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観るは白・紫・青・赤の草花の最後の競演/の一覧
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カタバミ
9月、夜長月の長月。私の散歩道の道際等の草花達は、熱さと強い日差しから解放されて、より充実した自己表現に向けて、その個性ある色彩をより長く放そうとしているようだ。 8月からの、そして熱さから解き放された草花たちの姿 ---その15。 /残暑の中の日除け簾、 観るは白・紫・青・赤の草花の最後の競演/ 残暑の中、所用で出向いたその場に出会い観たは、それは、幅広く背を高くする日除け草花の簾であった。 その場とは、我々の身近な公共ビルのひとつであり、その成す簾は、ビル3階ほどにまでに駆け上がっていた。 そこには、既に時季を越しては、未だまだ頑張ってしっかりと、その自ら作った簾にしがみ張り付くようにして、白・紫・青・赤の、自らの色彩を誇るかのような草花の競演が、その残暑の中にあった。 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき) アサガオ(朝顔) ・アサガオ<朝顔、牽牛花>(ヒルガオ科 サツマイモ属) 一年性植物。 日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。中国語で牽牛。日本では「蕣」の漢字も当てられる。 <特徴> つる性。 葉は広三尖形で細毛を有する。 花は大きく開いた円錐形で、真夏に開花する。 1輪の花は,外側からがく5、花弁5、おしべ5、めしべ1を有する。 5枚の漏斗状の花弁は融合し、漏斗状になっている。それぞれの花弁の中央に、放射状の中肋(アサガオでは特に「曜」と呼ばれる)が走っている。子房は3つの子房室からなり、各子房室には2つの胚珠がつくられる。 [原産地] 自生種が存在することから、ヒマラヤかネパールから中国にかけての地域と熱帯アジアのどちらかが原産地であるとする説が有力であった。 しかし近年になって、熱帯アメリカ大陸が原産地であるとする説が出されている。 [日本] 当該植物が「朝顔」と呼ばれるようになったのは平安時代からで、日本への伝来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。 アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けにごし、けんごし)」と呼ばれ、奈良時代や平安時代には薬用植物として扱われていた。 和漢三才図会には4品種が紹介されている。 なお、遣唐使が初めてその種を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もある。 この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、本種でなく、キキョウあるいはムクゲを指しているとされる。 <利用> 日本では薬用よりも観賞用として人気を集めた [薬用] 種子は「牽牛子」(けにごし、けんごし)と呼ばれる生薬として用いられ、日本薬局方にも収録されている。中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼したことが名前の由来とされている。 粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。煎液にしても効かない。 種子は煮ても焼いても炒っても効能があるものの毒性がとても強く、素人判断による服用は薦められない。 朝顔の葉を細かに揉み、便所の糞壺に投じると虫がわかなくなる。再びわくようになったら再投入する。 <品種改良> 世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。変異の著しいものには種子を作ることができないものもある。 この変異が著しいために、種子ができない、または非常に結実しにくいものは「出物(でもの)」と呼ばれる。 不稔である出物の系統を維持するためには、変化が発現しなかった株(「親木(おやぎ)」と呼ばれる)により遺伝的に伝えて行くしかない。 したがってたくさんの種をまき、小苗の内に葉の特徴から変化を有している株は出物として鑑賞用に育成し、残りの株の中から出物の変異を隠し持っている親木を鑑別し、こちらは出物の採種用として育成することになる。そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。 20世紀に入り多様な遺伝子変異を持つアサガオは、遺伝学的解析や生理学的解析研究を行う遺伝学の研究対象となった。現在も遺伝学および生理学の研究材料として用いられている。 <品種改良の歴史> 江戸時代の2度の朝顔ブームを機に品種改良が大きく進んで観賞用植物となり、木版の図譜類も多数出版された。この時代には八重咲きや花弁が細かく切れたり、反り返ったりして本来の花型から様々に変化したものが生まれた。これらの朝顔を現代では「変化朝顔」と呼ぶ。 変化朝顔は江戸、上方を問わず大きく流行し、特に珍しく美しいものは、オモトや菊などと同様、非常に高値で取り引きされた。 「大輪朝顔」も「正木(まさき)」と呼ばれる結実する変化朝顔の一種である。江戸時代の変化朝顔ブームは、文化・文政期(1804年-1830年)、嘉永・安政期(1848年-1860年)にあり、幕末には約1200系統が作られた。 ブームの発端は、文化3年(1806年)の江戸の大火で下谷に広大な空き地ができ、そこに下谷・御徒町村付近の植木職人がいろいろな珍しい朝顔を咲かせたことによる。 その後、趣味としてだけでなく、下級武士の御徒が内職のひとつとして組屋敷の庭を利用して朝顔栽培をするようにもなった。 <文化> [俳句] 「朝顔」は夏ではなく秋の季語である。もともと、秋の花とイメージされていたためである。 朝顔につるべ取られてもらひ水(加賀千代女) [慣用句] 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき) 朝顔の花は早朝に咲いたと思うと昼にはしぼんでしまうことから、物事の衰えやすいことのたとえとしていう。 (出典・参考: アサガオ Wikipedia)
