ハリブキ（針蕗） ウコギ科 亜高山帯の林内に生育する雌雄異株の落葉低木。 赤い実になってました。 葉っぱは痛そうな針だらけ😳🪡 2枚目　葉の裏側にも茎にも針がある⚠️ 触っても痛くないのは実の部分だけだそうです。 鹿などの草食動物から身を守る手段ということらしいですが、登山道のあちこちでで見かけるハリブキの葉は、花が終わりかけと実ができてる葉を見るとと針が少なくなっているような気がしました。 自然に落ちるのかな⁈🪡🧐 トゲトゲの葉は7月下旬の北八ヶ岳🌿

シャクジョウソウ（錫杖草） ツツジ科 シャクジョウソウは淡黄色（クリーム色）で１茎多花 ギンリョウソウ・ギンリョウソウモドキは白色で１茎１花👻 緑の葉のない植物で光合成を行う葉緑体を持たない。 木の根についた菌類から養分を吸収している菌従属栄養植物です。 ＊腐生植物（腐植質を分解して栄養を得る）では 　ありませんよ〜 木々たちがこのような植物や苔、きのこ、昆虫などと共生しているからこそ、豊かな森が保たれてます🌳🌲🍄🍄‍🟫 陽の光のあたる場所ではなく、森の中、暗い樹林帯で見かける。 ＊名前の由来は僧や修験者、弁慶も持っている錫杖に 　似ているから🧌😅 ギンリョウソウは低山で良く見ますが こちらは2年前の八ヶ岳以来、久しぶりの出会いでした✨

イワギキョウ（岩桔梗）　キキョウ科 本当に岩の上や間から咲いてました🪨 綺麗なコバルトブルーの色💙 周りにはミヤマハナゴケやヨツバシオガマ、ミツバオウレン、アオノツガザクラetc. 他にもたくさんの高山植物のお花畑 山頂直下の「妖精の池」には日本固有種で絶滅危惧種の クロサンショウウオの幼生（ようせい）🧚‍♂️がたくさん泳いでました。拡大すると見えるかも⁉︎

クロトウヒレン(黒唐飛廉) 　キク科　日本固有種 総苞は1cmくらい。 黒というか濃い紫紺色の蕾は他の花にはない魅力が✨✨ 今年もまた会えました！ ピンク色の花は昨年8月に載せています。 こちらも雨が強くなってきました☔️ 部屋の中29.3°🌡️ 30度を切るとこんなに涼しかった⁈ 各地被害が大きくなりませんように🙏

トウヤクリンドウ（当薬竜胆）　リンドウ科 高山の岩場に咲くクリーム色のリンドウ 淡黄色の花弁に緑色の点線がチャーミング 和名のトウヤク(当薬)は薬草になるセンブリのことで、根は胃薬として用いられたことによるようです。 蕾でしたが、この花が見られると山の季節はもう秋からすぐ冬に。 3枚目はイワツメクサ 4枚目　赤い実になりかけているイワベンケイ（岩弁慶） 　　　　花は黄色です 皆んな高山の強風や寒さに耐えて岩場に自生してます。

ブロッケン現象 早朝に蝶槍を目指して歩いていたら… 自分の影が雲に映りました🌫️☁️⛰️✨✨ ☀︎ 太陽を背にする △ 高い山の上にいて自分より下に雲や霧がある 条件が重なってよかった☺️ ☀︎ ⋆｡:ﾟ☀︎ ༄ ☀︎ ⋆｡:ﾟ･☀︎ ˙ 4枚目は雲がかかってしまった穂高連峰とオンタデ ☁️☁️⛰️☁️☁️

ウサギギク（兎菊）　　キク科 毎年高山で出会う可愛い花🌼 名前は葉の形が「対生ヘラ型」のためウサギの耳に似ているからとか🐇 別名はキングルマ（金車） 花の色と形をイメージした呼び名かも知れません こんなに小さくて高山植物でもやっぱりキク科 頭花は１本の茎に１個 筒状花の周りに舌状花があり 多くの花が集まって1つの花の形をしている頭状花序 周りから咲いて種を作っていく様子がヒマワリそっくり🌻

北アルプスと槍ヶ岳（標高3180m） こんなに近くで見れたのは初めてです⛰️ 山の皆さんは「ヤリ」と気軽に呼んでいらっしゃいますが 私はとてもそんなそんな… 槍ヶ岳さまを拝むことができて良かったです🙏 2枚目は蝶ヶ岳ヒュッテから見た朝焼けと雲海☁️ すぐ近くの砂礫にはコマクサが咲いていました。 4枚目　北西に目を向ければ常念岳、大天井岳、立山、水晶岳が見えます⛰️

