11月12日のお花 今日撮影

キキョウ(桔梗) キキョウ科キキョウ属の多年草 名前を聞くと、すぐに花の姿が、目に浮かびます(^-^) キキョウを公園や庭で見かけることはあっても、林の中で自然に生えているのを見たのは、わたしは、初めてかもしれません。 明るい環境を好むキキョウは、田畑の畦やカヤ場など、人手が適度に加わることで維持　 される里山の草原などで生育してきましたが、人々の生活様式の変化に伴い、草原が減ったうえに園芸目的の採集▪乱獲などで数を減らし、国の絶滅危惧種に指定されています(-_-).　 キキョウの開花は、 ①花びらが開く(未熟な状態) ②雄しべが開く(送粉できる状態) ③雌しべが開く(受粉できる状態) ３段階あるそうです。 同じ株の中に、②と③の段階の花が同時に存在しないように、開花のタイミングをずらして、自家受粉を避けて、他の株と交配し、多様な遺伝子を残そうとしているそうです。 わたしが出会ったキキョウは、この１株だけでしたが、左側の実は膨らんで、右側の花は、雄しべが開いた状態かな(^_^)と思います。 太い根は、地中に深く伸びているそうなので、また、来年、綺麗な花を沢山見せてほしいです(^.^)