〜最終章〜 ｶﾉｼﾞｮさんの親御さんが待つ場所に無事送り届け、家路に着いたのは間もなく日が入れ替わる時間… 安堵の溜息と同時に運転と待機で凝り固まった身体が悲痛な叫びを上げている💦…ｩｪｪｪｪｴ… 二人の記念イベントを見守った、こんなｵﾄｰﾁｬﾝにサンタは何をか🎁とやらを与えてはくれないのだろうか？… ぇ？何時迄も子供みたいな事云ってんじゃないよ、ですと？…ﾅﾝﾃﾞｽﾄ? えぇ、えぇ、無事に帰れましたし❗️チョーナン達の思い出作りにも貢献できましたし❗️親としては本当にこれ以上の喜びはないですが然し❗️… “アメリカンドッグ”の恨みは恐ろしいんでｽｩｩ❗️❗️ 色々な刺激に晒されたクリスマス、そして深夜にチョーナンに説教を垂れながら呑んだ“甘酒”と肴の味は、心に残る思い出となった… もしも、もしもである… 目出たく二人が結ばれた日には、必ずや披露宴の席でこの逸話を暴露してやろうと固く心に誓ったのは語るまでもない💚🌿🌱🌿 〜後日譚〜 年明けのある晴れた日、ｶﾉｼﾞｮさんがチョーナンとのデート帰りに遊びに来られた。ｱｹﾏｼﾃｵﾒﾃﾞﾄｰ♡ｪｴ ﾓｳｷﾀﾉ? ｵｾﾁﾀﾍﾞﾙ? クリスマスの御礼にと手土産を頂いた💚ｫｵ♡ｱﾘｶﾞﾄｰｵﾘｺﾞﾄｰ♡ 今年もチョーナンと仲良くしてくれたまえ💚🌿🌱🌿 〜完〜

〜第六章〜 戻ってきた二人が何やら手に持っていた…ﾑﾑ? 後部座席を開けてやるとチョーナンが「ｵﾄｰﾁｬﾝ♡、これ持ってて♡」と渡されたのは、ホカホカのアメリカンドッグだ♡ 「おぉ♡ 気が効くではないか❣️」チョーナンの心の成長に喜びを感じた父であった💚 …が、其れは幻想だった… ﾁｮｰﾅﾝ「あ…其れ 俺の♡」 漫才ボケか？と思い、すぐさまﾅﾝﾃﾞﾔﾈﾝ！とツッコミを入れたがどうやらマジだった…確かに「持ってて」と云われた…決して「食べて」とは云われていない…ｳｪｪｪｪﾝ ｵﾄｰﾁｬﾝ「…（ｵﾏｴ後で反省会、な? 💢)」 雪が舞い降る道中、ラジオから流れるクリスマス音楽が静かに車内を包み込む…バックミラー越しに見ると疲れたのか二人は既に夢の中…でも😷中…ｱｱ ﾅﾝﾀﾙ… …久しぶりにフツフツとしてきたな…ﾇｧｧｱ❗️ 🦠デルタ？🦠オミクロン？クリスマスだから少しは大人しくなるかと思ったら…増えてんじゃねーよ❗️ で、今度は何？🦠デルタクロン？…進化系のポケモンか⁉️ 🎱モンスターボールに鉛入れてぶつけるぞ❗️ オマケに💉しても感染するからブースターって📺で煽ってる銭ゲバ医者似非コメンテーター共が… 👴🏻“大したワクチンじゃなかったんですよ” …はぁ⁉️ ﾃﾒｪが散々煽っといてﾅﾆｲｯﾃﾝﾀﾞ ｺﾉ ﾊｹﾞｼﾞｼﾞｨ❗️ 若い二人が😷して寄り添ってたら折角の幸せ時間が📷“絵”にならんのじゃぁぁぁ❗️ あの頃を…ノーマルを返せｪｪｪｴ❗️🌿🌱🌿

