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仙人草の一覧

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仙人草(センニンソウ) キンポウゲ科センニンソウ属のつる性多年草または半低木。道端や林縁など、日当たりの良い所に生える。茎はよく分枝して広がり、葉柄でほかの木や草に曲がりくねって絡み付く。葉は対生し、3~7個の小葉からなる羽状複葉。小葉は厚くてやや光沢があり、長さ3~7㎝の卵形または卵円形で、先端は小さく突出する。ふつう鋸歯はないが、茎の下部の小葉は2~3の切れ込みがある場合もある。花期は8~9月。葉腋から円錐花序を出し、白い花を多数つける。花は直径2~3㎝で上向きに咲く。白い花弁のように見えるのは萼片で4個あり、十字形に開く。萼片は倒披針形で、縁に白い毛が多い。果実は痩果。長さ7~9㎜の扁平な広楕円形。長さ3㎝ほどのフサフサした羽毛状の花柱が残る。茎や葉に皮膚にかぶれを起こす有毒物質を含む。漢方では根を威霊仙(いれいせん)と呼び、利尿、鎮痛などに用いる。 花が終わると花柱が伸び、白くて長い毛が密生する。これを仙人のひげや白髪に例えたのが名前の由来。 観賞用に栽培されるテッセンやクレマチスも同じ仲間。センニンソウ属は本種のように花が上向きに咲くグループと、半鐘蔓(ハンショウヅル)のように下向きに咲くグループとに分けられる。見た目は同じ属のように思えないが、葉が対生し、痩果の花柱が羽毛状になる点でひとつの属としてまとめられている。 よく似た牡丹蔓(ボタンヅル)との違いは次の通り。 センニンソウ ・葉は羽状複葉で鋸歯はない ・萼が長く雄しべが短い ・花色は白色 ボタンヅル ・葉は3小葉で鋸歯がある ・萼と雄しべはほぼ同じ長さ ・花色はわずかにクリーム色 出典『野に咲く花』『四季の野の花図鑑』『草木の種子と果実』
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