シロバナヤマルリソウでしょうか。 葉がとても毛深いです。 極淡い薄水色にも見えるので、ルリソウかな🤔 ルリソウは5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化するとあり、花期は4-5月なので3月中旬の時期を考えるとシロバナヤマルリソウかもしれません。

色々な花が一気に開いて庭が良い香りに包まれています。

ヒヨドリに啄まれながらも美しく開花したハクモクレン。 小さく残った毛皮の冬コートの下に小さな若葉が隠れていました。 クラシカルな香水のような暖かみのある優しい良い香りのする花。 ヒヨドリの春のレストランになっています。

標高1500㍍を越えたスキー場。葉を全て落とした広葉樹の骨格に丸いヤドリギが緑の珠飾りのようにあちこちに付いていました。 ヤドリギは万葉集にも「ほよ」という名で登場する古来より親しまれています。 あしひきの 山の木末(こぬれ)の ほよ取りて かざしつらくは 千歳(ちとせ)寿(ほ)くとそ 　　　　　　　大伴家持 落葉樹が葉を落としても青々と葉を繁らせているヤドリギは、生命力の強い木として神聖視されていたようです。

寒さの中で枯れ葉や枯れ草に覆われた地面を突き破って真っ直ぐな緑色の葉を空に向かって伸ばす水仙。 凛とした芳しい香りを漂わせる清楚で美しい花。 春を呼ぶ様に咲いてくれた水仙も、そろそろ春本番の花々へと襷を渡します。