〜第五章〜 気が付けば車外には雪が舞っている…ﾎﾜｲﾄｸﾘｽﾏｽ ﾃﾞﾊﾅｲｶ♡ 到着予定時刻まであと1時間程だが、場内を見て回る時間を考えると残り時間は多くない…間に合うか⁉️はなサンタ❗️ 後の車列も相当な長さだ。時間内に入れなかった来訪者が場内で暴動を起こせば其れはそれで楽しい夜になるなぁｳﾋｯ♡などと不謹慎な考えを思い浮かべながら舞降る雪を見つめていた… 暫くするとカーナビに変化が起こった…到着予定時刻がどんどん縮んでいく…ｵﾔｵﾔ♡其れに連れて車列もスムーズに動き始めた…ｵﾔｵﾔｵﾔ♡どうやら会場を目の前にして諦めた者が次々と離脱しているらしい…ｵﾂｶﾚｻﾏｰ♡我慢比べに勝利した様な嬉しさが込み上げたが、イチャついている後ろの二人には関係ない様だ…私一人が取り残された気分である…ﾓｳｽｸﾞﾀﾞ ｳｪｪｪｪｲ…ﾑﾅｼｲ… 駅を出発してから1時間半後…会場の入口まで辿り着き二人を車から降ろした…終業まで1時間ほどしかなかったが、ようやく一安心である…ｵﾄｰﾁｬﾝ ｱﾘｶﾞﾄｰと言ってくれ❗️ 「ごゆっくり💚観終わったら電話して💚」 嘘である… 私としては早く帰って温かい風呂に浸かり、晩酌をしながらお笑い番組でも観て、残り少ないクリスマスのひと時を過ごしたかったのである…ｵｰﾏｨ ｶﾞｯ❗️ 終業間際にも関わらず車の流れは後を絶たない…家族連れ、本当に訳ありげな御二人ｻﾏ、え？お一人ｻﾏ？お兄さん…オマケに何だあのママチャリ集団は？しかも二人乗りとは…ｫﾎ♡ｱﾌﾞﾅｲｿﾞｰ♡ と、言いつつハプニングを期待している… “クリスマス“って何だろうとつくづく考えさせられる… 1時間ほど経過し、チョーナンから帰るコールが入った…ﾔﾚﾔﾚﾀﾞ♡ 待ち合わせ場所に車を停めている間に毛布とお茶の入ったポットを後部座席に用意した🍵 親の気遣いに少しは感謝して欲しいものだ…もう一度云う…ｵﾄｰﾁｬﾝ ｱﾘｶﾞﾄｰ♡と言ってくれ❗️🌿🌱🌿

〜第四章〜 店を出て会場の外を歩いていると、程なくケイタイの呼出音が鳴った…ﾑｩｩ…ﾎﾝﾄｰﾆ ｲﾔﾅ ﾖｶﾝｼｶ ｼﾅｲ… ｵﾄｰﾁｬﾝ「どーしのだ？もう着いたのか？」 ﾁｮｰﾅﾝ「ｵﾄｰﾁｬﾝ♡ 直行バスに乗れませんでした♡電車で最寄り駅に着いたので迎えに来てください❣️ ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ❣️ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ♡ｵﾈｶﾞｲｼﾏｰｽ❣️」 ｵﾄｰﾁｬﾝ「…今此処を離れると、駐車場が埋まってしまう…タクシーはいないのか？」 ﾁｮｰﾅﾝ「会場方面は混むから、いつ着くかわかんないよーって言われた…」 …其れはそうだ…駐車場の入り口付近に目を向けると待機車が何十台も列をなしている…今度はいつ停めれるのか分からない…否、辿り着くのかも分からない…ﾅﾝﾀﾙ…ﾅﾝﾀｰｰﾙ… 「人生における嫌な予感」の当確率が上昇した時の切なさは筆舌に尽くしがたい…あれだけ余裕を持って動けと言っておいたのに何をしていたのだ⁉️ …ｧｱ、ｲﾁｬｲﾁｬ ｶ…ｿｳｶ…ｿｳﾀﾞﾅ…ｳﾝ… 最寄り駅で二人を乗せ会場へ引き返すが車載ナビが示す到着予定時刻は2時間後…しかも刻一刻と延びている… 🌵🌵🌵 「(ග*・କ･) ﾅﾝﾃﾞｽﾄ?」 