5月4日 根津美術館にて 燕子花図屏風を鑑賞した後 併設の庭園を下ってゆくと 燕子花の群生が目の前に！ 日本画とリアル どちらの燕子花も鑑賞できて なんとも贅沢な体験でした その後もしばらく庭園を散策 後ろを歩いていた母が 荷物を整理したいと とあるベンチでガサゴソ始めたので 私も休憩がてら腰掛けると… あれ？なんかこのベンチ深… と、自然と上向きにされた 私の上には木漏れ日の天井‼︎ やられた😅 これってたぶん そういう仕掛けってことだよなぁ…

熱海MOA美術館敷地内にある、見晴らし良い茶室から臨む手入れの行き届いたお庭に、ビッシリと梅の枝に張り付くように覆われた立派な「梅之木苔（ウメノキゴケ）」を見つけました🦠🦠🌳🦠🦠 企画展の目玉でもあった有名な国宝作品・尾形光琳の「紅白梅図屏風風」の梅の老樹にも、この白みを帯びたウメノキゴケが丁寧に描かれています🖼✨ ウメノキゴケのような地味な苔や地衣類等が絵画のモチーフとして選ばれ描かれることは世界でも類をみない珍しいことで、「日本的な自然観」に基づく特性であることを、日本画に詳しかった祖母からも学びましたが、その理由について当時は特に関心も低く、深掘りすることもありませんでした。 光琳のみならず、安土桃山時代を代表する日本画家・狩野宗秀の描いた「四季花鳥図屏風」の"シロブチゴケ"や、明治期に活躍した下村観山の「木の間の秋」作品に観られる"ウメノキゴケ"や"モジゴケ"もまた同様です❣️ 地衣類は菌類の仲間で、藻類と共生して地衣体という特別な構造を作り、藻類が作る光合成産物を栄養として利用しながら藻類を乾燥や紫外線から守っているようですね。 高山の岩場やコンクリート上等、自然にとって厳しい環境下でも生き伸びていけるような秘めた力を宿していることを識ることが出来ました。📖🔎✨ ＿ウメノキゴケの花言葉は、「母性愛」、「健康」…他。

随分前に､熱海市のMOA美術館に行って来ました。 尾形光琳 国宝紅白梅図屏風

根津美術館の杜若が咲いているということで、勤務前に観てきました。 展覧会より先に庭園を観たので、光琳の燕子花図ポスカと比較で撮るつもりが出てきてしまいました笑 フィルターで屏風の金によせたつもりです…どのフィルターがいちばん似てるかなぁ