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Julie
「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき{あやしき}」 後拾遺和歌集 兼明(かねあきら)親王(914〜986) (七重八重に花は咲いているけれど、八重山吹が実の一つさえならないように、お貸しできる蓑一つさえも無いのは悲しいことです) •••我が家の八重山吹がやっと咲きました🌼「有名な太田道灌の故事にあやかって、子ども達が勉強するようになってくれたら良いなぁ」と願って植えたものです(←親の身勝手な願望)😅 完全に西側で、あまり条件は良くないのですが、そこそこ花が付きます。秋に少し咲くことも。南隣に南天、株元はサツキがあるので、夏の強過ぎる日差しは一応遮られています。 バラ科ヤマブキ属🌿 花言葉:気品•崇高•金運
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Julie
「山振(やまぶき)の 立ちよそひたる山清水 酌みにいかめど 道の知らなく」 万葉集 高市皇子(654〜696) (山吹の花が美しく飾っている山の水をくみに行って、慕わしい亡き人を蘇らせたいと思うのだが、道が分からないことだ) ・・・春の夕方、いつも通り過ぎる公園に山吹の花が咲いていて、思わず足を止めました。不思議と、いにしえの人の心情に思いを馳せてしまう花です・・・ バラ科ヤマブキ属🌿 落葉低木 花言葉:気品・崇高・金運
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Julie
ビオラが最盛期を迎えました🌼 パンジーやビオラって、お花が顔に見えます!見つめられている気がしませんか?一つ、葉っぱでイナイイナイをしている花が••• 黄色と紫のオーソドックスな色が好きで、毎年植えてしまいます。寒さに強くて秋から冬を越え、初夏までずっと咲いてくれます。もう少し温かくなると、ヒョウモンチョウ🦋がヒラヒラとやってきます🎵 【ギリシャ神話のビオラ(スミレ)】 少女イオは、ギリシャ神話の最高神ゼウスと恋仲になっていました。 しかし、ゼウスには嫉妬深い ヘラという正妻がいたため、その目から逃れるためにイオは 牛の姿へと変えられてしまいます。 牛となったイオは雑草しか食べられないので、 不憫に思ったゼウスはスミレの草をたくさん 作り、それを与えていました。 その時、スミレにまだ花は存在せず、草だけだったといわれています。 結局は、その牛がイオであることが妻ヘラに バレてしまい、イオは星に変えられてしまいました。 その後、ゼウスはイオを忘れぬため、イオの瞳の色と同じ紫色の花をスミレに咲かせたといわれています。(参考∶先読みトリビア.com https://xn--cbktd7evb4g747sv75e.com/2016/0127/violahanakotoba/) 🌼ビオラ スミレ科スミレ属🌿一年草扱い 英名∶tufted pansies, bedding pansies 学名∶Viola × wittrockiana 原産地∶北欧、西アジア 花言葉(全般)∶物思い・私を思って (黄):小さな幸福・つつましい幸せ・田舎の喜び (紫)∶思慮深い・誠実・揺るがない魂
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Julie
ラッパ水仙が咲きました🎵 毎年増えて、花付きも比較的沢山です☺お庭が明るくなります✨ 漢名の由来は中国の古典「仙人は、天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙」という詩から。 【ギリシャ神話の水仙の伝説】 美少年ナルキッソスと水仙の話はギリシャ神話の中でも有名だが、その話についてはいくつかの説がある。盲目の予言者テイレシアースは彼を占って、「己を知らないままでいれば、長生きできるであろう」と予言した。 若さと美しさを兼ね備えていた彼は、ある時女神アプロディーテーの贈り物を侮辱する。アプロディーテーは怒り、ナルキッソスを愛する者が彼を所有できないようにする。 彼は女性からだけでなく男性からも愛されており、彼に恋していた者の一人であるアメイニアスは、彼を手に入れられないことに絶望し、自殺する。 森の妖精(ニュンペー)のひとりエーコーが彼に恋をしたが、エーコーは最高神ゼウスが妻ヘーラーの監視から逃れるのを歌とおしゃべりで助けたためにヘーラーの怒りをかい、自分では口がきけず、他人の言葉を繰り返すことのみを許されていた。エーコーはナルキッソスの言葉を繰り返す以外、何もできなかったので、ナルキッソスは「退屈だ」としてエーコーを見捨てた。エーコーは悲しみのあまり姿を失い、ただ声だけが残って木霊になった。 これを見た神に対する侮辱を罰する神ネメシスは、他人を愛せないナルキッソスが、ただ自分だけを愛するようにする。 ネメシスは無情なナルキッソスをムーサの山にある泉によび寄せる。不吉な予言に近づいているとも知らないナルキッソスが水を飲もうと、水面を見ると、中に美しい少年がいた。もちろんそれはナルキッソス本人だった。ナルキッソスはひと目で恋に落ちた。そしてそのまま水の中の美少年から離れることができなくなり、やせ細って死んだ。また、水面に写った自分に口付けをしようとしてそのまま落ちて水死したという話もある。ナルキッソスが死んだあとそこには水仙の花が咲いていた。この伝承から、スイセンのことを欧米ではナルシスと呼ぶ。また、精神分析の用語ナルシシズム(narcissism、自己愛)という言葉の語源になった。{参考:Wikipedia}
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Julie
クリスマスローズが満開です🌸地植えにしたら、とても大株になりました!直射日光を避けて日陰に植えるようにしています。 ミヨシ クリスマスローズ サクラピンク 【クリスマスローズのキリスト誕生にまつわる伝説】 イエス・キリストが生誕した際に、お祝いに訪れた羊飼いたちの中に、マデロンという少女がいました。 マデロンは幼子イエスと聖母マリアに何かプレゼントをしたいと思いましたが、貧しくて贈り物を用意できません。せめて野に咲く花をと探しましたが、季節が冬で、何も咲いていません。悲しんだマデロンは泣き出してしまいますが、流した涙が地面に落ちると、そこから純白の美しい花(クリスマスローズ•ニゲル)が咲きました。マデロンは幸せに満ちてこの花を手折り、マリアと イエスに捧げました。 【ギリシャ神話のクリスマスローズ】 ティリュンス王のプロイトスが、女神ヘラの彫像を軽んじたことで、罰として娘たちに被害が及びます。プロイトスは、大切な娘たちを助けるために国土の3分の2を対価として、予言の力を持っている山羊飼いのメランプスと取引を行います。 メランプスはプライトスの娘たちに「クリスマスローズを食べた山羊の乳を飲ませて助けた」と言われているのです。 クリスマスローズは「冬の女王」「冬の宝石」「冬の貴婦人」とも呼ばれています。
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