ｵﾄｰﾁｬﾝ 駅まで10分少々だった道のりが、戻りは2時間以上とは…最初は車載ナビが壊れたのかと疑ったがケイタイの道案内アプリで調べても同じ到着予定時刻…ﾅｧﾝﾀﾙ… 後ろの幸せ絶頂カップルにこの状況をどう説明すれば良いのか…せっかくの思い出デート、何とか無事に送り届けてやりたい…Jesus❗️ｸﾗｲｽ‼︎ 遅々として進まない車列に焦らされながら、車内の場を和ませるためにカーステレオから流れる山下達郎の定番ソングをネタにしてみた…ﾏｲﾄｼﾏｲﾄｼ ﾐﾅｻﾝ ｽｷﾃﾞｽﾈｪｰ… カノジョさんも曲は知っているようだったので、30年以上も前の曲でシングルチャートでは色々な記録を持ってるんだよとウンチクを披露したが「ヘェ〜そうなんですかぁ…（で？)」 …チョーナンよ何故黙っている？ボケはどうした❓…貴様ｧ💢… …10号サイズのプランターよりも重い“空気”が否応なく私に圧し掛かる…ﾌｧｧｧ…🎶ﾊﾟｧｧｧｧｧｧ ﾊﾟｧﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟｧｧｧｧｧ🎶 この浮かれポンチが❗️ﾌｫﾛｰ ﾐｰ❗️ 会話はボケとツッコミだろ❗️ﾍﾙﾌﾟﾐｰ❗️🌿🌱🌿

〜第三章〜 クリスマス当日 朝からチョーナンは彼女と初のクリスマスデートに向けファッションショーとスタイリングに勤しんでいる…ﾅﾝﾀﾙ… この浮かれポンチが❗️ｶﾞｯﾃﾞｰﾑ! ぁあ、そうか、浮かれポンチはチョーナンだけではなかったな…クリスマス前後に街に繰り出す者など大なり小なり皆浮かれポンチだ❗️増してや此のご時世、閉塞感から解放された人々にとっては尚更である… 仕事を終えてイルミネーション会場へ向かった🚘 駐車場に車を停めて様子を見に行くと、既に家族連れや恋人同士が開場を待ちながら列を成していた 💖💏👨‍👩‍👧 💑👨‍❤️‍👨 ｽﾞﾗｰｯﾄ 私は近くの喫茶店に立ち寄り、その様子を眺めながらひと時を過ごした☕️ 煌びやかな光が灯る💖愛の語り場💖に集い、其々が幸せを分かち合おうとしている…なのに私は何をやっているのか… ｲｲﾅｧ…思わずそう呟いた… 半時間も経たないうちに人や車の列はその数を増していく…500人位はいるだろうか…ﾅﾝﾀﾙ… 駐車場も徐々に空きが無くなっていく状態だ…ﾅﾝﾀﾙ&ﾅﾝﾃﾞﾔﾈﾝ！ 別にひがんで云う訳ではないが、交通の便も悪いし、入場料も割と高いし、お世辞にもスペクタルな感じはなさそうだし… ﾑｩｩｩ…“特別な日”に便乗した者たちの高笑いが聞こえる…💰🤡💰ﾏｲﾄﾞｵｵｷﾆｰ♡ 会場の敷地内はあまり広い様子ではないが、これ程の人数が一挙に入ればかなりの密集である…余り間隔のない場所でどうやって二人だけの時間を過ごすのか… 家族連れのお子様が「ｷｬｰ♡ｷｬｰ♡」と興奮している側で告白ができるのか？ チョットした事で不機嫌になっているカップルの横で愛を語れるのか？ 周りが戸惑う程の痴話喧嘩を勃発する訳ありげな男女の前で平気でイチャイチャできるのか？ チョーナン❗️君ならどうする⁉🌿🌱🌿

