華岡青洲の里2 曼荼羅華　の他麻沸散の原料6種の毒草 開発には、動物試験を経て、母親と奥様で試され実用に至る。奥様は、失明されたそうです。

華岡青洲の里を訪れました。紀の川市にあります。 麻酔薬「麻沸散」を作り、始めて外科手術に用いた医師 この町の樹🌲「カツラ」だそうです。

11/30は華岡青洲の誕生日。 和歌山生まれ。全身麻酔による世界初の乳癌手術を成功させた名医となり、漢方蘭方問わず良いものは何でも取り入れる自由な精神の持ち主でした。使った麻酔薬は通仙散(麻沸散)で、曼陀羅華(チョウセンアサガオ)と草烏頭(トリカブト)を主成分とするものです。チョウセンアサガオにはスコポラミンなどが含まれています。写真のエンジェルトランペット(キダチチョウセンアサガオ)はチョウセンアサガオと違って下向きに花を付けますが、同じ成分を含んでいます。

和歌山が誇る医聖、華岡青洲が江戸時代に、この植物から抽出した麻酔薬で初めて乳癌の手術に成功。 有吉佐和子の「華岡青洲の妻」で有名。 豊かな田園風景と果樹園の中にある、黒川紀章が設計した青洲記念館には、江戸時代に実際に使用した手術用具、他が所狭しと展示されています。 生薬名　曼陀羅華