第６話『お歳暮』 2024年12月31日、2人のお家の真ん中で。 「ボットくんボットくん見てよ！このオベサ。君に似て細長いだろう！君にあげたくて持ってきたんだ。」 「うわ！偶然だねロボくん。僕も君にそっくりな丸いオベサを見つけたよ。2024年お世話になりました。来年もよろしくね。これお歳暮だよ。」 2人は来年も仲良く過ごせそうです☆（つづく） 57デザイン＆制作ロボットのお話 ロボくん…シダーローズの子 ボットくん…羽の子 ※アーノルドローベル著『がまくんとかえるくん』へのオマージュ作品 2024年最後の投稿です。 GSのみなさんと植物たちに、たくさん助けていただいた年となりました。来年もよろしくお願いいたします。みなさんに幸多からんことを祈念して！　We can do it！

第5話『ここから再び』 ロ「ふぁ〜ぁ。よく寝た。おはようボットくん。えっ！ここどこ？」 ボ「やっと起きたのかい。ロボくん。おはよう。ここは新しい57号さんちのベランダだよ。」 ロ「引っ越したの？　寝てる間に？　人間は勝手だね。自分の都合のいいようにどんどん変えちゃうんだから。」 ボ「まあそう怒らないで。人間に限らず生き物は、変化に対応するために自分が変わらないと生きていけない存在なんだから。僕らロボットとは違うのさ。」 ロ「ふ〜ん、そういうものなのかい。でも、まあ、ここも気持ちいい場所だなあ。」 ボ「そうだね。それにしてもロボくん、それはなんだい！ツルニチニチソウがからみみついてるよ。ハハハハ。」 ロ「そういう君だって！ハハハハ。僕よりずいぶん前に起きたみたいな言い方してたけど、あれはウソだね。」 ボ「バレちゃったか。ハハハハ。」 2人のお話はまたここから始まるのでした。 つづく 57デザイン＆制作ロボットのお話 ロボくん…シダーローズの子 ボットくん…羽の子 ※アーノルドローベル著『がまくんとかえるくん』へのオマージュ作品

第4話『待ち合わせ』 ボットくんがフクロウさんたちに聞きました。 「ロボくんを見かけなかったかい？」 「しらないホー」「しりませんホー」 「18時にシイタケ森でまちあわせだよって言ったのに、もう1時間もすぎてるよ。どうしちゃったのかなロボくん。だいじょうぶかな？」 そのころロボくんは 「うわ〜ここにも！なんてキノコだ‼︎ ボットくんに見せてあげたいなあ〜。」 2人はこの日、レストランへ行くことはできませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく） 57デザイン＆制作ロボットのお話 ロボくん…シダーローズの子 ボットくん…羽の子 ※アーノルドローベル著『がまくんとかえるくん』へのオマージュ作品

第３話『梅の花』 ロボくんとボットくんが、うめの花の前で話しています。 「ボットくん聞いたかい？」 「何をだい？ロボくん。」 「57くん、ぼくらをおいて、ウメのてんらんかい行ったんだってさ。ほんといやになる！」 「でもねロボくん、見てごらん。ここにもこんなすてきなウメがさいてるじゃないか。」 「これがウメって言うのかい？　知らなかったよ。」 「知らなくておこってたの？　そう、これがウメだよロボくん。」 「ああ、なんてすてきなにおいなんだ！」 「いつか2人でウメのてんらんかいへ行こうね。」 「2人でかい？」 「うん！2人で。」 春の足音が聞こえる中、2人はいつまでもウメの花を見ていました。 （つづく） 57デザイン＆制作ロボットのお話 ロボくん…シダーローズの子 ボットくん…ハネの子 ※アーノルドローベル著『がまくんとかえるくん』へのオマージュ作品

第２話『お水やり』 「ロボくん きょうは はちうえのお花をもってきたよ。」 「うわ〜 すてきだね。でも、ぼくに育てられるかなあ？」 「だいじょうぶさ！いっしょに育てたらいいよ！」 「きみといっしょにかい？」 「そうさ！いっしょにさ！」 2人は いっしょに お水をあげたのでした。（つづく） 57デザイン＆制作ロボットのお話 ロボくん…シダーローズの子 ボットくん…羽の子 ※アーノルドローベル著『がまくんとかえるくん』へのオマージュ作品 200picは『ロボくんとボットくん』より「セントポーリア編」でした。 GSを初めて3ヶ月半😆　GS、ぼくにはなくてはならないものになりました。それもこれも、みなさんのあたたかいコメントや「いいね！」のおかげです。いつも本当にありがとうございます🌷　これからもよろしくね🥰

第1話『ロボくんとボットくん』 「ぼく、お花もらったことないんだ」 「はい！クラスペディアのお花🌼」 「あ、ありがとう」 2人はずっと友だち。つづく 　 57デザイン＆制作ロボットのお話 ロボくん…シダーローズの子 ボットくん…羽の子 ※アーノルドローベル著『がまくんとかえるくん』へのオマージュ作品