七十二候 《蟋蟀在戸》 キリギリス トニアリ 平安時代は コオロギのことをギリギリスと いったそうな どちらも 鳴く虫の総称といわれ 秋の虫たちが戸口で 鳴いている様子なのでしょう 日本人は虫の鳴き声を 左脳で聞く数少ない民族だそう 単なる音としてではなく 虫たちのメッセージ 声として聞く日本人の特徴だとか。 【ツユムシ】露虫 キリギリス科 草丈の高い葉に着く露を飲んで 生きている華奢な様子から由来 【プレクトランサス】 モナのラベンダー 秋の情緒を 魅せて…。

七十二候 《菊花開》 キク ハナヒラク 【小菊】茂兵衛菊 【ヒメアカタテハ蝶】 菊は 色も形もさまざまな品種 古くから 薬としても持て囃され 長寿の秘薬とか 菊日和の始まりを 魅せて……。 秋を経て 蝶も舐めるや 菊の露 芭蕉 秋の蝶 ひらひら舞う蝶たちも 羽がぼろぼろに なっていることも 傷ついた羽は たくましく生き抜いた証 なのだと…。

【三尺バーベナ】 ようこそ 揚羽蝶さん まるで鍵盤を 軽いタッチでひくように 飛び 舞いあがって 魅せて…。

　　　【五葉松】と【雉】 　ようこそ 　今年も　会えましたね 　 　3m程の 　雪つり松の上に 　ひょっこり【雉】のお客様 　 　薄暮になるも身動ぎもせず 　体調を心配… 　翌夕　前庭に再び 　 　ごゆっくり　どうぞ…。