タイリンキンシバイ Hypericum × hidcoteense Geerinck 雨に濡れた雄しべが少しずつ束にまとまっている 水滴の水曜日🏷 花弁はしっかりと開いて、縁に切れ込みが入る🧡キンシバイはこんなに開かずすぼまったカップ状の咲き方をする♬ セイヨウキンシバイやビヨウヤナギと違って雄しべは花弁より短いので、初めから雌しべの柱頭が5つに割れているのがよくわかる💛 蕾は卵型で葉は斜め十字対生💚花が終われば子房は膨らむけれど、コボウズオトギリのような赤い大きな実にはならない◉ そういえば、キンシバイの園芸品種と言われたこともあったけれど、実は親ではなく、他の3種間雑種らしい ヒペリカムご一族🏷🔼

セイヨウキンシバイ Hypericum calycinum 地中海辺りからやって来た、ビヨウヤナギの従姉妹(,,>᎑<,,) こちらもまつ毛パサパサだが、伸びた先を赤くデコるヒペリカムご一族🏷✨ つまりは、葯の色合いと、内側にカールせずに伸びるのが、昨日投稿したビヨウヤナギとの違いやね💛 ただ、開き方で違う印象になるのが識別で迷われるところか(　-᷄ ᴗ -᷅ ) 蕾は丸みを帯びていて、葉もそんなに細長くならず、葉先は丸みを帯びている🟩

ビヨウヤナギ Hypericum monogynum ヒペリカムご一族🏷のお姉さま的存在✨ 花弁より長い雄しべはふんわりと内側にカールして伸びている🟡 5体雄しべといって5つの束になっており、まとまってバサッと落ちる🟨 雌しべの柱頭は、コボウズオトギリが3つに分かれるのに対して、ビヨウヤナギは5つに分かれている💛葯は黄色で、花粉を出したあとは白っぽく見えるのがセイヨウキンシバイとの違いやね(^_-) 蕾も葉も、他のヒペリカムの仲間と違い細長く尖っているように見える🟩 ネットサイトでも、セイヨウキンシバイとうっかりミスで写真を取り違えておられることがあるので、検索する時は注意が必要だったりする(　-᷄ ᴗ -᷅ )

コボウズオトギリ Hypericum androsaemum 学名のヒペリカム アンドロサエマムを略して、ヒペリカムと呼ばれることがあるコボウズオトギリ🟡 この時期に目にするヒペリカム属（オトギリソウ属）の樹木部門では、比較的花が小さくて、実が可愛いので小坊主君と呼んでおります(◍˃ ᵕ ˂◍) 雄しべは束になって落ちて、あとに残った雌しべの柱頭が3つに分かれている🟡 花後に膨らんだ実の先にも残っているのが見えますね🔴 葉は十字対生、緑色の萼に守られた蕾は球形で丸みを帯びていて、これからまだまだ咲きますよ〜💛 ヒペリカムは、和名で言うと「オトギリソウ」を学名で言ったもので、この辺り混乱して、草の方のオトギリソウと名前を混同される方も多いようだ(´•᎑•`) よかったらヒペリカムご一族🏷をタップしてみてくださいね(^_-)

