冬の華灯りのような、香り高い五分咲きの寒紅梅でおはようございます♪。.:＊・゜ 鮮やかな寒紅梅の花言葉は、「忠実」、「忍耐」…他。 立春前の、季節を先取りして咲くような梅の花のことを、品種に限らず「早梅(そうばい)」と呼びますが、こうした早梅に対する賛美を詠んだ和歌には、日本人の繊細な美意識が凝縮されているように感じます。 今朝は、「万葉集」の中にある早梅を詠んだ一句をBGM代わりに٭•。❁。.*･ﾟ　.ﾟ･* ＿ 今日降りし 雪に競ひて 我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり (大伴家持) 訳) : 春を待ち切れないのか、まるで雪と競い合うように、我が家の庭の梅が咲いたよ ٭•。❁。.*･ﾟ　.ﾟ･*.❁。.*･❁。.*･ﾟ　.*.❁。.* …初春への期待と、天地の改まる浄らかな季節への憧れを感じるような、ほのぼのとした歓びの一句。 「万葉集」の編纂された奈良時代から、令和の現代もずっと変わらずに、新たな春への憧れと歓びの心は、脈々と受け継がれています…(ღ*ˇ ˇ*)｡o♡*°