植物を見る時、人それぞれ気になるポイントは色々あると思いますが、私は成長点を見るのが好きです。文字通り成長が一番感じられる箇所ですし、神秘的な部分だと思うのです。写真の大正キリンは奇妙なカタチの多いユーフォルビアにおいてはかなり地味な部類かもしれませんが、それでも成長点は見所がスゴいとおもうのです。新しく出来てきた部分は臓物のようになんだか柔らかそうな、触れてはいけないような真っ赤ですが、やがて茶色になり、最後にはカチカチの白いトゲになっていきます。これを繰り返しながらトゲを増やして大きくなっていくんです。そうこうしているうちに下の方から肌が木質化して行くんですよ。すげー。