〜第二章〜 クリスマス10日前 ﾁｮｰﾅﾝ「ｵﾄｰﾁｬﾝ♡❣️ ｶﾉｼﾞｮさんが🎅クリスマスにイルミネーションを観たいって云うてんねん💚」 と、ウキウキ顔で見せられたスマホ画面は山間の観光施設で行われるイベント広告だった… 🌵🌵🌵🐍🐍 「(ග*・କ･)・ д･)🐍…ﾊｧ？…」 ↑ｵﾄｰﾁｬﾝ ↑ｵｶｰﾁｬﾝ ｵﾄｰﾁｬﾝ「山の中…然もクリスマス…ｵﾄｰﾁｬﾝは悪い予感しかしないぞ⁉️…どうやって行くツモﾘ…ハッ❗️ﾏｻｶ…」 ﾁｮｰﾅﾝ「🚙お願いします❗️ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ♡ｵﾈｶﾞｲｼﾏｰｽ❣️」 ェエ⁉️…今時の若者は親の前でも平然とデートが出来るのか⁉️と、自分がこの歳頃の時代を思い出してみる… ぬぁあぁ❗️カノジョはおろかガァﾙフレェンドさえ縁もゆかりもなかったぞ❗️ｫｰﾏｨ!ｶﾐｰﾝｱｳｯ! チョーナンに妙な嫉妬心を抱く自分が情けない…ｸｩｩ~!! ｵﾄｰﾁｬﾝ「ﾊﾘｰﾎﾟｯﾀｰの呪文みたいに云うな❗️残念だが当日ｵﾄｰﾁｬﾝは仕事だ❗️夕方頃まで掛かるしなぁ…ﾑｩ…行きは自分らで何とかしたまえ…帰りに迎えに行くから…ｸｯ…」 会場までの行き方を何案か調べ、チョーナンに伝えたが何もかもが初めてなので、かなり心配である… 其れにしてもチョーナンの顔が光り輝いて見える… 何がテヘヘだ❗️この浮かれポンチが❗️ｶﾞｯﾃﾞｰﾑ! 気が付けば横でマダムがツノを出したり引っ込めたりしているが其れはチョーナンに向けてのモノですか？…ｪｴ…なんで私なんですか？ﾎﾜｨ?… クリスマス…夜の山道…悪い予感しかしない…🌿🌱🌿

〜序章〜 遡る事3ヶ月程前…チョーナンが喫茶店で友達とケーキを食べて帰ってきた時からの話… 詳細は昨年の10月19日投稿をご参照ください💚 〜追想… お友達とケーキを食べてきた❓なーに〜⁉️ 私「彼女ができたんかい？やるやないかー♡」 マダム「ｪｪ⁉︎ちょっと誰なん⁉♡︎」 チョーナン「えっへ…へ…ぴえ〜ん😭…」… 嘘泣きだった…🌿🌱🌿 〜第一章〜 その1ヶ月後… ﾁｮｰﾅﾝ「ｵﾄｰﾁｬﾝ❣️ｵｶｰﾁｬﾝ❣️ ｶﾉｼﾞｮさんを家に呼んでいいですか⁉️」 🌵🌵🌵🐍🐍 「(ග*・କ･)・ д･)🐍…ﾊ？…」 ↑ｵﾄｰﾁｬﾝ ↑ｵｶｰﾁｬﾝ チョーナンにシてヤられた…ﾅｶﾅｶﾔﾙﾃﾞﾊﾅｲｶ! ｶﾉｼﾞｮさんを家に招待するためにｵﾄｰﾁｬﾝとｵｶｰﾁｬﾝは年末の大掃除を前倒しする羽目に陥った…ﾅﾝﾀﾙ… 男友達ならいざ知らずｶﾞｧルフレｪンド❗️ﾋｭｰﾋｭｰ♪ 然も”初“となれば話は別…トイレの模様替えまでしてお迎えの準備を整え、イザ💚ｶｶｯﾃｷﾅｻｲ! そして当日、チョーナンに初めて出来たｶﾉｼﾞｮさん🌿ようこそ我が家へ💚ﾎｩ｡ｺﾚｶﾞｳﾜｻﾉ… 小柄で本当に可愛らしい印象である…然しだ… 我が家に上がってからも😷を着けているため、肝心のご尊顔が拝めないではないか…ﾅﾝﾀﾙ… 😷を外してとは云えない自分が色々な意味で残念である…ｧｱ ﾅﾝﾀﾙ&ﾅﾝﾀﾙ… 色々と”想像“が過ぎてしまうので、早く素顔を拝ませて欲しいものである…🌿🌱🌿 🌵🌵🌵 (ិକ ឹ*ග)…ﾝｰ ﾄﾞﾝﾅﾝｶﾅｰ?♡ ﾝｰ ｱﾝﾅﾝｶﾅｰ ♡ ヘ ヘ 〈`ᱬ´ 〉…ﾔﾒﾝｶ…