こぼれつぐ美しさ 山茶花の花 ツバキ科　ツバキ属 日本自生種の常緑広葉樹 本種は九州～南西諸島 本土では山口県　萩市　指月山が その北限にあたり国の天然記念物指定 温暖な気候を好み　寒さに弱い性質 椿落つる　桜散る 梅こぼれて　牡丹崩る… 花の終わりを表す 美しい日本語のひびきです。 先人の個々の花に対する想い 咲き始めもさることながら 散り際の美しさを愛でる 日本人らしい感性の豊かさですね。 次々と咲いては花弁を散らす花 晩秋から新春までの三月にわたり 咲き次ぐ山茶花に似合い… 園芸品種は300を超えますが 清らかな白に淡く桃色が滲む花弁 原種ならではの野趣ある花姿 花言葉『ひたむきさ』 木枯らし吹きすさぶ中 可憐な花は咲き続けます。 今日１日　お疲れ様でした。

【山茶花】《ツバキ科》 白い山茶花の花言葉 「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」 原種 白い花びらの一重咲きで、素朴で優しい雰囲気が漂う花を咲かせます。お茶の花にも少し似ています。 2021.12.12