今日は、神奈川県大磯町に鎮座する高来（たかく）神社に参拝しました。 参道では、紫陽花が美しく咲いていました。

梛の木（なぎのき）美しい樹皮 梛(なぎ)と同種族のマキ属の植物は世界に100種類以上あります。その中でも最も美しいとされるのがこの梛(なぎ)の木です。樹皮がウロコのように剥がれるのも特徴的でそのあとは丸いまだら模様となります。 ナギ属は日本をその分布北限域とし、東アジア南部から東南アジアなどに少数種を分布させています。ナゲイア フレウリーNageia fleuryi マキ科ナギ属。ナガハナギとでもいうべき種でありナギと同じような高木です。台湾、中国南部　ベトナムなどに原生があります。どこの地域でもナギ属は希少木であり、その生存が危ぶまれる樹木になっています。 ＊引用　東アジア植物記by小杉波留夫さん

梛の木（なぎのき） マキ科ナギ属の常緑針葉樹 Nageia nagi（ナゲイア ナギ） nagiは植物学者のカール・ツンベルクが日本の名を学名にしたもの 日本各地の神社等にてご神木とされている。⛩ 葉が丈夫（＝切れない）であることから縁結びの木とされる。 呼び名が波の穏やかな状態をさす凪（なぎ）に通じることから海の安全のお守りともされる。 葉脈の方向に引っ張っても葉がなかなか切れないことから、縁結びの願掛け・お守りにするようになったそうです。その昔、女性が鏡の裏側にナギの葉を入れ、夫婦の縁が切れないように願ったとのこと。 でも縦に裂くようにひっぱるとすぐに切れてしまいます。 ただ願掛けをするだけではなく、想いやチカラの使い方・方向を間違えるとダメですよ！ということを示唆しているのかも？ （すごい考え方！🤭👏） 今でもナギの葉やナギの実を身につけてお守りにするということ 源頼朝が北条政子とナギの木の下で逢瀬を重ね結ばれたと伝わるなど、ナギが『縁結びの木』といわれる所以は数多くあります。 和歌山県の熊野速玉神社は平清盛の嫡男・重盛の手植えと伝えられる推定樹齢１０００年の梛の大樹があり、奈良県春日大社のナギとともに国の天然記念物に指定されているそうです。