黒花引起し(クロバナヒキオコシ) シソ科ヤマハッカ属の多年草。山地に生える。茎は四角形で稜上に毛があり、高さ0.5～1.5m。葉は対生し、柄があり、広卵形で長さ6～15㎝。花期は8～9月。花はまばらな集散花序につく。花冠は暗紫色で長さ5～6㎜、唇形で上唇は3～4裂して立ち上がり、下唇は舟形。 その昔、弘法大師が倒れていた修験者に引き起こしの絞り汁を飲ませたら元気になったという伝説がヒキオコシの名前の由来。クロバナヒキオコシの名前は暗紫色の花の色からついた。ヒキオコシと同じように薬草として利用される。 出典『山に咲く花』『秋の野草』『野草の名前 秋』

黒花引起し(クロバナヒキオコシ) シソ科ヤマハッカ属の多年草。山地に生える。茎は四角形で稜上に毛があり、高さ0.5～1.5m。葉は対生し、柄があり、広卵形で長さ6～15㎝。花期は8～9月。花はまばらな集散花序につく。花冠は暗紫色で長さ5～6㎜、唇形で上唇は3～4裂して立ち上がり、下唇は舟形。 その昔、弘法大師が倒れていた修験者に引き起こしの絞り汁を飲ませたら元気になったという伝説がヒキオコシの名前の由来。クロバナヒキオコシの名前は暗紫色の花の色からついた。ヒキオコシと同じように薬草として利用される。 出典『山に咲く花』『秋の野草』『野草の名前 秋』

黒花引起し(クロバナヒキオコシ) シソ科ヤマハッカ属の多年草。山地に生える。茎は四角形で稜上に毛があり、高さ0.5～1.5m。葉は対生し、柄があり、広卵形で長さ6～15㎝。花期は8～9月。花はまばらな集散花序につく。花冠は暗紫色で長さ5～6㎜、唇形で上唇は3～4裂して立ち上がり、下唇は舟形。 奈良時代の末期に唐で真言宗を学んだ僧『空海』は、帰国後、高野山に金剛峯寺を建て、真言宗を広めた。書道に秀で『いろは』の作者とも伝えられる。平安時代初期の承和2年に入寂。天皇より弘法大師の名前を贈られる。その後、『弘法大師絵伝』『行状図会』『行状要集』『広伝』など、多数の弘法大師物語が弟子や関係者によって作成された。その中で、倒れていた修験者に大師がヒキオコシ(シソ科の多年草)の汁を飲ませたら元気になった話がヒキオコシの名前の由来になった。クロバナヒキオコシは暗紫色の花の色からついた名前。ヒキオコシと同じように薬草として利用される。 出典『山に咲く花』『秋の野草』『野草の名前 秋』