～　別れの刻　～ 一緒にこの地に引っ越してきたシュロ 鉛筆くらいの太さで40㎝程のものが25年で立派に成長し、我が家の目印ともなっていた しかし、二階のベランダも突破して、爺では管理の限界を越えてしまい、世話が出来なくなってきた 身体が動く内にと、この１年ほどシュロに言い聞かせてきて、別れの刻となった 酒で清め拝んで上部、中央、根元の三段階で鋸の入る場所の何重もの網目状の皮を輪に剥ぎつつ、何とか一人で伐採した さらば💧