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けいちゃん
澁澤龍彦の東西不思議物語という本の中に、『石の中で生きているもののこと』という章がある。 「耳袋」という奇談・雑話の聞書を集録したものの中から『魚石』について書かれているのを取り上げ紹介しているのだが、そういうものが現実にあれば見てみたいと思っている。 『魚石』それは、絶えずしっとりと水を噴き出している湿った石なのだが、詳しくは 以下、本より抜粋するので想像してみてほしい。 【この石を気永に周囲から磨りあげて、水から一分というところまでで留めると、水の光が中から透きとおって、二つの金魚のその間に遊びまわる姿は、この世にないほどの美しさだという】 想像するに、石の中は空洞になっていて、水もあり光もあり、勿論空気だってあるだろう。 そして、その中で魚が泳いでいるということだ。 ところが、これの持ち主が石の外側を磨っている途中で誤って割ってしまい、 水はあふれ出し水と一緒に飛び出した小魚も死んでしまった、という事が書いてある。 ちなみに一分というのは、調べてみると3.03㎜の薄さだった。 石の中で泳ぐ金魚を見るためには、職人技が必要ということか。 そしてこの石を朝夕眺めているだけで長生きできるのだという。 お宝と言いながら、雑多な品物を集めていたりする私だが、実はこういう、儚い物こそ本当のお宝なのではと思ったりする。 そして、薄くなって透けている石の中で不自由な自由を楽しんでいる生き物の不思議な光景に思いを馳せた。 〜八重桜の葉が水中の金魚のようで綺麗でした〜
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けいちゃん
小説のお話 恒川光太郎の『夜市』は有名だけれど、一緒に収録されている『風の古道』の方が好きかなと思う。 どちらも異世界の物語だけれど、こちらのほうが哀しさ懐かしさを感じられた。 そして読み終えたあとの余韻も好みだ。 電子ブックだが、この物語の終わる部分にマーカーを引いている。 “これは成長の物語ではない。 何も終わりはしないし、変化も、克服もしない。” ほんとやなあ‥ 〜風の小道〜 ペンディングトレイン終わっちゃったね( ; ; )
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