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オシロイバナ(白粉花/ユウゲショウ<夕化粧>)の一覧

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カタバミ
10月、神無月は神有月。時季は秋に。季節は先へさきへと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、その季節の変化もにゆっくりと順応しようとしている--- 9月からの、より充実した時季を享受しようとしている草花達の姿 ---その13。  /春から夏過ぎて秋に観るは、      天仰ぎてトランペット吹くや小さな白い花/ 春から夏過ぎてこの秋へと、我が住まいの周囲の草花の成す生垣は、その色彩の変化や変幻さえ繰り返しているのである。 そのひとつに、今観るはその花は、長い首を持って、その花筒の先が5浅裂した、真っ白な小さなトランペット形の花が、横向きから天を仰ぎつつ、大気を大きく深呼吸しているかの様にして、群生草花の中にジッとして佇んでいた。 この種の花には、花色はピンク、赤、黄色、オレンジ、またその複色が多い中、その花は、何の混じり気のない 全くの純白のような’花‘であった。 先に、その辺りに観た同類と思われる草花のその花の色は、複色の一種の鮮やかにも華やかな花であったのを覚えている。 正確に言えば、その’花‘、花弁のように見える部分は萼片が変化したもので、その‘花’には花弁はないが、それらしきものであるという。 多くのこの花の品種は、一株から様々な花色を付けて咲くことから、「ペルーの不思議」という英名も持っているという。 しかし、ここで出逢い観た、その草花は、白一色で、この種の品種ではない様であった。 また、一般にこの花は、夕方~夜間に開花し翌朝には萎んでしまうというが、夏の間は開花した状態を見る機会がなかなかないが、秋になると朝咲いているのを見ることができるようになるという、草花であった。   オシロイバナ(白粉花/ユウゲショウ<夕化粧>)          多くの複色オシロイバナ(昨年同じ付近で観た花) <‘オシロイバナの花‘について、下記の「オシロイバナ」より抜粋、次に: 花は基部が筒状で先が5裂しているが、花弁のように見える部分は萼片が変化したもので、オシロイバナに花弁はない。 花の付け根にある萼のような部分は苞葉(ホウヨウ)と呼ばれる、葉が変化したものである。> ・オシロイバナ<白粉花、別名 ユウゲショウ<夕化粧>>(オシロイバナ科 オシロイバナ属) (備忘: オシロイバナの属性等について 11/7 ‘20)  これは、次の「オシロイバナの属性等について」が取って代わる。 ・オシロイバナ<白粉花、別名 ユウゲショウ(夕化粧)、フォー・オクロック>(オシロイバナ科 オシロイバナ属/ミラビリス属) アメリカ大陸を中心に約50種が分布する多年草。 美しい花を咲かせる幾つかの種が栽培されているが、最も広く普及しているのが、オシロイバナの和名を持つミラビリス・ヤラッパ種である。 ヤラッパ種は南アメリカの熱帯雨林原産のオシロイバナで、一般的にオシロイバナと言うと本種を指す。 また、流通量は少ないが、ナガバナオシロイバナの和名を持つミラビリス・ロンギフローラ種も栽培されることがある。 ナガバナオシロイバナは、名前の通り花が長いのが特徴のオシロイバナの近縁種である。 ここでは上述の2種をオシロイバナとしての紹介。 日本へは江戸時代に渡来し、一部が野生化して帰化している。 両種共に多年草で、耐寒性が低く日本では冬の寒さで枯れてしまうことが多いため、春に種をまいて夏に花を楽しむ春まき一年草として扱うのが一般的である。 オシロイバナの花期は6月下旬~10月。 花期になると、分枝した茎の先に、花径2~3㎝程度の花を多数咲かせる。 花は基部が筒状で先が5裂しているが、花弁のように見える部分は萼片が変化したもので、オシロイバナに花弁はない。 花の付け根にある萼のような部分は苞葉(ホウヨウ)と呼ばれる、葉が変化したものである。 花は夕方4時頃から開き、翌朝の9時頃には萎んでしまう一日花であるが、花期の間は途切れることなく次々と開花する。 オシロイバナの英名である「フォーオクロック」の名前は、午後4時頃から咲き始めるこの性質に由来している。 花色は白、ピンク、赤、黄色、オレンジ、複色。 絞り咲きや咲き分けの品種は、花ごとに花色が微妙に異なる。 花にはほのかな香りがある。 葉は先が尖った卵型、または心形で対生。 茎はよく分枝して花を咲かせながら、草丈50~100㎝程度に成長する。 耐寒性はあまり高くないが、暖地であれば根が残って冬越しし、春に再び芽吹く。種からも容易に育てることができ、こぼれ種でもよく増える。 <オシロイバナの名前の由来> オシロイバナの名前は花後に実る果実に由来している。 