いつも漫然と通りすぎてしまう栃木市藤岡文化会館入口にある田中正造翁の銅像　2023年10/8に車の中から撮った遠景は投稿したこたがありました　ただそこに行ったのは初めてであり翁の説明の立派なレリーフがあったりしました　以前の遠景の写真で写っていた桜はクビアカツヤカミキリの被害により全滅となってました(ある意味これも公害の一種であり、国を挙げて対処しなくてはならない事案ですよね)　なので暗がりですが青い空が映えて写っています　しかし桜においてはまったく残念ですね　鉱毒という人に厄災をもたらす公害、そこで企業、政府に体当たりしていった翁と農民たち…　その事跡の顕彰は、未来においていついかなるときでも起こりうるであろう公害というものの現象の中で、輝きは増しどはすれ霞むことなどありますまい　昨今アメリカにてタール色素を食品に添加するのを禁じた報道がなされました　しかしそれを右から左に受け流す日本人　霞んでしまったのは我関せずを決め込む日本人の感性なのでは？　 国民医療費は令和5年度の報告では 47兆3000億円にもなるといわれています

佐野厄除け大師とそこにある田中正造翁の墓　世界に先駈け環境問題に取り組んだ郷土の偉人である 小林製薬サプリメント紅麹問題にて厚生労働省からプルベル酸が検出されたとの報道がなされた　マラリア原虫をも殺傷する成分であるとするが、これが健康被害につながっているとはまだ未検証であるとの報道がなされた　 しかしすごいのは報道はもはやこの成分がほぼ間違いないであろうとの見解をていすることだ　なぜそんなことがいえる？　まだ未検証となっているのに…　報道はすべてそうだ　そして責任はもたない　松本サリン事件で冤罪がなされたときの報道はどうだった？　かいわれ大根中毒事件の誤認報道は？すべてこのなんの精査もなされず勝手に作り上げていく報道のミスリードで生まれたものである　鵜呑みにしてはならない日本のマスメディアなのである　小林製薬を擁護するわけではなく、報道の姿勢に言及するものだということを付け加えておく

車内からの撮影でわかりずらいが田中正造翁の銅像　世界に先駈け公害問題にとりくんだグローバルな偉人　陛下への直訴という当時なら死罪覚悟の行為で谷中村をはじめとする栃木、群馬の鉱毒で苦しむ民のため働いた　政治家の人がまっさきに見習うべき存在なのだが、知らない御仁も多いと聞く…