今日のお花はヤマブキです。 春に出会ったヤマブキの仲間を集めてみました。 右上から時計回りに ↗ヤマブキ(山吹) ↘ヤエヤマブキ(八重山吹) ↙シロヤマブキ(白山吹) ↖シロバナヤマブキ(白花山吹) ※白山吹と白花山吹の見分け方については下記 右一番下の「@ヤマブキ」の🏷タグをポチッしてご覧ください。🤗✨ ◆ヤマブキ(山吹) 日本 中国など原産。 バラ科ヤマブキ属の落葉低木。

★似てる花を比べてみよう！★ 第33弾 シロバナヤマブキとシロヤマブキは 名前も雰囲気もよく似ています。 属が違うのですが 混同しがちです。 どこが違うのか比べてみましょう。 　シロバナヤマブキ　　シロヤマブキ 草丈　　１〜２m　　　１〜２m 開花　　３〜５月　　　４〜５月 花色　　クリーム色　　白色 花びら　５枚　　　　　４枚 雄蕊数　多い　　　　　少ない 花数　　枝に数個　　　枝先に１つ 花茎　　３cm　　　　 ３〜４cm 葉形　　卵型　　　　　卵型　　　　　 葉付き　互生　　　　　双生 鋸歯　　緩い　　　　　鋭い 鋸歯数　少ない　　　　多い 葉シワ　緩い　　　　　目立つ 実色　　茶褐色　　　　黒色 ※花びらの数と花色 葉っぱの付き方で 見分けるのが簡単そうですね。🤗 ◆シロバナヤマブキ(白花山吹) 中国 日本原産。 バラ科ヤマブキ属の落葉低木。 ◆シロヤマブキ(白山吹) 中国 日本 朝鮮半島原産。 バラ科シロヤマブキ属の落葉低木。 ※"★似てる花を比べてみよう！★"は 似ているけれどよく見たらちょっと　違う花を比較してみるシリーズです。 過去のpicをご覧になられる方は下記の"@似花"の🏷タグをポチッしてお進みください。🧐

今日のお花は晩春に咲くヤマブキ(山吹)の花です。黄金色に近い黄色が鮮やかです。 日本の春は 梅に始まり山吹で終わる と言われることもあるようで 古から人々に愛されてきた日本原産の花です。 万葉集の中でも １７首程の山吹を詠んだ歌が選ばれているようで 四季の移ろいを感じさせる身近な花のひとつですね。 日本・中国原産。 バラ科ヤマブキ属の落葉低木。

目にも鮮やかな山吹色の花。八重咲き山吹です。 八重咲き山吹は雄蕊が花びらに変化し雌蕊は退化しているため、実はなりません。 山吹で思い出すのは江戸城を築城した太田道灌（どうかん）の逸話です。 鷹狩りに出て雨に遭い立ち寄った小屋の若い女の人に蓑（みの）を貸して欲しいと頼んだ所、八重の山吹の小枝をそっと差し出され立腹して帰ったと言う話です。 　七重八重花は咲けども山吹の 　　実のひとつだに無きぞ悲しき 後日これは古歌を踏まえたもので女の人は貧しくお貸しする蓑※ひとつもありませんと言うことを 山吹に託して告げたのだと知り、太田道灌は自らの行いを恥ずかしく思ったと言うことです。 ※蓑と山吹の実を掛けた掛詞。 日本・中国原産。 バラ科ヤマブキ属の落葉低木。