果実は表皮が固くなる前につぶすと、中には白い粉状の胚乳が入っている。 この胚乳がおしろいのようなことから「オシロイバナ」の名前が付いた。 この種や根には毒性があり、誤食すると腹痛や嘔吐、下痢を起こす。 <オシロイバナの主な品種> →オシロイバナ 南アメリカの熱帯雨林原産のオシロイバナである。 現在では熱帯から温帯にかけての広い地域で帰化植物として定着している。 絞り咲きや、咲き分け品種なども流通しているが、品種名のないものがほとんどである。 咲き分け品種では、ピンクの花と白の絞り咲きの花が一株から咲く。 一株から様々な花が咲くことから、「ペルーの不思議」という英名も持っている。 →ナガバナオシロイバナ アメリカのアリゾナ州からテキサス州、メキシコ北部に分布するオシロイバナの近縁種。 名前の通り花筒が非常に長く、10㎝以上の長さになる。 花色は白のみ。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑) <オシロイバナの花色や斑入りは遺伝するの? どんな種類があるの?> (出典: みんなの広場(日本植物生理学会)) →オシロイバナ(南米原産)は、「ペルーの不思議」と言われるのは、一つの株から二色の花色を付けたことに由来。つまり、赤色から黄色の花色が現れるたりする。これは遺伝によるものと言われている。 オシロイバナの花の色には優劣が無く、基本赤や黄色、白と言った色自体が独立している。仮に優劣があるとすれば、それは色が混ざるか、混ざらないかによるものと言われている。 よくみる斑模様や赤、黄色、白は混ざった場合には、花色が見れるかもしれないが、基本三色が混ざっている花はあまり見かけることはない。 色のほとんどは赤と白や、赤と黄色といったようにわかれている。 → 斑入りも、その色を作る酵素の遺伝子によって、現れると言われる。 つまり、塩基配列であるトランスポゾンというDNAを転移することができる配列の事であり、このトランスポゾンが入る混むことによって、赤色の遺伝子が失ったり、機能したりすることによって、赤色の花弁の中に白色の斑模様ができたりする。 この遺伝子の組み合わせによって、いろいろな花色ができたりと、花として全体構成が出来上がってくるといわれている。 オシロイバナの花色を、掛け合わせることで斑入りができたり、黄色のオシロイバナの中に、赤色のオシロイバナが誕生したりと、洋々な組み合わせで素敵な色の花色と咲かせていく植物である。10月の秋頃まで洋々な色のを咲かせてくれる。
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カタバミ
10月、神無月は神有月。時季は秋に。季節は先へさきへと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、その季節の変化もにゆっくりと順応しようとしている--- 9月からの、より充実した時季を享受しようとしている草花達の姿 ---その13。  /春から夏過ぎて秋に観るは、      天仰ぎてトランペット吹くや小さな白い花/ 春から夏過ぎてこの秋へと、我が住まいの周囲の草花の成す生垣は、その色彩の変化や変幻さえ繰り返しているのである。 そのひとつに、今観るはその花は、長い首を持って、その花筒の先が5浅裂した、真っ白な小さなトランペット形の花が、横向きから天を仰ぎつつ、大気を大きく深呼吸しているかの様にして、群生草花の中にジッとして佇んでいた。 この種の花には、花色はピンク、赤、黄色、オレンジ、またその複色が多い中、その花は、何の混じり気のない 全くの純白のような’花‘であった。 先に、その辺りに観た同類と思われる草花のその花の色は、複色の一種の鮮やかにも華やかな花であったのを覚えている。 正確に言えば、その’花‘、花弁のように見える部分は萼片が変化したもので、その‘花’には花弁はないが、それらしきものであるという。 多くのこの花の品種は、一株から様々な花色を付けて咲くことから、「ペルーの不思議」という英名も持っているという。 しかし、ここで出逢い観た、その草花は、白一色で、この種の品種ではない様であった。 また、一般にこの花は、夕方~夜間に開花し翌朝には萎んでしまうというが、夏の間は開花した状態を見る機会がなかなかないが、秋になると朝咲いているのを見ることができるようになるという、草花であった。   オシロイバナ(白粉花/ユウゲショウ<夕化粧>)          多くの複色オシロイバナ(昨年同じ付近で観た花) <‘オシロイバナの花‘について、下記の「オシロイバナ」より抜粋、次に: 花は基部が筒状で先が5裂しているが、花弁のように見える部分は萼片が変化したもので、オシロイバナに花弁はない。 花の付け根にある萼のような部分は苞葉(ホウヨウ)と呼ばれる、葉が変化したものである。