この桜の木は、村はずれにあります。 今は、用水路の側にこんもりと佇んでいます。 7、8年前だったでしょうか、桜満開の花見の季節。 陽気に誘われるまま犬の散歩に託けて私はこの木の下へ向かった時。 一台のタクシーが停まりました。 降りてこられたのは老夫婦でした。 ご主人が乗られた車椅子を奥様が押され 桜の木の下へ。 20年前、ご夫婦が植えた桜の木だと言われました。 此処には社宅が建っていて娘が産まれた記念樹として庭に桜の木を一本植えられたそうです。 それから、工場が閉鎖され社宅が取り壊されたけど桜の木だけが一本残されたようです。 老夫婦が越されてからも毎年欠かさずこの時期には花見に訪れるとのこと。 私が見かけたのは、それっきりですが、今でも元気にいらっしゃることを願って、私の中では、この桜を松本さんの桜と名付けています。 その松本さんの桜が今朝、3輪開いています🌸

初冬、小春日のころに返り咲く花のことを 「帰り花」と、いうのだそうですが、 これは、いったいどうしたことでしょう。 目を凝らしてよく見てください。 桜の花が🌸🌸🌸 秋風になびいています🍂

道路脇の用水路の向こうは高くなった畑の法面です。そこの雑草の中に鮮やかな青紫の塊が。用水を飛び越し、斜面をよじ登り、出会ったお花はメドーセージ、品種名は「サルビア・ガラニチカ」でした。 栽培されていたのが雑草化し畑の脇で増えていたのですね。 普段でも一方向に顔を向けているようですが、今日は風が強くてこの姿です。

こんなに賑やかなカラスウリの集団は初めてです。画面の外にもまだまだいっぱい居ます。 枯れ枝に絡まっていると柿の実みたい。拡大して確認しましたが、一個ぐらい柿の実が混じっているかも。まん丸な実も多くて・・・。 去年の冬、赤い実シリーズNo.30にあげています。