クルマユリ（車百合）　ユリ科 目を惹く情熱的なオレンジ色🧡✨✨ でも花は小ぶりです。 高さは50cmくらい 輪生する葉が車輪🛞🚗🚕🛻 蝶ヶ岳山頂付近で見た蕾も可愛いかったです。 4枚目は一週間前の根子岳で見たコオニユリ お花は大きさも形も似てますが、高さは150cmくらい。葉っぱのつき方が違います。 *:・ﾟ*.+ ❀ *:・ﾟ*.+ *:・ﾟ*.+ ❀ *:・ﾟ*.+ *:・ﾟ そして今日は月に一度の🏷️映画の日 ここからは長くなるので、ご興味あれば読んでくださいね☺️ 情熱的な車百合の花言葉は多才な人、飾らぬ美✨ から思いつきました！ 昨年映画になった『風よあらしよ』🎞️📽️ 主演は大河で紫式部を演じた吉高由里子さん迫真の演技です。 今から約100年前の大正時代は女性に文学、知識など必要なく、ただ男性に仕え結婚して子を産めば良いとされた時代。文筆家として女性解放運動家として活躍した伊藤野枝の物語 多くの女性文学者を輩出した雑誌「青鞜」の平塚らいてう は有名ですが伊藤野枝のことは直木賞作家村山由佳さんの 原作を読んで知りました。 読むことになったきっかけは 伊藤野枝の息子、山岳画家の辻まことさんが常宿としていた 奥日光の手白澤温泉に山歩きのため宿泊した際に玄関ホールに飾ってあった辻まことさんの絵を見たことからなのですが…🖼️😌 貧しい家庭に生まれながらも本を読むことが大好きで ただただ自由を求めて権力に立ち向かい、奔放に生きた野枝の人生は何と28歳で終わりをつげます。 その生き方に影響を受けて、その後次々と活躍してした方たちの行動が受け継がれ、今の日本のジェンダー平等の社会に繋がっているのでは⁉︎ ちょうど8/31(日)からBSで3年前に放映されたドラマも再放送されています。映画とドラマはぼぼ同じ。 内容は重いのですがキャストがイメージぴったりで素晴らしい👏と1人思ってます☺️

今年も雷鳥に出会えました。 ハイマツの繁みの中で雛たちを守るため 常に周りを警戒している母鳥。 2枚目雛がいるのわかりますか？ 体の色を周囲の岩場に似せているから ホント見つけにくいわ🐥 3枚目　これだけ大きくなればちょっと一安心 来月もまだまだ暑そうですね🥵 8月も酷暑の最終日トリの日に🐦

タカネヤハズハハコ（高嶺矢筈母子）　キク科 ヤマハハコの仲間で高さは15cmくらいでした。 ピンクの頭花がふわふわの綿毛をまとった葉と茎に守られていて可愛らしい💕 出会えてホント嬉しかったです☺️ そして初めての出会いだと思っていたら ちょうど1年前の唐松岳で撮ったチングルマの中に…いました！ やっぱり存在と名前を知らないと見過ごすものです。 これからはまた会えたね♪と言おう✨✨

コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅) 小さなりんご飴のような赤い釣鐘型の花を咲かせます😊 花の様子が寺院の軒下に吊るす瓔珞(ヨウラク)に似ていることから名がつきました😃

キツリフネ(黄釣船) 花の形が個性的です🙃 蝶ヶ岳登山口に咲いていました😊

ショウキラン(鍾馗蘭) 美しい腐生ランで産地が少なく出会える機会が少ない希少なランです🙃

コケモモ(苔桃) 真っ赤な実は食用として有名です😊 亜高山帯から高山の針葉樹林内や岩礫地に生えています😃

ショウジョウバカマ(猩猩袴) 伝統芸能「能」の演目「猩猩」の装束の頭の赤色に花を、袴を根生葉に見立てて名がつきました😊

ヤマトユキザサ(大和雪笹) 奈良県大峯山が最初の発見地であったことから名がつきました😊 花は緑色で茎が赤みがかっています🧐

ベニバナイチゴ(紅花苺) 茎に棘はなく花は濃い紅色の5弁花で花後には黄赤色の球形果実ができる😃 種が大きくて食用には向かない？😅

エンレイソウ(延齢草) 大きな葉に小さな花が咲きます😊 花色(萼片)は緑や濃紫があります😃 白花はシロバナエンレイソウとして区別されています🧐

クロツリバナ(黒吊花) 別名がムラサキツリバナ😊 ツリバナに似ているが花が暗紫色であることから名がつきました😃

イワツメクサ(岩爪草) 山頂付近の岩場に生えています😊 岩の間から生えるツメクサの意味から名がつきました😃

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花) ツヤツヤの黄花が印象的です😊 よく似た仲間にミヤマキンバイやウマノアシガタ、キジムシロ、シナノキンバイ、ミヤマダイコンソウなどがあります🙃

キソチドリ(木曽千鳥) 針葉樹林内に生えています😃 木曽で最初に見つかったことから名がつきました😊

オサバグサ(筬葉草) シダのような根生葉から伸びた花茎に釣鐘型の白い小花を多数咲かせます😃