笑って…ミーサ いつか笑って 笑顔がみたいから花を贈るよ… ママはドールの私を笑わせようとする 私以上に病んでいると思う このまま笑わない日々が続けば ママは、私をどうするだろう ヒステリックに私を土の上に投げつけ、土中にめり込むまで私を踏みつけるのだろうか… だめなものはダメで、むりなものはムリで、ママの期待にこたえることなんてできないのに… 努力したってできないものはできないのに、私の努力が足りないからだと責めを負わねばいけないのだろうか… 周りの皆んなは、ヤル気になったらできるかもよ?なんていい加減なことを言う できるわけないじゃん!! ドールなんだよ⁉︎ やればできる!!なんてセリフ、誰が言ったの そんなこと言う人こそ、踏みつけて土中にうずめてやりたい 〜笑わないミーサさん〜 セラギネラオーロラに夜来香の花びらを添えてみた

わたしのお膝で 震えて眠れ… 〜フウチソウの下のミーサさん〜

ミーサさんは笑いません 「喉がかわいてるね？渇いてるよね？」 と真顔で水を持ってきます 植物たちが「神〜✨」とか「オヤツもほしいちゃむ〜ෆ」とか言っても、笑いません とかげ万作がプランターのふちでツルッと滑って見えなくなっても、笑いません コーンから落ちたアイスを見ても、絶対笑いません いつ笑うの?と思うくらい笑いません だからミーサさんは植物たちにとって憧れの存在です 植物たちは箸が転げても笑いますし、水やりの時、誰かがこぽこぽ‥と土から空気のでる音をたてても笑ってしまいます 今日もクールなミーサさんは「喉がかわいてるね？渇いてるよね？」と真顔でやってきます 植物たちはミーサさんの真顔をみても何故か笑いがこみあげてくるのです 〜セラギネラ　オーロラ(イワヒバ科シダ類)〜