム属 分布　北海道　本州　四国　九州 在来種 花期　７〜10月 ・キタキチョウの幼虫の食草 ・水田や湿地、河川敷などに生育する。 ・もともと大豆作の難防除雑草だったが、近年は輪作などを通して水稲栽培と共通の迷惑雑 草となっているようです。 少し涼しさを感じた日に散歩道にある小さな海岸に行ってみました。 昨年この時期に見られなかった植物が新たに何種類か生えてきていました。 クサネムもその中の１つです。 初めましてです。 海水に耐えられるようです。 スマホが熱くなり“スマホを冷やしてください” と注意が出、画面がボヤーッとなる中、帽子をバックに置き無理矢理写しました。

這目処萩　ハイメドハギ マメ科 ハギ属 分布　本州　四国　九州 在来種 花期8~10月 多年草 メドハギの変種。 茎　基部から倒れて放射状に地 　　を這う。 　　普通、開出毛がある。 　　茎に 毛の無いものもあ 　　り、毛のあるもの を 　　ケハイメドハギと分けるこ 　　ともある。 葉　3小葉、密につく。 　　小葉の幅がメドハギよりや 　　や広く長卵形。 花　旗弁の紫色は滲んだように 　　広く広がっていて竜骨弁の 　　先も紫色。 メドハギと混生していたり群生していたりしています。

目処萩　メドハギ マメ科 ハギ属 分布　日本全土 在来種 ・メドハギは日本全国の痩せ地に生育する多年生草本。 ・葉は3つの小葉からなり、頂小葉が最も大きい。 ・茎は丈夫でやや木化し、高級すだれなどにも利用された。 ・和名は占いの一種である筮竹（ぜいちく）を“めどぎ”といい、これの代用に利用したためメドギハギ→メドハギとなった。 写真③ 途中から枝が沢山出て空に向かって伸びています。

猫ハギ　ネコハギ マメ科　ハギ属 分布　本州　四国　九州 花期　７〜９月 日当たりのよい草地や道端など、やや乾いた荒れ地に生育。 全体に黄褐色の毛が密生している様子を猫に例えたと言われている。 茎が立ち上がらず、枝分かれしながら地表を這う。 暑過ぎて散歩もできずにいましたがそろそろネコハギが咲いているのではと思い見に行きましたら可愛く咲いていました。

白朮　オケラ キク科　オケラ属 分布　本州　四国　急坂 在来種 花期　９〜10月 ・花色は白色か淡紅紫色 ・雌雄異株。 　　雄蕊と雌蕊のついた両性株 　　と雄蕊だけの雄性株があ 　　る。 　　雌花と雄花があるが両方と 　　も雌蕊が突き出している。 　　雌花の雌蕊は受粉するため 　　に先が割れている。 　　雄花の雌蕊は先が閉じたま　 　　ま。 　　雄花には、雌蕊の下に紫 　　色がかったオシベの花粉袋　 　　が　ある。 （写真④撮影2024/9/9） ・頭花の総苞の周りに魚の骨のような苞葉があるのが特徴。（写真②） 今年は猛暑の為か花が咲ききらず花が黒ずんで来る。（写真③）

姫夜叉五倍子　ヒメヤシャブシ カバノキ科 ハンノキ属 分布　北海道　本州　四国 在来種 花期　３〜５月 果期　10月〜11月 ハンノキの仲間だろうと思いますが今まで見たことのない美しい葉です。 調べたらヒメヤシャブシ 。 冬に枝先に雄花序の冬芽がつくようですが今すでに小さな蕾がついています。（写真3） 雌花序は果実の形になっています。（写真2） 葉の側脈は20〜26対「写真①） 樹皮はちょっと桜に似てるような（写真4）

異形花柱花のタデ科２種 ①桜蓼　サクラタデ タデ科 イヌタデ属 分布　本州　四国　九州　沖縄 在来種 花期　８〜11月 短花柱花 ②白花桜蓼　シロバナサクラタデ タデ科 イヌタデ属 分布　北海道　本州　四国　 　　　九州　沖縄 在来種 花期　8~11月 短花柱花 水田などに生育するはずなのに植木鉢で乾燥と暑さとに負けず咲いてくれました。 サクラタデ、シロバナサクラタデ ともに異形花柱性種です。 短花柱花と長花柱花の２型で 送粉者（昆虫など）の口吻の付け根に短花柱花の花粉が、口吻の先端には長花柱花の花粉が付着すると報告されているそうです。

谷蕎麦　タニソバ タデ科 イヌタデ属 分布　色丹島　北海道　本州　四国　九州 在来種 花期　７〜１０月 原野や山地の日当たりの良い湿った場所や林縁、田の畔などに生育する 撮影　2022/9/10 九州　阿蘇　小国町 記録