> ・オシロイバナ<白粉花、別名 ユウゲショウ<夕化粧>>(オシロイバナ科 オシロイバナ属) (備忘: オシロイバナの属性等について 11/7 ‘20)  これは、次の「オシロイバナの属性等について」が取って代わる。 ・オシロイバナ<白粉花、別名 ユウゲショウ(夕化粧)、フォー・オクロック>(オシロイバナ科 オシロイバナ属/ミラビリス属) アメリカ大陸を中心に約50種が分布する多年草。 美しい花を咲かせる幾つかの種が栽培されているが、最も広く普及しているのが、オシロイバナの和名を持つミラビリス・ヤラッパ種である。 ヤラッパ種は南アメリカの熱帯雨林原産のオシロイバナで、一般的にオシロイバナと言うと本種を指す。 また、流通量は少ないが、ナガバナオシロイバナの和名を持つミラビリス・ロンギフローラ種も栽培されることがある。 ナガバナオシロイバナは、名前の通り花が長いのが特徴のオシロイバナの近縁種である。 ここでは上述の2種をオシロイバナとしての紹介。 日本へは江戸時代に渡来し、一部が野生化して帰化している。 両種共に多年草で、耐寒性が低く日本では冬の寒さで枯れてしまうことが多いため、春に種をまいて夏に花を楽しむ春まき一年草として扱うのが一般的である。 オシロイバナの花期は6月下旬~10月。 花期になると、分枝した茎の先に、花径2~3㎝程度の花を多数咲かせる。 花は基部が筒状で先が5裂しているが、花弁のように見える部分は萼片が変化したもので、オシロイバナに花弁はない。 花の付け根にある萼のような部分は苞葉(ホウヨウ)と呼ばれる、葉が変化したものである。 花は夕方4時頃から開き、翌朝の9時頃には萎んでしまう一日花であるが、花期の間は途切れることなく次々と開花する。 オシロイバナの英名である「フォーオクロック」の名前は、午後4時頃から咲き始めるこの性質に由来している。 花色は白、ピンク、赤、黄色、オレンジ、複色。 絞り咲きや咲き分けの品種は、花ごとに花色が微妙に異なる。 花にはほのかな香りがある。 葉は先が尖った卵型、または心形で対生。 茎はよく分枝して花を咲かせながら、草丈50~100㎝程度に成長する。 耐寒性はあまり高くないが、暖地であれば根が残って冬越しし、春に再び芽吹く。種からも容易に育てることができ、こぼれ種でもよく増える。 <オシロイバナの名前の由来> オシロイバナの名前は花後に実る果実に由来している。 果実は表皮が固くなる前につぶすと、中には白い粉状の胚乳が入っている。 この胚乳がおしろいのようなことから「オシロイバナ」の名前が付いた。 この種や根には毒性があり、誤食すると腹痛や嘔吐、下痢を起こす。 <オシロイバナの主な品種> →オシロイバナ 南アメリカの熱帯雨林原産のオシロイバナである。 現在では熱帯から温帯にかけての広い地域で帰化植物として定着している。 絞り咲きや、咲き分け品種なども流通しているが、品種名のないものがほとんどである。 咲き分け品種では、ピンクの花と白の絞り咲きの花が一株から咲く。 一株から様々な花が咲くことから、「ペルーの不思議」という英名も持っている。 →ナガバナオシロイバナ アメリカのアリゾナ州からテキサス州、メキシコ北部に分布するオシロイバナの近縁種。 名前の通り花筒が非常に長く、10㎝以上の長さになる。 花色は白のみ。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑) <オシロイバナの花色や斑入りは遺伝するの? どんな種類があるの?> (出典: みんなの広場(日本植物生理学会)) →オシロイバナ(南米原産)は、「ペルーの不思議」と言われるのは、一つの株から二色の花色を付けたことに由来。つまり、赤色から黄色の花色が現れるたりする。これは遺伝によるものと言われている。 オシロイバナの花の色には優劣が無く、基本赤や黄色、白と言った色自体が独立している。仮に優劣があるとすれば、それは色が混ざるか、混ざらないかによるものと言われている。 よくみる斑模様や赤、黄色、白は混ざった場合には、花色が見れるかもしれないが、基本三色が混ざっている花はあまり見かけることはない。 色のほとんどは赤と白や、赤と黄色といったようにわかれている。 → 斑入りも、その色を作る酵素の遺伝子によって、現れると言われる。 つまり、塩基配列であるトランスポゾンというDNAを転移することができる配列の事であり、このトランスポゾンが入る混むことによって、赤色の遺伝子が失ったり、機能したりすることによって、赤色の花弁の中に白色の斑模様ができたりする。 この遺伝子の組み合わせによって、いろいろな花色ができたりと、花として全体構成が出来上がってくるといわれている。 オシロイバナの花色を、掛け合わせることで斑入りができたり、黄色のオシロイバナの中に、赤色のオシロイバナが誕生したりと、洋々な組み合わせで素敵な色の花色と咲かせていく植物である。10月の秋頃まで洋々な色のを咲かせてくれる。
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