キンシバイの仲間たち⭐️ヒペリカムご一族 🌟コボウズオトギリ 🌟タイリンキンシバイ 🌟ビヨウヤナギ 🌟セイヨウキンシバイ 🌟1枚目はヒペリカム アンドロサエマム、和名はコボウズオトギリ⭕️ 赤い実ができてヒペリカムとして親しまれていますが、本来ヒペリカムは属名‼️ キンシバイもヒペリカムなのよねぇ… アンドロサエマムを省略するぐらいなら 小坊主君と呼んでおくれ～(1枚目) 🌟タイリンキンシバイ(ヒペリカム ヒドコート)は本家のキンシバイと違って名前の通り花弁は大きく、平開❇️こちらも「タイリン」を省略されちゃうことが多い… 花柱の先は５つに分かれます😃この仲間の特徴に雄しべが５束に分かれるというのがありますが、一番分かりやすい(^^) (2枚目) 🌟ビヨウヤナギ(ヒペリカム モノギナム)の雌しべは花弁よりも長く飛び出ます✨ 雄しべはふんわりと立ち上がるようになりまして、落ちる時はバサッと😅 蕾も葉っぱも細長いです😃(3、4枚目) 🌟セイヨウキンシバイ(ヒペリカム カリシナム)はビヨウヤナギと同じように雄しべが長く目立ちます🌕️ 葯はオレンジ色で、全体的に少し外側に広がっていて、雌しべは目立ちません(^^) 蕾も葉っぱもビヨウヤナギよりも丸みを帯びますよ(5枚目) なお、名前の似ているセイヨウオトギリソウは草です🌿 こちらは木で～す(^^) ⏺️ヒペリカムは属名で、日本語でいうとオトギリソウ属😅 ネット検索すると、素人の私にも分かるぐらい、明らかに取り違えた写真とか説明をつけているサイトもあるわぁ( ´△｀) 小種名にもオトギリソウという草があるので、この辺りも難しいのかもしれない… ⏺️今日のGSのお花はキンシバイということですが、「金糸梅」の仲間、特にタイリンキンシバイが「キンシバイ」として数多く投稿されているようですね…🟡 せっかくなので各々 ちゃんと名前で呼んで欲しい…(｡-人-｡) ヒペリカムご一族🏷️というタグを作っておりますので、よかったらそちらも見てね(^^)

オトギリソウ属キンシバイの仲間 美人揃いのヒペリカムご一族🏷️の樹木部門❇️ ↖️ビヨウヤナギ Hypericum monogynum ↙️セイヨウキンシバイ Hypericum calycinum ↗️コボウズオトギリ Hypericum androsaemum ↘️タイリンキンシバイ Hypericum hidcote すぼまった和風美人のキンシバイ Hypericum patulumには今シーズン出会えておらずエントリー断念( ´△｀) (ヒペリカムご一族🏷️には掲載) さて、みなさまはどれがお気に入りでしょう？私は小坊主君推しですが、ビヨウヤナギも捨てがたい… なお、草木部門の本家オトギリソウはまだ蕾が出ておりません(^^)

タイリンキンシバイ Hypericum hidcote ヒペリカムご一族の中でもよく植栽されているけれど、最寄り駅のひとつ無人駅の駅前にもある 日曜ビタミンカラー🏷️ 雄しべの短いキンシバイと花弁の大きいセイヨウキンシバイ等との交雑を思わせる(^.^) なんとなく雄しべの束が5つに分かれているように見える？ ところで、Wikipediaのセイヨウキンシバイにこのタイリンキンシバイの画像が使われているのは なんとかならないものか……

セイヨウキンシバイ Hypericum calycinum ヒペリカムご一族の中でキンシバイの従姉妹のような存在か、長く伸びた雄しべの先にあるオレンジ色の葯が印象的だ🟠 ビヨウヤナギは花柱が長く飛び出すけれども、こちらはタイリンキンシバイのように子房に近いところで５つに分かれる🎵 ほとんど実になっているものが多いが、数輪が咲き残っていた ビタミンカラーのビューティフルサンデー🏷️

キンシバイ Hypericum patulum ビヨウヤナギと対照的で、花弁よりも短い雄しべよりも雌しべはさらに短く、子房にちょこんとついて５つに割れている(^.^) 葉の並びが十字だ二列だという以前に、そもそもタイリンキンシバイよりもこじんまりとしていて 花弁は開ききらない❇️ GSでもWebでもタイリンキンシバイをキンシバイと書かれていることがあるのは、近頃流行らない姿だからだろうか… 境内で出会うビタミンカラー🟡

ビヨウヤナギ Hypericum monogynum いわずと知れたヒペリカムご一族のお姉さま格は蕾も葉も細長い❇️ ５つの束になった雄しべはそれぞれ30本はあるだろうか、ふんわりとカールするように伸びている✨そしてそれよりもさらに長く、柱頭が５つに割れた雌しべが突き出る 日曜ビタミンカラー🏷️