４月８日撮影　小石川植物園 これも下草としてよく見かけました。 セリ科っぽい葉の上に広がった実です。 なぜか、最初はセントウソウの実だと思っていました。近くにセントウソウもたくさん咲いていたので。 「おおお！実はこんなふうになるのか！」と思っていたのですが、この前のセントウソウを見ていただけると分かるように セントウソウの実は短くて円柱を２つ付けたような形です。 それではこれは何！？ どうやって調べようか、〝線香花火のような実〟とか、〝細長い実〟とかやってみましたが、なかなかわからず、 わたしが初めにセントウソウと思ったというのを信じて〝セントウソウに似ている〟で調べて分かりました🥰 ヤブニンジン（藪人参） セリ科ヤブニンジン属 ヤブニンジンは北海道から九州、朝鮮・中国・シベリア・インドなどに広く分布する多年草。林内から林縁、山道の路傍、竹林などの、適潤地からやや湿った場所に生育する。路傍に生育することが多い。遷移の進んだアラカシ林中にも生育することから、耐陰性は高いものと思われる。 　葉は2回3出複葉で柔らかい。4月から5月、白い花を咲かせるが、小さく数が少ないので目立たない。果実は細長く、列を成して剛毛がある。6月の後半には、果実は黒く熟し、葉も枯れてしまう。葉が枯れても茎だけが残り、種子をつけたままの状態が長いことから、剛毛によって種子が服などに付着して散布される、動物散布ではないかと思う。 （岡山理科大学 波田研ホームページ　より） 間違えていたら教えてください🙇