樟脳の匂いがする衣装だんすの中を奥に抜けると、しんしんと雪が降りつもる真夜中の森にでる 遠くの方に薄ぼんやりしたあかり それは森の中にぽつんとある街灯だった 雪の街灯の下‥ 末っ子のルーシィがナルニアの生き物に初めて出会った場所 のちに　そこは【街灯あと野】と呼ばれるようになるの 降り積もる雪　ガス灯のぼやけた灯り　赤いマフラーを巻いたフォーン(下半身がヤギ) 胸が高鳴った‼︎ ｷﾀｰｯ そこから私の心はナルニアに持ってかれ、学校の図書室にかよう賢い小学生となる‥ 大きくなって全七巻を大人買い‼︎ もちろん当時のポーリン・ベインズの挿絵のものを‥ ここは、こだわりどころなの お兄ちゃんのエドマンドが白い魔女に貰ったプリンが、実はターキッシュデライトというお菓子だと知ったのは大人になってから そしてそのターキッシュデライト(英語名)というのがトルコのお菓子ロクムで、お土産でもらって食べたことがあるものだとわかったのも ずっとあとになってから 日本の子供たちには馴染みのないお菓子だったので翻訳者がプリンに変えた とか‼︎ 箱いっぱいのプリンを食べれるなんて相当うらやましかったけど、 (食べた後すっかり温かくなって‥)とか書かれていて プリンをたくさん食べたらお腹冷えるやん⁇ と不思議におもっていた ターキッシュデライトって、粉砂糖がかかったもちもちしたグミみたいなお菓子 だったら　いくら貪ってもお腹は冷えない‥ 納得‥ 映画の中ではプリンではなく、原作通りターキッシュデライトを卑しく頬張るエドマンド この頃のエドマンドはマヌケ野郎だったが、 のちに正義王と呼ばれるまでに賢く成長する！ グワシ‼︎🤟 挿絵にナルニアの地図が描かれているんだけど、それを紙に写して授業中に後ろの席に回して遊んだ 後ろの子は⁇⁇だったね 子供って時々へんなことする 趣味の共有もしくは布教みたいなものだった‥ とか‼︎ 【ナルニア国物語】C・S・ルイス作 子供の頃に出会えてよかった本 毎月23日は本と植物と🏷に参加します