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カタバミ
9月、夜長月の長月。私の散歩道の道際等の草花達は、熱さと強い日差しから解放されて、より充実した自己表現に向けて、その個性ある色彩をより長く放そうとしているようだ。 8月からの、そして熱さから解き放された草花たちの姿 ---その15。 /残暑の中の日除け簾、 観るは白・紫・青・赤の草花の最後の競演/ 残暑の中、所用で出向いたその場に出会い観たは、それは、幅広く背を高くする日除け草花の簾であった。 その場とは、我々の身近な公共ビルのひとつであり、その成す簾は、ビル3階ほどにまでに駆け上がっていた。 そこには、既に時季を越しては、未だまだ頑張ってしっかりと、その自ら作った簾にしがみ張り付くようにして、白・紫・青・赤の、自らの色彩を誇るかのような草花の競演が、その残暑の中にあった。 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき) アサガオ(朝顔) ・アサガオ<朝顔、牽牛花>(ヒルガオ科 サツマイモ属) 一年性植物。 日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。中国語で牽牛。日本では「蕣」の漢字も当てられる。 <特徴> つる性。 葉は広三尖形で細毛を有する。 花は大きく開いた円錐形で、真夏に開花する。 1輪の花は,外側からがく5、花弁5、おしべ5、めしべ1を有する。 5枚の漏斗状の花弁は融合し、漏斗状になっている。それぞれの花弁の中央に、放射状の中肋(アサガオでは特に「曜」と呼ばれる)が走っている。子房は3つの子房室からなり、各子房室には2つの胚珠がつくられる。 [原産地] 自生種が存在することから、ヒマラヤかネパールから中国にかけての地域と熱帯アジアのどちらかが原産地であるとする説が有力であった。 しかし近年になって、熱帯アメリカ大陸が原産地であるとする説が出されている。 [日本] 当該植物が「朝顔」と呼ばれるようになったのは平安時代からで、日本への伝来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。 アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けにごし、けんごし)」と呼ばれ、奈良時代や平安時代には薬用植物として扱われていた。 和漢三才図会には4品種が紹介されている。 なお、遣唐使が初めてその種を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もある。 この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、本種でなく、キキョウあるいはムクゲを指しているとされる。 <利用> 日本では薬用よりも観賞用として人気を集めた [薬用] 種子は「牽牛子」(けにごし、けんごし)と呼ばれる生薬として用いられ、日本薬局方にも収録されている。中国の古医書『名医別録』では、牛を牽いて行き交換の謝礼したことが名前の由来とされている。 粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。煎液にしても効かない。 種子は煮ても焼いても炒っても効能があるものの毒性がとても強く、素人判断による服用は薦められない。 朝顔の葉を細かに揉み、便所の糞壺に投じると虫がわかなくなる。再びわくようになったら再投入する。 <品種改良> 世界的に見ても、これほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他にない。ほとんどの変異は江戸時代に生まれたものである。変異の著しいものには種子を作ることができないものもある。 この変異が著しいために、種子ができない、または非常に結実しにくいものは「出物(でもの)」と呼ばれる。 不稔である出物の系統を維持するためには、変化が発現しなかった株(「親木(おやぎ)」と呼ばれる)により遺伝的に伝えて行くしかない。 したがってたくさんの種をまき、小苗の内に葉の特徴から変化を有している株は出物として鑑賞用に育成し、残りの株の中から出物の変異を隠し持っている親木を鑑別し、こちらは出物の採種用として育成することになる。そのため江戸時代の人々は経験的にメンデルの法則を知っていたとも言われる。 20世紀に入り多様な遺伝子変異を持つアサガオは、遺伝学的解析や生理学的解析研究を行う遺伝学の研究対象となった。現在も遺伝学および生理学の研究材料として用いられている。 <品種改良の歴史> 江戸時代の2度の朝顔ブームを機に品種改良が大きく進んで観賞用植物となり、木版の図譜類も多数出版された。この時代には八重咲きや花弁が細かく切れたり、反り返ったりして本来の花型から様々に変化したものが生まれた。これらの朝顔を現代では「変化朝顔」と呼ぶ。 変化朝顔は江戸、上方を問わず大きく流行し、特に珍しく美しいものは、オモトや菊などと同様、非常に高値で取り引きされた。 「大輪朝顔」も「正木(まさき)」と呼ばれる結実する変化朝顔の一種である。江戸時代の変化朝顔ブームは、文化・文政期(1804年-1830年)、嘉永・安政期(1848年-1860年)にあり、幕末には約1200系統が作られた。 ブームの発端は、文化3年(1806年)の江戸の大火で下谷に広大な空き地ができ、そこに下谷・御徒町村付近の植木職人がいろいろな珍しい朝顔を咲かせたことによる。 その後、趣味としてだけでなく、下級武士の御徒が内職のひとつとして組屋敷の庭を利用して朝顔栽培をするようにもなった。 <文化> [俳句] 「朝顔」は夏ではなく秋の季語である。もともと、秋の花とイメージされていたためである。 朝顔につるべ取られてもらひ水(加賀千代女) [慣用句] 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき) 朝顔の花は早朝に咲いたと思うと昼にはしぼんでしまうことから、物事の衰えやすいことのたとえとしていう。 (出典・参考: アサガオ Wikipedia)
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