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ウツボグサの花の一覧

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ゆうこ
 危うく踏みかけたウツボグサ。もらって育て、身も心も快調だ。 高知市大津の国広須美さん。夫を若くして病気で亡くし、女手一つで3人の子育て。20年前には自営の弁当屋を始めたが、体はあちこちガタが来た。去年の初夏、大豊町の友達に誘われてアジサイを見に行く。車から降りた足元にあったのが、この花。 佐川町の亡き母の言葉を思い出した。「これは大事な花。女の人の病気にはなくてはならないもの」。試しに煎じて飲むと、ぼうこう炎によく効いた。本誌「声ひろば」欄で紹介し、広く反響を呼んだ。 電話をくれた人は100人超。届いた手紙は40通。「懐かしい花」「父母や祖父母が薬草に育てていた」。全員に返信を書き、育てた花や株を求める人に分けた。高齢のご夫婦は涙ながらに礼を言ってくれたと、先日の本紙に投稿を寄せていた。 東洋医学の大家、高知市出身の大塚敬節の事典にもウツボグサは見える。漢方と西洋医学の長所の活用を説いた大塚博士は、古くから先人が大切に伝え残した「民間薬」「民間療法」に戦後いち早く着目した。数々の至言を残したが、次の一説もそうだろう。「薬には魂のこもったものと、こもらないものとがある」(「漢方の特質」) ウツボグサは「夏枯草(かこそう)」と呼ばれる。かれんな紫の花は初夏に咲き、盛夏の今ごろに枯れる。国広さんの花壇では、枯淡の褐色となったぼんぼりのような穂が揺れている。     2022.8.2高知新聞🗞【小社会】 🍃今日の高知新聞一面の左下いつも読む〝小社会〟に隣人のウツボグサのことが編集者によってまとめられていた。私は「おめでとう凄い一面デビュ〜♡」というと気恥ずかしそうに喜んでくれた。私の母も早朝電話でお祝いの言葉を伝えたとか。おかげで母はウツボグサ茶を道の駅大杉に出品し笑顔の輪が広がっている。隣人はまだまだと鼻息を荒くしてるけどね…笑 🏷セルフヒールの花2021.6.23に隣人がウツボグサと出合った瞬間を投稿しています。
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ゆうこ
『花言葉のように』 女性 81歳 自営業(高知市) ウツボグサを育て始めて1年目です。「声ひろば」に掲載していただいて、知り合うはずのなかった多数の人たちと知り合うことができた。人生を1日たりとも無駄にしないようにと考えている方々で、1つ1つが心に残る。私ももっと勉強しなくては。 漢字で「靫草」と書き、武士が矢を入れる「靫」に似ているからこの名がついたという。心臓形の苞葉(ほうよう)が密に対した中に、紫色の唇形の花を三つ咲かせる。 心臓形の苞葉が気になって、前の日に採取したばかりの花の終わった太い穂をシャープペンシルの先でゆっくりはがしてみた。きれいなハート形の柔らかい葉っぱが現れた。感動を1人で受け止めることができず、「見て見て、これ!」。隣の家のドアをノックしていた。 先日、苗を取りに来た94歳の男性、車から降りることができなかった奥さん。帰り際に窓から差し出した両手に「お元気で、また」と、ゆるーくタッチした。奥さんは涙をこぼして泣いていた。ご主人は何回も深く頭を下げてお礼を言って、ゆっくり車に乗り帰って行った。 後日、ショートメールが届いた。「過日はウツボグサありがとうございました。私どもの庭にその紫色の花が咲きました。まさに恋い焦がれたダイヤモンドの輝きです。胸踊る思いです」 花言葉は、「優しく癒やす」と「協調性」。     高知新聞🗞【声ひろば】7/26    🍃隣人のウツボグサです♪高知市の暑い日差しに元気いっぱい育ちました。私も干してはウツボグサ茶にして煎じて飲んでいます。隣人の〝声ひろば〟は世知辛いことが多い現代ににホッとさせてくれる文面でまた癒されました♡♡♡ 🏷「セルフヒールの花」からずっと物語が続いています
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